見出し画像

思春期に大量発生する揚げ足取りのトリセツ

「親への反発」

大きかれ小さかれ、
その感情は年頃の子供に湧くものです。

僕自身も中学生の時には、
毎日のように口喧嘩をしたり家出をしたものです。

しかし心の中はまるで、
親という偉大な壁を素手で壊そうとしているようで
もうボロボロだったりするのです。

一方で親は可愛い小動物を殴っているようで心が痛んだりするものです。

なので今回は、

思春期に大量発生の揚げ足取りのトリセツ

を書かせて頂きました。

反抗期というのはそもそも

「ここまで育ててくれた。」

という事実が親と子に勝敗をつけるなであれば、
戦う前から負けを決定づけます。

そんな時僕達は何をしてカッコよく負けようとするのか。

多くの場合が、

「揚げ足取り」

になってしまいます。

「さっきまで感情的になるなって言ってたのに、今そっちが感情的になってんじゃん!」

「いや、そっちもテレビ見ながらスマホいじってましたけどね?」

「部屋汚いけど、これとかあなたのものでしょ?」

こんな感じで...。

親の過去の行動や言動と矛盾した行動と言動にツッコミを入れるんですね。

何かを注意した時、
注意した側はあまり覚えていませんが
注意される側は意外と根に持つものです。

だから注意された側は、
注意した側の矛盾を許せないのです。

携帯1日2時間まで

のルールを作った親が平気で2時間以上携帯をいじるのが許せないのです。

しかしこの矛盾というのは口論に置いては最強の武器になります。

相手の矛盾を相手に突きつければ相手は苦しい返答しか出来ません。

こうして子は親にそもそも負けの勝負に勝った気になるのです。

これが反抗期などにおいての
揚げ足取りの正体です。

じゃあなんと声をかけてあげればいいか。

僕は

「そんなことしなくてもあなたは弱くない」

だと思います。

勝つのも強さ、そして負けを認められるのもまた強さです。

しかし思春期の僕達は負けを認めるのはダサいことだと思ってしまい、どうせ負けるなら弱いやつだと思われたくなかったんです。

だから、
もう揚げ足なんて取らなくてもあなたは強くて素敵な子ということを存分に伝えてあげて欲しいです。

普段思っていことを伝えてあげて欲しいです。

親も人間なので揚げ足取りにイラッとすることも、
勿論あると思いますが

やはり大人の余裕を偉大さを見せつけてやって、

完敗させてあげてください。

言い合うことも大事な内容もありますが、

たかが、学生様の揚げ足取りに貴重なエネルギーを使うことはありません。

僕も7歳離れた弟が最近、少し言い返すようになってきてイラッとすることもあります。

そして完膚なきまでに言い返してしまい、その夜中に後悔するまでがセットでした。

僕も弟もまだ自分の弱さを認められない段階なんですね。

人は不完全で矛盾する生き物です。

その不完全さを愛せるか愛せないか。

それによって肩に乗る重りが違ってきます。

是非、僕や弟を含めより多くの人が

人の不完全な部分を愛せるようになることを願っています!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?