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アツクカタル4

今回は少し問題になったシーンを取り上げて個人的な意見を述べようかなと思います。ボールパーソンについてです。まずはボールパーソンとはどんな役割か。

ボールパーソンの役割

ボールパーソンとはピッチの周りに配置されピッチ内の選手にボールを渡すことで円滑に試合を進めるための重要な役割を担っています。僕も一度やったことがあって凄く良い体験になったしプロの熱を直に感じることができました。アモリンの初ゴールを目の前で見れた笑。


ボールパーソンは遅かった?

自分が感じたのはそこまで遅いかな?というのが本音です。見直してみましたが速いとは言えなくても特別遅いとは感じませんでした。キーパーに対しても谷はいつも裏までボールを取りに行ってますしそこは変わらないのかなと感じました。マリノスは相手が揃う前に攻めるというスタイルなので余計に遅いと感じたのかもしれないですし日産の子達の素晴らしいボールパーソンに比べると遅かったのかなと思います。ですがそれに関してはしょうがないと思うしかないのかなと客観的に見て思いました。


湘南のボールパーソン

僕の実体験から話すんですがボールパーソンって急に決まるんですよね。ある日突然ボールパーソンだからって言われて勝手も分からず口頭説明だけなんですよ。これはベルマーレの方針でホームタウンの学校やチームに貴重な体験をさせてあげたいという気持ちからランダムでボールパーソンは選ばれます。なので指導なんてものは無いしやり方も分からない、ピッチの中の選手に早く!とか言われたりすると萎縮してしまうというのも僕がやった時はありました。一生懸命やっていてもミスっちゃう事もあるし湘南のボールパーソンに関しては温かい目で見てほしいなと思います。


問題となったシーン

ロスタイムに問題が起きてしまいます。チアゴマルチンスがボールを取りに行ったところをボールパーソンはふわっとボールを上げて取らせないような投げ方をしました。流石にこれはダメなんじゃないかなと思いました。明らかにワザとですし良い試合をしていてもこーゆーことが起きると批判もきてサッカーの本質がズレてしまう。これをやったことにより何が起きたという訳ではありませんがやらなくて良いことで問題になるのは誰も良い気分がしません。ピッチの中とのトラブルなのか試合展開の中での行為なのかは分かりませんが凄く勿体無いなと感じました。


本質とズレていること

これに対して凄く批判がきていましたね。実際やっちゃいけないことですししょうがないとは思います。海外ではこんなことあるとも思いますが日本だろうが海外だろうが自分のチームにこーゆーことやられたら嫌ですしね。でもこの行為から湘南はこんなことをやらせたとかこーゆーチームなんだとか関係の無い他の大学の生徒まで巻き込んで酷い言葉を書いたりとかは本質とはズレてますよ。全く関係ないですから。論じるべきはこの行為であって結果やチームや大学に結びつけるのはナンセンスだと僕は感じました。


どう対応していくのか

こーゆーことが起きてしまった以上湘南も注意喚起をしなければなりません。ホームタウンとの繋がりも大事ですが最低限ボールパーソンの役割は果たさなければならない。学校やクラブチームとの責任者とコミュニケーションをとってボールパーソンの役割の指導も必要だと感じました。せっかく良い内容で勝ったのに批判されてしまうのは凄く悲しいですし見当違いなことを言われるのも凄く嫌です。だからこそボールをあのように投げてしまった子に責任の全てを押し付けるのではなくもっと全体としてボールパーソンをサポートできるようにしていかなければならないと感じました。


まとめ

遅いと感じたのは指導を受けていない+日産のボールパーソンの子達のスピード感やマリノスのスタイルとのギャップだと思うのでしょうがないというのが僕の意見です。そしてあの行為に関してはもっと全体として改善に向けなければいけない、誹謗中傷や論点をすり替えてはならないと思います。

チアゴマルチンスが大人の対応をしてくれて他のマリノスの選手も腹が立ったと思いますが手を出さずに試合に向かってくれたからこそ大事件とまではいかなかった。湘南の馬渡はかつてボールパーソンとトラブルがあったので本当に事件にならなくてよかったと思います。

話は少し変わりますが主審の岡部さん含め審判団の人たちは素晴らしいジャッジで試合を捌いてくれました。 選手だけではない、サポーター、スタッフ、審判団、そしてボールパーソン。様々な人が関わり試合というものはできています。だからこそお互いにリスペクトして価値のある議論をしたいと僕は感じます。

個人的な意見を長々と失礼しました。

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