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あなたに出会えて良かった。


【あなたに会えて良かった】


どれだけの人が本心で、そう思える人がいるでしょうね。


私がこの言葉を聞いたとき、

自分にとってその対象となるのはやはり

友人、恩人、宿敵でした。

今までの人生、特に20代前半までの間、

通常であれば決して会うことは無かろうと

感じる方との出会いが多かった。

彼らに対する感情は、

『私が生きるために、私と出会ってくれてありがとう』

という感情が強いです。



そんな私にとって、

『生きてきた中で、出会えてよかった』

と思える人は、やはり、パートナーとして生活している嫁さんです。



彼女との出会いは、社会人になり、

転勤で地元に戻ってきていた頃でした。


以前の投稿『#ファーストデートの思い出』で

記載した通り、ひょんな事から始まった恋愛でした。


【彼女と会えて良かったこと】


それはもう、沢山あります。

私は嫁と出会う前から、恋愛というものは人並みにはして来ました。

けれど、『付き合っていても、主導権は俺だ』

とでも言うのでしょうか?

ひねくれていたのも合間ってか、

お付き合いする女性を大切にしようと考えたことはありませんでした。

(最低な人でしたね。。。)


「旅行に行きたい」と言われても、相手にせず。

「外食がしたい」と言われれば、馴染みの近隣の居酒屋に連れていき。

記念日にプレゼントも渡さず。


休日には、友人と飲む歩くか、読書するか、勉強するか。




・・・己の世界の邪魔をして欲しくなかった。

まぁ、子供だったわけです。本当に相手を好きになった事が

無かったのでしょう。



度々「結婚したい」と言ってくれる女性と

付き合うこともありましたが、進展はしませんでした。



嫁さんと付き合いだしてからですね。


旅行に連れて行けるように努力したり、

彼女の好みのオシャレな店を探したり。


デートコースをチェックし、その場にふさわしいであろう服装を

背伸びして着るように努めました。


洋食店が好きな嫁さんにとって、私は店に慣れておらず、

ぎこちなかったと今でもよく言われます。




話を元に戻しますと。。。

恐らく、どんな綺麗な女性と付き合っても、

私はそんな努力はしなかったと思います。


彼女と関わって行くうちに、

それまで長い間自分の内側を出さずに来た自分を、

さらけ出せるようにしてくれた彼女だったからです。




大人になるとよく、『多くを諦めなければいけなくなる』

と聞いたことはありませんか?

特に結婚すると。



本来はそうではなく、

【覚悟を決める】からこそ、全てを選べなくなるのだろうと。

それが人生なのだと。



人はどこかで、【覚悟】を決めなければいけません。

男ならば、尚更です。




私にそのチャンスをくれたのが、嫁さんでした。




まだまだ、諦めたく無いと感じる事は実際には多いです。

「男がすべての欲を捨ててしまって良いものか・・・」という考え方も

多少残っています。



それでも、今の自分を形作ってくれた大切な人だと思っています。



これからも、大事にしていきたいですね。



#あなたに出会えて良かった

#一息

#大切な人

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まだまだ未熟な私ですが、これからも読み続けていただけると有難いです。これからもどうぞ、宜しくお願いします。