鹿島戦レビュー 勝者と敗者
こんちゃ!まずはサッカーに関係ないですが世間話でも。昨日学校でお弁当を食べようと思ったんですがクラスの女子に自分のイスを座られていたんですよ。わざわざどいてと言うわけにもいかないのでどこか別の場所で食べようと思ったらどこにも1人になれる場所がなく… 結局食べずにその日は終わりました。女子が仕掛けるゲーゲンプレスほど厄介なものはありません。皆さんもお昼ご飯の時はポジション取りを意識してみてください。それではスタメンからいきましょう。
鹿島アントラーズ予想スタメンとスタメン
レビューに関しては試合のことを書けばいいので量は多いけどスラスラ出てくるんですよね。意外と難しいのがプレビューで相手の状況なども見ながら考えなければいけないので余裕があれば見てください笑。そして今回は忙しさもあり簡易プレビューという形をとらせてもらいました。こっちの方が見やすい!という意見があれば今後この形を取ろうかなとも考えています。鹿島のスタメンに関しては大体予想通り。ザーゴ監督は奪われた後と前線の関わりを特に意識していると思います。杉岡や永木といった湘南でもお馴染みの選手もいましたね。
湘南ベルマーレ予想スタメンとスタメン
怪我人が思った以上に戻ってきませんね。なかなか自分たちの形を崩せずターンオーバーするにもできない状態が続いています。石原直樹もやはりこの日程だとパフォーマンスが落ちていますし出ずっぱりの選手を休ませたいですね。そんな中で舘が初スタメンを飾ったことは非常に喜ばしいことです。彼のIQの高いビルドアップに期待をして見ていました。
ボールの奪いどころと湘南の弱点
湘南はボールの奪いどころを自陣の中央付近に設定。なのであまりプレスは前から行かずにボールが入った場所に厳しく当たるようにしました。前回の清水戦、前から行って長いボールを収められ人数も足りない中個人技で決め切られてしまった反省を生かした素晴らしい守り方でしたね。このような積み重ねは大事です。 ↓のようにある程度ボールを持たせて丸で囲んだところで取り切る。そこから1発で行きがちなディフェンスと入れ替わりシュートまで持っていく。簡易プレビューでも言っていたことがよく出来ていたと思います。
しかし湘南の弱点が出てしまいます。 ↓をご覧ください
何度もツイートしてるんですが金子の脇にあるスペースの管理は湘南はずっと甘いです。ある程度攻められるとボールを取りに行くと言うよりは跳ね返すという意識が強くなってしまう傾向があります。故にサイドの選手が中に入ってきたりFWの選手が落ちてきたりしてもそこについていけない。鹿島は狭いスペースを複数人で崩すプレーには優れています。案の定決定的なシーンを作られますがそこには意外な男が立ちはだかりました。
圧巻の舘
皆さんの意見を見ましたが舘の評価はもっと高くても良いのではないかと思います。かなり頭の良い選手なので説明も難しくなりますがご了承下さい。まずビルドアップの面。ルヴァンで見た時から期待していたんですが期待を超えた動きを見してくれました。今回は図がかなり多くなってしまいますがご了承を…笑
まずは湘南がよくやりがちなプレー。後ろに引いてボールを奪います。とったボールをすぐ前につけるんですが相手は攻めている状態で当然ゴールのある中央には人が集まりますよね。未月につけたとしても後ろに下げる選手はおらず前には球際の強い永木とレオシルバがいる。ハイライトに乗っている永木のシュートなんかは元々こんな感じで取られたシーンです。これを未月のミスだ!と思ってしまうのは間違いです。ビルドアップというのは相手を剥がして崩すことが目的。相手を剥がさなきゃいけないのに密集の位置にパスを出したらそれはビルドアップなんて言いません。チームのミスです。そこで舘は自分のポジション取りを素早く変えます。
自分の前にスペースを作ることでボールも持ちやすく湘南の選手も繋ぐためのポジションが取れました。舘はこの動きが非常に速いし場所取りも絶妙です。そしてここから舘の素晴らしいプレーが見れました。
この図で分かるか不安ですが… 7番と8番の選手にパスコースを切られてボールを取られそうになってしまいます。いつもの湘南ならここは迷うことなくクリアです。自分たちの流れには持っていけませんがここで取られて失点するよりは良い。そう思っていたのですが舘は少しボールを運び金子へのパスコースを自分で作り出します。これで鹿島の選手は2枚剥がせるんですよ。このプレー簡単に見えますけどスーパープレイですよ。家で1人で興奮してたら冷たい目で見られました笑。ルヴァンで見せたビルドアップでの素早いポジション取りとボールを持った時にパスコースを作る動き、繋ぐ意識。どれも僕の期待を大幅に超えていました。しかし舘はこんなものではありません!
正直守備では多少抜かれてもしょうがないかなと思っていましたが鹿島戦では両チームで断トツの安定感を見せていました。まず坂が前にチャレンジして相手にこぼれてしまったシーン。坂が抜かれてしまったら終わりだと思った瞬間右からすでにスライドしてきた舘がいました。このカバーのおかげで2本決定機を止めることができました。対人でも舘は負けません。エヴェラルドに対して体では勝てないと判断した舘はボールが離れた瞬間にタックル。他のシーンでも距離感を保ち完璧に対応。右から崩されたシーンなんてほとんど無かったんじゃないでしょうか。正直この舘のパフォーマンスはマンオブザマッチでも良いぐらいです。負けた試合でディフェンスは評価されにくいですが非常にレベルの高いプレーを披露してくれました。これからも期待大です。
足りない勝負強さ
今回の試合で1番感じたことです。湘南は前半弱点をつかれはしたものの鹿島が満足するような展開にはさせず何本か決定機も作りました。センターバックの対応の悪さをついてボールを奪い決定機まで持っていきますがポストやGKの沖に防がれてしまいます。そして鹿島は交代含め前線に圧力をかけていき最後の最後までゴールを狙っていました。迎えたロスタイム、1度は奪ったボールですがすぐにファンアラーノへと渡り放ったシュートは湘南のディフェンスに当たりゴールへ。谷もあのボールは止められません。失点シーンに関してとやかく言うつもりはありません。本当に仕方がないというかどうしようもできない得点でした。良い戦いをしても結局は点を取らなければ勝てない、攻められていても最後に1点でも多くとっていれば良い。まさに勝者と敗者、勝利を貪欲に求め続けて長年の伝統を紡いできた鹿島との力の差です。
交代選手
今回は交代選手について言ってる人が多かったですね。物足りなさは感じましたが選手を中傷するような発言だけはしないようにしましょう。まずはこばしょーですがおそらく和成のトラブルで左に入ったのでここは責めれないですね。ただこばしょーの課題でもある守備の部分はもっと高められると思います。柴田に関してはよく走って中盤の運動量を落とさずにやれていたと思います。僕が気になったのは指宿と岩崎。指宿は周りとの連携で生きる選手だし岩崎も豊富な運動量でプレスのスイッチを入れるのが湘南での役割です。2人とも途中交代で流れを変える選手ではありません。しかしプロである以上途中で入ることなんて沢山あります。湘南が最後引いたので難しい部分はあったでしょうが2人でカウンターを完結するぐらいやってほしかったです。茨田が必死に上がってきてあげたクロスを途中の2人が中に入れないというのは問題かなと感じました。指宿はヘッドでそらすだけでなくもっと自分で時間を作るとか岩崎は指宿の周りで溢れを狙うとか。自分の形だけじゃなく途中からだからこそ自分の特徴を別の形で生かすことだって出来るはずです。それが積み重なってスタメンで色んなプレーができるようになる。そういったことも含めて鹿島とのレベルの差を感じました。ベンチにも百戦錬磨の選手が多い。テクニックを1番嫌なゴール前で使ったり上背のある選手に放り込んだりして勝ちにこだわれる選手が多かった。個人能力も無く怪我人も多いからこそベンチメンバーには自分にできることを色んな形で考えてプレーしてほしい。仕方ない部分もありますがやはり物足りなさを感じました。実際交代してから流れが変わってしまいましたからね。
まとめ
かなり気合いを入れて作ったので少し長くなってしまいましたね笑。長いということはそれだけ改善点だったりポジティブな面が見えた試合だったということです。ロスタイムにやられて悔しい思いをしている人がほとんどだと思います。そんな時こそ冷静に試合を振り返ってポジティブな面を見つけましょう。鹿島戦は色んな要素が試合中にあって次の川崎戦に繋がるものも沢山あると思います。例えば茨田が最後まで走り切れたことは湘南スタイルが融合できている証です。前回ボコボコにやられた川崎相手にどこまでできるか。自分たちの力を最大限に発揮して真っ向から川崎に勝ってやりましょう。
少し話は変わりますがDAZNで配信されている football freaksに僕の大好きな日向坂46の影山優佳さんが出ています。リーズユナイテッドというプレミアリーグのチームへの愛を語っているだいぶコアな内容になっています笑。そしてfoot brainの10月4日にも出演が決まっています。さらに9月27日に有吉ぃぃeeee!にもFIFAというサッカーのゲームに参加して出演しています。サッカーが好きな皆さんならきっと影山優佳さんにハマってしまうと思うので気になった方は是非見てみてください!僕は見事に釣られました!笑
それではまたお会いしましょう。ばいちゃ〜。
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