2020年7月27日、呆れるほどに動きが遅いのだろう

気がつけば、18時を回っていた。

今日は3時ごろにぼんやりと起き始め、結局5時前に活動が始まった。
筋トレをしてから、アルバイトへ。
今日は一日雨なのだろうかと、雨具の用意をしつつ重い足でバイト先に向かった。
幸運なことに、結局一滴も雨に降られることもなくアルバイトを終えることになった。
そして、たまに理不尽な怒号が飛ぶものの、大した問題も起こることもなくアルバイトを終える。
家に帰り、1コマ目の遠隔授業を受けるためにシャワーを浴びて外出の準備を整える。
結局、家を出られたのは10時前。

どうも僕は、「授業開始」という機会をくれる大学という存在がないと、時間に間に合わせようと行動を早めることができないようだ。

10時過ぎ、遠隔授業を受けるためにネット環境のあるカフェに入店。
毎度毎度ここに長居していて、もちろんお金は払っているのだが、申し訳ない気持ちがハンパないもので。
だから今日は午前中だけここにいて、お昼からはどこか府立図書館あたりに行き勉強することにしようと思っていた。

甘かった。
結局、こんな時間までいてしまった。8時間。
8時間だなんて優良企業じゃないんだから。

さて。
今日は聴覚障害の授業を午前中に受けた。

この前期を包括的に、大事なところを何度も丁寧におしえてもらっている。
今日の課題として、下記のものが出された。
[乳幼児の聴力検査を適応年齢の低い順にならべ、BOAなどの略称と日本語表記、および手順について簡潔に記してください]

というわけで僕が提出した答えだ。

▷自覚的聴力検査
<定性検査>
・BOA(聴性行動反応聴力検査):0~12ヶ月(0~1歳)
楽器や声、ワーブルトーンで反応を見る
<定量検査>
・VRA(視覚強化式聴力検査):4~24ヶ月(1/3~2歳)
聞こえを視覚報酬で強化し、振り向きで反応をとる
・COR(条件詮索反応聴力検査):6~24ヶ月(1/2~2歳)
左右のスピーカーから交互に音を出し、視覚報酬で強化して検査する
・Play Audiometry(遊戯聴力検査)
→Peep show:24~36ヶ月(2~3歳)
音が鳴りボタンを押すと覗き窓が光り、中が見える仕組みで検査する
→数遊び法(Barr法):36〜72ヶ月(3~6歳)
音が聴こえたら、1本ペグをさす等好きな遊びを約束して実施する

▷他覚的聴力検査(ABR/ASSR, OAE, ティンパノなど)を必ず併用することとする

そんなわけでした。

午後からは失語症の授業。SLTAの検査模擬データをもとに、どんなところに目を向けていくかを考えた。
そして、SLTAについての練習問題を解いた。これがまた時間がかかったかかった。まいったまいった。

そんなこんなでこんな時間。8時間もここに滞在してしまった。

ここで働く店員さんも、もう夜のシフトの人が回している。
きっと、「またあいつだ〜」なんて思われてるのだろう。
でも仕方がない。

今日は大学から連絡があって、試験時間割と8月の予定が変更になったと連絡があった。
当初5科目あるとされていた来週の試験は、3科目に減った。

そして、8月後半に、もう3科目が追加されていた。
足し算が合わない気がするが、そういうことだ。

学校で働く人たちも、つくづく大変な思いをしていると思う。

僕はどうやら、まだまだ力が出せずにいる。
でも、力が出せない今の状態が今の全力だ。

明日はZoomを使った失語症の授業が2コマ。
こんな感じに疲弊してしまうから、
明日は朝起きたらこの問題に、早めに手をつけておこう。

話はまた飛ぶが、来週の採用試験で泊まるホテルも押さえた。
昨日までは、父と一緒にホテルに泊まろう押さえていたのだが、
父の体調が優れないから、急遽一人で泊まれるところを探すことにした。

なんだか、後ろ向きというのか、後ろ髪を引かれる形でのホテル予約になった。
悲しんでいる暇はないのだが、
どうしても悲しくなってしまうから虚しいものだ。

老いというのはこういうことなのだろう。
それは発達という尺度の中ではごくごく正常な、そのままの動きの筈なのだ。
しかし、どうしたものか。

ひとまず、ちゃんとここで就職を決めてしまって、
何年かの間、働けたらいいのだろうか。

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