2020年7月29日、頼れるものを見つけられるという状態

一昨日、昨日と僕はビールを飲んで眠った。眠れないからなのか、暑い日が続くからなのか、あとはただただ気持ちがぐらついていて、酒に頼ってしまってるからなのか。どれなのかはわからないけども、そしてどれも理由なのかもしれないのだけれども。

今朝もどこか、重い気持ちで目を覚まし、仕事場に向かった。

5月下旬にアルバイトに復帰して、日に日にバイト先に向かう時間が遅くなっている。そして、日に日に気分がダウナーになっているのがわかる。

国試の問題を解いていても、採用試験を受けていても、僕の処理能力の遅さというのに悲しくなっていた。

文を読むのも、問題を解くのも、僕はみんなよりも時間がかかるようだ。

そういうのがわかり、一度学年の最下位を叩き出した(二部構成のうちの、二部目を一問としてとりかかれなかった)のもあって、ああ、僕だけなのか。とも思ったわけでして。

なので、タイマーを使って問題を解くようにしてみた。近頃は講義科目のテスト勉強もあるのでなかなかそのタイマーを使うことができていないのだけれども、どうすれば僕の処理能力は、テキパキと、メキメキとよくなるのだろうかと思い悩んでいる次第だ。

そんなこんなをしていた昨今だったけども、
今日のバイト先でも、また怒鳴られてしまった。今日浴びた言葉は、「君ね、仕事が遅いんだわ。何をするにも遅いんですわ。」「考えてやったらわかるよね。」

こういうことを朝も早よから言ってしまうだなんて。しかもいろんな人がいる前で。ああ、そういう人なのねっていうのを印象として根付かせているけれども、そう根付かせたところでコーピングできるストレスではないのだな。

新しいエリアを担当するようになって2週目になった。新しいところについて2日目から怒鳴られが始まった。

これまでの人は良かったのかもしれないが、今の僕にはこの怒鳴られは気持ちが持たない。

僕が言葉に敏感なだけなのかもしれない。だけど、今の心の炎症反応を放っておくと、それに対して炎症を起こすエネルギーすらなくなってしまうような、そんな恐れの気持ちが湧いてきて。

これまで何度か折れかけて、カメラに押さえておいたバイト先にある相談窓口の電話番号に電話をすることにした。

もちろん、僕の仕事が遅いのはわかっている。それは全体の流れに若干の妨げになっていること、それが思い通りにならないストレスを与えているのも承知している。
それでも、それが怒鳴られ続けることで疲弊され続けて良い理由にはならないはずで。

これまでは自分の中に悪さを認める自分を作って、自分の中で、そこで燃え盛っては燃えかすになるのを待って。そういう処世術みたいな戦略をとっていた。

でも、そうはしていられないって思って。

これまでの渡り方は、自分をズタズタにするやり方だったけれども、それだと今の僕は、勉強をするにしても集中することができなくて。集中ができなくては、来週からのテストにも身が入らないし、国試に向けた勉強にも、そして生活自体が苦しくなってしまう。

「人は経験を積み重ねると、ストレスに強くなる」だなんて言葉をどこかで耳にしたことがある、気がする。

だけど、そういうことではないようだ。少なくとも僕は。

では、経験で何が得られるというのか。
それは、こういう時にこういう方法があるぞ、と試した経験値なのだと思う。

これまで、相談をして解決するというのを恐れてできなかった僕は、することにした。

弱くなっている分、この重圧に押しつぶされない方法を。


ああ、今日は呼吸発声系医学の講義(内容は嚥下障害)と失語症の講義を受けたのに、ここまで振り返りはゼロだ。

今日は何をしたんだろうか。

呼吸発声系医学では、気管内挿管についての話から、神経疾患、球麻痺、偽性球麻痺、そして認知症についての話題を扱った。

失語症の講義では掘り下げ検査の結果モデルから、そのモデルさんの聴理解と読解の概形をどう捉えるかというのを考えた。

そして、3日連続で課されたSLTAについての課題を解き切った。

これが大変時間がかかったが、丁寧に、自分が納得する形で。
これはよくできたと思う。

今日で、大学から出された遠隔講義は終わった。

まだまだ発表される感染者数がどんどん増えている。大阪も3ケタを越え続けている。
また、学校とつく学校に「登校禁止令」的なお達しが来る日も正直遠くないと思う。その時、僕はどういう状態でその状況を受け入れられるだろうか。

今日もしっかり眠ることにしよう。

こういう状態だと、何も僕が書きたい、僕に読ませたいと思えるような文が書けていない感じで、すごく、とても、もどかしい。

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