2022年の振り返りと2023年の抱負(面白くない)

2022年は活動的だった。コロナで2年潰された反動でやりたいことが沢山あったし、他の人からも同じ思いが感じられてますます気持ちが盛り上がった。一方で仕事は昨年の間にほとんど進め方を覚えられていたので非常に安定していた。そのおかげで大喜利主催に時間と気力の多くを振ることができた。

2022年1月
大阪はまだまだ自粛ムードだった。昨年の年末から急にポケモンカードにハマって、毎日大阪駅近くの大丸にあるポケモンセンターにカードを買いに通っていた。ポケカの絵は最高。見てると幸せな気持ちになるよね。ちょっと信じられないくらいお金使った。
Discordで関東の大喜利の人たちとポケカ対戦会をやって、ムゲンダイナデッキ使って「ドレッドエンド」と言いまくってたら、信じられないくらい盛り下がった。
多分年末に出るその年の総決算のパックが好きなので、毎年年末に数箱買うを繰り返すと思う。

2022年2月
スケジュール表を見ると二足のわらじライブと書いてあるので、多分出たのだと思う。中岡さんと出たのかな?あまり覚えていない。中岡さんとのコンビは奇妙なコンビだ。お互いがお互いのお笑いに強く執着しているので、どこかで譲らないと2人のネタはできない。一方で、完全に自分のお笑いから離れて譲ってしまうと、2人のどちらもボールを取りに行かないポテンヒットみないな滑り方をする。学生時代、基本的にピンネタに逃げてきたから貴重な経験だった。

2023年3月
楽屋Aの初代劇場メンバーの座をかけて、口火ライブが始まり、自分もピンで参加した。プロに混ざってアマチュアがネタで競い合って、評価されてたりされなかったりする場があるというのは長年夢に見ていたことだったので、「うわぁ、時代・・・!加藤さん、ありがとう・・!」と思った。
一方で、自分がネタを心から楽しむには、もう2、3,4,5個くらい壁を飛び越えなきゃいけないと思った。学生時代「こうやってネタを作ればウケる!」と手ごたえを感じたものだったが、それから時代は遠く先に走り去ってしまった。手垢まみれで型遅れの脳みそから出てくる自分の発想に自分であまりワクワクできないので、この時期以降あまりネタをしていない。

2022年4月
とうふくん主催のメインテーマに中岡さんと出させてもらった。とうふくんがずっと続けているライブで、色んな芸人が出ていて、お客さんもしっかり来ていて、とても良いライブだなあと思った。なんとなくこの時期から、プレイヤーとしてお笑いに関わることより、主催として関わることに心が動いてきていた。

2022年5月
東京でEOT第9章に参加した。東京の大喜利は速い・・・。EOTにも過去1度参加したことがあったけど、その時は予選を上がれる気は全くしなかった。
とにかく数はちゃんと出そうと思って、ツモッた回答を吟味せずにとにかく出した。結果としては予選敗退だけど、かなり惜しいところまで行ったので、悪い戦略ではなかったと思う。
それにしても、大喜利の大会で会場全体のボルテージがぐんぐん上がっていく高揚感を得たのは久しぶりで、本当に良い大会だった。めちゃめちゃ楽しかった。
打ち上げで、めちゃめちゃはしゃいだ。大喜利の打ち上げ自体久しぶりだし、長らく会っていなかった人たちと会えてテンションが上限に振り切っていた。虎猫さんと一緒にいて本当にぶっ壊れてしまいそうになっていたところで、千代園さんと席交換して虎猫さんから離れるよう周りから言われて、しぶしぶ移動したのを覚えている。
冗談で「関西の大喜利は終わった!」と喚いていたけど、本当に終わったと思っていた。東京は上京して一人暮らしの人が多い一方で、大阪は地方都市。地元の人が多く、大切な家族のために徹底したコロナ自粛をしていた。新人は長らく入って来ていないし、なんとなくみんな大喜利でできた友達と時々飲みに行くだけの間柄になっていくのかなあと思っていた。
本当かどうかは知らんけど、ここでゴネたおかげで燃ゆカスさんが別天地やろうと思ってくれたらしく、後日大阪の公民館を予約してほしいとお願いされた。一瞬で予約した。ゴネ得ってあるなあと思った。声が大きくてうるさいのは必ずしも悪いことではない。

EOTの2日後、トルクレンチガールズ主催のライブに出させてもらった。ネタについてネガティブなことを上で書いていたけど、この日はとっても楽しくネタをできた。「トルクのライブでこんなネタしたらバカバカしくてみんな笑ってくれるんじゃないかな!」と思いながら作ったネタだった。漠然とバトルライブで勝つネタを作ろうと思っても、碌な発想出てこないけど、具体的にここでこいつを笑わせようと思うと、もう少し自由にネタを作れるなあと気づいた日だった。

いつから準備してたら忘れたけど、翌週第1回大喜利飯゜杯を開催した。EOTのときに、思ったより関西遠征したいという人が多かったし、誰か来てくれたら嬉しいなあと思った。当時、まだコロナ自粛直後でぼけっとしている関西の大喜利界隈に、関東の遠征勢が来てくれたら、良い目覚ましになると思っていた。結果、Kouさんときりまるくんがボコボコ全員ぶん殴って帰っていった。
本大会ではあえて回答時間をタイトに設定していた。回答者にプレッシャーをかけることで、EOTみたいな熱気が出ることを期待していた。でも、あまり上手くいかなかったかもしれない。多くの人が要求されるスピードに対応できていなかった。「EOT、一日にしてならず」だと思った。大会としての実績があり、それに対応するために参加者がルールに適応しようと努力をするほどの大会の価値があって、やっと成立するルールがあるな。と思った。

関西でも徐々に大喜利会の数が戻ってきていた。特に大会が増えた。こうなると、飯゜杯を何度もやるのも需要と供給あってないなあと思った。
会社からの帰り道、「関西で借りれる一風変わったレンタルスペース」で調べてたら、兵庫の山奥の廃校が借りれるらしく、「これだ!!」と思った。全く何が「これだ!!」なのか分からないけど、気づいたときには車の運転ができる大喜利の人数人にDMで協力を依頼していた。次の日にはもう施設を予約していた。

2022年6月
廃校大喜利を開催した。なんか知らないけど死ぬほど疲れて、死ぬほど楽しかった。来た人なら分かってくれると思う。めっちゃめちゃ楽しかった。フルーツバスケットして、大喜利して、ドッチボールして、BBQして、徹夜でポーカーして、間違えて図書室にいっぱい虫入って来ちゃって、マイドンさんの朝食を食べた。
東京からありえないほどでかい車で来てくれたみんな本当にありがとうございました。

2022年7月
チーズ捨て丸さんの大喜利ライブに出させてもらった。めっちゃ好きなプロの芸人さんと一緒に大喜利できて嬉しかった。

2022年8月
大喜利別天地の手伝いに行って、翌日大喜利飯゜杯を主催した。数週間後、新人賞の審査員もさせてもらった。
「面白れえやつら、全員大喜利はじめろ!!!」という気持ちだった。本当に面白れえやつらが沢山大喜利をはじめてくれた。嬉しい。
マジで、関西大喜利界隈は盛り上がってきたと思う。誰だよ「関西大喜利は終わった」とか大声で喚いてたやつ。バーカ。

2022年9月
馬肉かなめさんのポケモン対戦するライブに出させてもらった。楽し過ぎてテンション変になった。今年は楽し過ぎてテンション変なることが多い一年だった。田野さんの荒城の月ライブを初めて見に行った。当たり前のようにプロとアマチュアが並んで大喜利をしていて、なんか衝撃を受けた。こういうライブ、あっていいんだなと思った。思った次の瞬間、自分でもやりたくなっていた。
大阪帰ってから、トルクレンチガールズを飲みに誘った。2人それぞれに思いの丈をぶつけて、協力してもらえることになった。

2022年10月
整骨院通いだした。全く肩こり解消せず、2か月で行かなくなった。

2022年11月
中岡さんの単独ライブに呼んでもらった。ライブ後、楽屋Aを貸してもらって出演者で少し飲んだ。チーモンチョーチュウさんと普通に立ち話したこと、ずっと忘れないと思う。
中岡さんの吉本の同期のみなさんは、ほとんどはもうお笑いをやめていた。舞台に立つのも本当に久しぶりだったらしいんだけど、そうは見えないくらいパワフルだった。終わった後、本当に楽しそうにNSC当時の話をしていたことが印象的だった。
数十年後、こんな風にお笑いできたら最高だなあと心底思った。お笑いをやった時間は消えない。

2022年12月
「トルク君さあ、じゃあ大喜利でオレ達に勝てんのかよ」ライブ、最高だった。本当に楽しかった。多分、まだまだ良くできるんだと思う。けれど、出演者には大喜利の凄みを本当に見せてもらえた。
こういうライブ、みんな沢山主催していきませんか?楽しくなかったですか?僕はもっと、こういうの見たい。
大喜利って、突き詰めていくと競技的な強さと、ライブ的な強さがあって、その両方の道を進んだ先に真の大喜利の面白さがあると思う。不思議なことに、一方が強い人は、もう一方も強いから、完全な分かれ道ではないんだと思うけど、どっちの道もそれぞれ歩く楽しさがあって、どっちの道も歩いたら2倍楽しめるんだと思う。
ここはまだ自分で言語化できていない。意見とか信条ある人はこっそり教えてほしい、自分の意見を固めるための参考にします。

マイドンさんの大喜利カレー最高だった。こんな大喜利会が沢山あったら幸せだ。大喜利はコミュニケーションゲームとしても大変優秀で、その側面を強く感じられた日だった。

大喜利ピザラボ、最高だった。主催してよかった。楽しい×楽しいで楽しいに決まっている。
完全に記載し忘れたけど、今年は肉を焼く会を主催したり、マイドンさんの別荘大喜利に連れてってもらったとき、沢山料理を振舞った。料理、楽しい。料理も大喜利も、魅力はそれを使うことで人とコミュニケーションをとれる楽しさなのかなと思ってる。まだ意見固まってないけど。
会話でのコミュニケーションって全然万能じゃないしかなり弱いコミュニケーションだけど、料理や大喜利はもっと違う角度から人にアプローチできる。言ってることかなり胡散臭いな。もう少し具体的で現実的な表現にしたいけど、まだちょっとよく分からない。けど、多分、料理も大喜利も今後も続けていくと思う。

2023年の抱負
「料理をする、食べる。大喜利をする、主催する。ネタを見る、やる。できる限りで」
来年は部署を超えた異動があって、仕事がガラッと変わるし、趣味にあまり時間を割けないかもしれない。8年ぶりに東京戻って、孤立しちゃうんじゃないかみたいな怖さがかなりある。けど、まあ引き続き楽しくできる気もするし楽観的にやっていきたい。




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