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Firenze like Hiroshima


昨日はローマ発フィレンツェ行き特急列車、
そして今日はフィレンツェ発ピサ行き快速列車の中で綴っております。

出だしがライヘンバッハの谷のようになりましたが笑
シャーロックホームズについては
ロンドンへまた行った際に書くとしましょう。


電車旅も悪くないなと思っている
今日この頃ですが、
フィレンツェに到着し
瞬間的に感じた親近感は格別でした。

広い道路とトラム・のどかな街並み
余裕のある雰囲気
素晴らしい街だと気づくのに2秒とかかりませんでした。
生まれ故郷に似ているからでしょうか

コインランドリー中に向かったのは
世界最古の薬局
『サンタマリアノッヴェラ薬局』

香水や石鹸などフレグランス系の香りが
そそる素敵な場所でした。
ローズウォーターは万能みたいです。

続いては、
角を曲がると急に姿を見せた
『サンタマリアデルフィオーレ大聖堂』

街の中心にそびえ立つその様は
まるでセビリアの大聖堂。

チケットを購入し、聖堂内へ

内観は厳粛なのか、
煌びやかな装飾ではなく
信仰を大切にしているような厳かな雰囲気

観光客向けではないですが
1人旅だったら椅子に座って
30分はボーッとしているんだろうなと
思いました。

それかこの感覚を共感してくれる人を
探すかのどちらかですかね笑


街のシンボル、
大聖堂のクーポラ登頂は楽しかったですが
年齢を感じさせるトライでした。

計414段の階段は私の足腰に悲鳴を
上げさせるには充分でしたが、
415段目には疲れを全て忘れていました。

統一された色合いの屋根と
そびえ立つジョットの鐘楼

リスボンやグラナダの統一感も
目を見張りましたが、
こっちの方が上かな。

コンパクトシティis Bestです。


その後は、
フィレンツェ1のチョコレート屋 Gilliへ
高かったけど良いお買い物

そして、日本人を妻に持つ
革製品オーナーのイタリア人とも仲良くなり、
ご縁を大切に
父の為にコインケース探しへ。

オーナーの優しさで
高級コインケースを大幅に負けてもらいました
グラッツェ!

お店を出ようとしたところ
ちょうど奥さんが戻ってこられたのも
良い思い出になるはず。

自信を強く持たれている
the中間富裕層の奥様は、
私たちに英語の大切さを教えてくれるとともに
交友関係を自慢し、
自身のヒエラルキーをあげたがる傲慢さを
披露してくれた
一度で二度美味しい時間を提供してくれました。

2万円のクラッチバッグを
買わされそうになりましたが
ご縁を大切には出来ませんでした。笑

それにしても1時間は長い、、!笑
(よく耐えました◎)


その後はウフィツィ美術館へ

閉館間際で人もまばらだったので
40分で完結しました。


ヴィーナスの誕生・春・受胎告知など
幼少期から習っていた油絵族としては
待ちに待った時間でしたが、

中でも良い意味で覆されたのは
『メデューサ』

他の絵では見た事のない緑の発色と
中心に向かって膨れた円形キャンパスを
使うことによる立体感、
まるで彫刻を見ているかのような
異質な空気には鳥肌が立ちました。

描写設定も斜め45度。  素晴らしい

退館後は
足を引きずる弟を横に置きながら
ポンテヴェッキオを少し歩き、
ピザを持ち帰りジェラートを食べました。

案の定8時間爆睡です。
(ホテルのWi-Fiが弱いせいもある笑)





今からピサの斜塔
ガリレオになり、
恒例の写真を撮って参ります