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閉鎖空間

昔は明るい場所が好きだったけど最近は暗いほうが惹かれるようになってきた。

暗ければ全体の統一感が出るし、余計なものはカモフラージュされる。
身の回りの物を黒で固めると引き締まって見える。

黒の中に白は難しい。

目立つがためにテクスチャーとフォルムに拘りたい。色が主張してもいいようなもの。

この前ホームステージャーの方が来て、家具の配置をしていた時に気づいたことが基本的に白いものは隠したほうが良いということ。
白は劣化が目立つし、写真に収める時もなんだかしっくりこなくなる。

逆転の発想で、黒で固めればで目立たせたいものをしっかり表現することができると思う。

暗闇は排除から集中を生む。

暗いと目から余計な情報がシャットアウトされるから集中ができる。
今までは目が悪くなるからっていうイメージから作業するときは部屋を明るくしていたけど、最近は作業スペースだ薄っすら明かりを灯して、周りは暗くしている。
すると、深い没入感があり、自然と手が動いている気がする。

暗い+閉鎖的であれば尚よいと思う。
閉鎖的であれば外的要因で集中が切れることはまずない。

映画もスクリーン以外は暗いし閉鎖的。
2時間どっぷりと映画の世界に浸ることができる。

今はスマホがあるから閉鎖的空間は意識しないと作れない時代だと思う。
常にSNSがチェックできてしまうがゆえに落ち着かない。何かに没頭するという時間がないんだと思う。

Twitterを何度もスワイプしてもすぐには更新されない。
一日に少しの時間でもいいから閉鎖的になって自分の時間を作ることが自身を創造するうえで大切なんだと思う。

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