2020年8月1日、葉月の始まりに

いよいよ8月に入った。

簡単に言うと、7月が終わったということになる。昨晩は携帯の電源を切って22時前に横になり、されどもなかなか寝付けず、結局日付をまたいだぐらいにようやく気を失った。

そんな8月を迎えた。

ここ近畿地方は、7月最終日に梅雨明け宣言を出した。こういうきっちりしたところ、嫌いじゃない。
梅雨明け宣言が出た数時間後、強い強い夕立が大阪を襲った。

しかし、それでもすぐに強烈な晴れ間がくるから面白い。「西の空には虹がかかっている」と、ラジオの阪神中継にてアナウンサーが口にした。

どれどれ、甲子園から見えるのならば、僕の家からも見えるのかもと、家を出た。

家の近くの橋を渡るところで、西の空と東の空を見渡せるお気に入りの場所がある。そこに向かった。

虹が出てるらしいから、それを目当てに散歩に出かける。

なんと長閑な。どこか牧歌的な響きだと思った。
そういう理由で家を出るのもいいもんだ。
バイトがあるから、学校があるから、肉を買うから、喉が渇いたから、リモート授業があるから、ネットを使うからっていう理由が9割強を占める僕の外出理由だったけど。
こういう理由をつけて外に出るのでも十分かもねって。

さて、今日は本来なら(本来ならっていう表現はおかしいか)、東京にて行われる学部時代の同級生の結婚式に行っている日だった。
そもそもとして、4月に結婚式が予定されていたのだけども、この状況があって、8月に延期になったんだ。

そして、8月1日の土曜日は、僕は授業になっている可能性があるし、実習の直前だしテスト期間になってるかもだしという理由で、
今日の結婚式には出席しない旨を伝えたのでした。

結局、僕の実習はなくなったし、テスト期間もこの週明けからじわじわと始まる予定になった。でも、ちょうど今日は3コマのリモート授業が入って。それと明後日には採用試験に向けて北海道に行くことになっている。

外出云々を気をつけなくちゃならないのはもちろんなのだけども、交通費の出費も尋常でないのが目に見えてきたので、
今は行くべきじゃないんだって、日を追うたびに自分に言い聞かせるようになった。

今朝は、起きて早々筋トレの肩種目をみっちりやって、やよい軒で味噌カツ定食を食べて。

そしてコインランドリーでpodcastの完パケをやった。

それからはリモート授業のためにネット環境を求めて二軒の喫茶店をはしごした。

当初は一軒で済ますつもりだったけど、一軒目の冷房が強すぎて。
それで二軒目に移動したというわけだ。一軒目に滞在した時間は1時間ぐらい。二軒目に滞在したの6時間以上。もう、いすぎである。私は深く深く反省すべきだ。


今日の授業は、まず言語聴覚障害の特論。

今日はVTRを見て、思ったことや質問したいことを提出するというもの。

失語症になった人が社会復帰をするにあたり、それはそれは様々な障壁があるわけだけど。
こうして勉強をしている僕でさえ説明ができないところがある失語症という全体像を、勉強をしていなくて、一体それがなんなのかがわからずにいる人というのは間違いなく多いはず。

もともと働いていた職場に復帰することができたとしても、雇いますよという会社が現れたとしても、
実際にその人が会社に行き、働こうとしたところで、
こんなことも難しくなるのか、どうしたらこの人がやりやすくなるのかというのを、ゼロから考えなくてはならない場面が多いのではないのかと疑問に思った。

失語症患者の方にとってのコミュニケーション手段の一つに言語聴覚士がなれるのならば、同時にその失語症患者の方とやりとりしようとする、会社の人にとっての手段にも言語聴覚士がなるべきなのではないかと思った。

例えがわかりにくいかもしれないのだけど、海外からやってきた重役的な人がきたときに英語と日本語を操れる人がそこに求められるように、

言語聴覚士というのは失語症の人と一緒に仕事がしたいという空間に必要なものだという認識を、もっと広められないだろうかと思った。

前者の人は、バイリンガルという名前でその存在がかなり生存権が広まっているなと思うのだけど、それに比べると言語聴覚士というのは知名度という意味での生存権は広がりが見えていないような気がしている。

そもそも、僕もこの学校を受験して入学するまでは言語聴覚士がそんなことができる人だというのを知らなかったし、言語聴覚士という言葉自体もよく知らなかった。

その会社に属する人しか、該当の会社に出入りできないというのが多いと思うのだけども、例えば派遣で通訳が出来る人を読んだり、もしくは通訳という職種で雇用したりするように、失語症患者の方と会社の間を介する役割を仕事として、求める時ってこないのかなというのを強く考えた。

今はまだ、医療手段の枠にカッチリなっている気がするのだけども。
(もちろん、医療手段であることが悪いというわけではないし、医学的根拠に基づくべきものだとも思っている。)

だけど、退院をして、病院からそとの世界に出ると、そこからの言語聴覚士の介入の場は果たしてどれだけあるのだろうかというのが、甚だ疑問であって。

こういうところが、僕らの未来な気がした。そういうことを思ったVTR視聴だった。


次、呼吸発声系医学の授業。喉頭まわりについて教えてくれる先生の授業だ。

これまで学校での対面授業では、めちゃめちゃ見やすい講義資料とめちゃめちゃわかりやすい普段着の言葉での説明に感動していたのだけど、

残念ながら学校での授業ができないため、配布されたレジュメを読んで、問題をというという時間だった。

2コマ目と3コマ目でそれぞれ10問ずつ。合わせて20問を、自分で問題解説しつつ解き進める。

4日後からテストがあるのだが、今日も結局そのテスト勉強には手をつけられなかった(現在18:30)。

そして、今日はちょっと熱が入った。気がつくと2300字を悠に超えている。(2400字をちょうど超えました。)

明日がテスト勉強だけに避ける、最後の日とも言えよう。(ちょっと大げさだけど)

いや、明後日が早朝の便に乗らないといけないから、その準備もしなくちゃならないね。

兎にも角にも、時間をきっかり区切って。
ある程度のところまでやればいい。楽しい日曜日になりますように。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?