ShopifyのデフォルトSEO設定: 初心者ガイド
Shopifyは、SEO対策が強力なプラットフォームとして知られています。
この記事では、デフォルトで設定可能なSEO対策について説明します。
(SEOとは、Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)の略語で、ググった時の表示順位を上げるための対策や技術のことを表す用語です。)
1. titleとdescription設定
ShopifyでのSEO対策において、タイトル(title)とメタディスクリプション(description)は非常に重要な要素です。
タイトルは、ウェブページのタイトルバーに表示されるテキストであり、検索エンジンの検索結果ページにも表示されます。このタイトルは、ページの内容を簡潔に要約し、検索エンジンやユーザーがページの内容を理解しやすくするために重要です。
メタディスクリプションは、検索結果ページに表示される短い説明文で、タイトルと同様にページの内容を簡潔に説明するために使われます。メタディスクリプションを通じて、ページの内容をより詳細に伝えることができます。Shopifyでは、これらのメタディスクリプションを各ページごとに個別に設定することが可能です。
■ titleとdescription設定サンプル
■ 検索結果プレビュー
2. リダイレクト設定
Shopifyのリダイレクト設定は、ページのURLを変更する場合に、旧URLから新URLに自動的に転送する設定のことを指します。
Shopifyでは、リダイレクト設定を行うための機能が用意されており、以下の手順で設定することができます。
オンラインストアからメニューをクリック
リダイレクト元を記載
リダイレクト先を記載
リダイレクトを保存する
3. 構造化データ
Shopifyでは、テーマの内に構造化データが入っています。
例えば、無料テーマのDebutにはorganizationやproduct、article等の構造化データがはじめから用意されています。
Shopifyの構造化データは、Googleや他の検索エンジンに、ウェブページの情報を分かりやすく提供するために使用されます。
また、構造化データのおかげで検索エンジンがページの情報を正確に理解し、より多くの情報を表示することができるため、SEOの効果が期待できます。
4. ストア速度の最適化
ストア速度の最適化サーチエンジン対策が最適化されているかどうかは、検索結果のランキング順を決めるスコアの測定にも影響を与えます。
Shopifyのストア速度を最適化するには、以下の方法を試すことができます。
画像の最適化:高解像度の画像をアップロードすると、ページの読み込み速度が低下する可能性があります。Shopifyの画像圧縮機能を使って、ファイルサイズを縮小して、画像の品質を維持することができます。
キャッシュの活用:ブラウザーのキャッシュを活用することで、ページの読み込み速度を改善できます。Shopifyの設定で、キャッシュ期間を設定し、ブラウザーにキャッシュされたファイルを再利用できるようにします。
アプリの最適化:Shopifyアプリを使用している場合は、ストアの読み込み速度を遅らせる可能性があるため、アプリの最適化が必要です。使用していないアプリを削除することや、不要な機能を無効化することができます。
CDNの利用:CDN(コンテンツデリバリーネットワーク)を使用することで、ページの読み込み速度を改善することができます。Shopifyには、自動的にCDNを利用する機能が組み込まれています。
テーマの最適化:Shopifyのテーマを最適化することで、ページの読み込み速度を改善できます。テーマの設定で、不要な機能を無効化したり、CSSやJavaScriptを最適化することができます。
Shopifyでは、サイトの評価やパフォーマンスを測るスコアを、管理画面からいつでも確認できます。(管理画面からストア分析 > レポート > 行動セクション > オンラインストアの速度 を選択する)
まとめ
ShopifyではデフォルトでSEO対策ができるような仕組みが最初から備わっています。
SEO対策を意識したEC事業を始めたい場合はShopifyがオススメです。
今回の内容はShopify運用大全 最先端ECサイトを成功に導く81の活用法を参考にさせていただいております。
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