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翔設計グループ37年の歩み

はじめまして!翔設計広報室です。
これから、わたしたち翔設計を色々な角度からご紹介していきたいと思います。

記念すべき第1回は、代表取締役社長の貴船より翔設計がどのような会社かご紹介させていただきます。
これからどうぞよろしくお願いいたします。


私たちはこんな会社です

私たちは 1985 年に創業して以来、一級建築士事務所としてビル・商業施設や住宅の建築、マンション の建築や改修、防災・耐震関連、公共施設設計など多岐にわたる分野の事業を手がけてきました。

弊社の事業基盤は3つあります。
まずは【建築設計】(担当部署/建築設計事業部)で、意匠設計・構造設計・設備設計の技術者たちが、様々な公共施設、民間建築の企画・設計・監理業務などを担っています。創業時に手掛けていた歴史的建造物の保存事業から続く、建物の長寿命化に関する業務は、近年需要が高まっています。

次は【マンションの改修】(担当部署/改修コンサルタント事業部)で、分譲マンションの管理組合様 をお客様とした修繕コンサルタント業務にて多くのご依頼をいただき、大規模修繕工事やその他マンショ ンが抱える課題に対して、課題解決のお手伝いをしています。大都市圏を中心に高経年マンションが増えていく時代の中で順調に実績を重ねています。

そして、【構造設備部門】(担当部署/エンジニアリング事業部)では、数多くの官公庁の建物における耐震診断業務を担ってきましたが、東日本大震災後には民間建物への普及が急がれるようになり、ビル 向けの耐震診断メニューを多くのビルオーナー様にお役立ていただいています。また、ビル・マンション問わず設備関連の更新・改修・新設のノウハウは、今の時代において特に求められている分野の事業です。


いま、世の中に求められていること

高度経済成長時代に建てられた建物を、公共施設・商業施設・住宅の3つに分類してみます。
公共施設】では古い建物を長く使っている例もありますが、市区町村の合併などもあり、建替えや新築移転されるケースも少なくありません。新たな機能をもつ建物が必要になれば新築されますし、長く変わらない機能であれば使い続けることもあり、新築と改修の両方が求められる分野になります。

【商業施設】の多くは、スクラップ&ビルドで建替えが進んでいる分野です。時代の変化に合わせて、ビジネスモデルも変わり、求められる建物を新たに建築する必要があるからですが、その建物で商売をして収益を上げるので、建替えコストを捻出しやすいからです。しかし、近年の傾向として、建替えではなくリニューアルリノベーションコンバージョンという手法が広まってきているのも事実で、新しい考えで建物を使い続けるアイディアが求められている側面もあります。

【住宅】はどうでしょうか?
賃貸専用住宅でなければ、その建物で商売するわけではないので、建替えコストを捻出することもできず、そう簡単に建替えとはなりません。そうなると長く使っていくことになり、その先に老朽化との闘いが待っています。老朽化するのは建物だけでな く、住んでいる人もですから、経済的・物理的制約も少なくないため、長く快適に使っていることの難しさに直面してくる時代がやってきました。さらには、分譲マンションの管理組合・理事会運営といったサ ービス分野での課題も浮き彫りになっています。

いま世の中では、SDGsの考えが広まり、スクラップ&ビルドよりも、再生・活用という方向で 建物を扱っていこうというする流れが生まれつつあります。新築でも再生でも、それぞれに課題が存在しますが、特に改修においては様々な課題に直面していきます。そこには既存の制約があり、建物を使いながら課題を解決する必要があるからです。

建物の利活用と再生。これがこの分野において、専門家が求められる時代になってきたと感じています。


課題解決で社会の役に立ちたい

今もこれからも、世の中に求められるのは「課題解決能力」です。時代の変化をフレキシブルに捉え、 社会に役立つ技術とコンサルティング能力を身につけ提供する、という翔設計独自のスタイルが、それぞれの形に結実してきたと思っています。

建築設計における課題解決コンサルタントとして、翔設計はこれからも個人・企業・社会の課題を解決するお手伝いを続けていきたい。そしてそれを楽しんでいきたいと考えています。 ~楽しさを共に創り続ける~ を理念として、翔設計はこれからも社会の役に立っていきます。
(次回に続く)


(広報室)
いかがでしたか?
次回のテーマは、「設計業界のこれまでとこれから」です。
どうぞお楽しみになさってください!




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