見出し画像

ルヴァンカップFC東京戦レビュー 判断

こんばちは。久しぶりに何もない日でずっと寝てました。僕の気分は既に日向坂の大事な大事な東京ドームでのライブに向かっているわけですがその前に振り返っておかなければいけない試合がありましたね。日本代表の試合があったので週末はリーグ戦ではなくルヴァンカップFC東京戦でした。調子のいいルヴァンカップでの勢いを落とさないためにも、そして未だ勝利のないリーグ戦のためにも重要な一戦でした。

日向坂ちゃんに会うことが僕の生き甲斐でライブの日だけを楽しみに今月頑張ってきたのでもう訳の分からん テンションになっております。

FC東京のスタメン

画像1

FC東京での代表離脱選手は長友、松木ですね。アンカーが少し足りない印象です。平川といった若き才能を起用したのも層を厚くしたいのかなという感じがしますね。立ち位置や繋ぎに取り組むFC東京、少しずつ結果にもつながっていてスムーズにボールが回り始めました。三田などはウィングで内側に絞ったりと面白い動きもできるので我々としても捕まえづらいですね。

湘南ベルマーレのスタメン

画像2

こちらの代表での離脱は谷と聡。富居が入りアンカーには米本が起用されました。こちらもアンカーには人数が少ない印象がありますね。注目ポイントは舘の中央でのCB起用ですね。カバーの意識やリスク管理の上手さからずっと真ん中やってほしいと思っていたので楽しみです。そして高卒ルーキー鈴木章斗がスタメン、松村晟怜がベンチ入りと少しずつ彼らの力も加わって楽しみになってきましたね。

奪う?引く?

湘南は前から奪うためにハメにいきます。FC東京は後ろから繋いでくるのでCBにも奪いにいきました。特に左サイドでハメようという意識が強かったように思います。

画像3

章斗がアンカーを見て大橋が片方に追い込む。こういったプレスの時の大橋は効きますね。そして池田と高橋諒が出てきて全体が左にズレます。追い込まれた木本が出すのは縦しかないんですね。しかしそこは米本の狩場。この日の湘南のプレスの形はFC東京が繋いでくると予想してCBにまでプレスをかけ米本の強さを活かした形でした。チームによってプレスの形を変えていけるのは面白いし強いですよね。

画像4

しかしながらFC東京も繋ぎには取り組んでいるチームです。キーパーを経由して逆サイド、もしくは三田や山下が左に寄って落としてから逆といった基本的な剥がし方をやった場合。右では数的不利になってしまいます。 強度の低い茨田では広大なスペースを埋めることはできません。結局誰が見るか分からず後手になってしまいます。左右CBが釣り出されてその裏を取られるという場面がここ最近多い。鳥栖戦、浦和戦がまさにそれ。他の チームから狙われているポイントだと思います。   もちろん前で奪った方がいい。ただ奪えないときどうするかというのも考えなければいけない。優先しなければいけないのはゴールであり危険な時はしっかりゴールを取られないようスペースを埋めなければならない。  特に米本はボールに引っ張られすぎて中央の1番ゴールに近いスペース(画像だと山下の位置)を開けてしまいます。そこを埋めるのはアンカーの役割なので米本がいるかいないかでは失点のリスクが大きく変わるんです。 今回の失点はミス絡みでしたが根本を突き詰めるとここのスペースが空いたことにより後手に回ったのが原因でした。プレスに行く、行かないの判断。ここも我々が 修正していかなければいけません。

会心のゴール

2失点を喫した湘南ですが終盤になるとFC東京も後ろに重くなり自分たちの時間が増えます。引いた相手にどう崩していくかというのも課題です。カウンターからでしかリーグ戦の得点がない湘南にとって絶好の課題克服のチャンスなのです。

画像5

福島が素晴らしい動きをしてくれました。広教は相手が沢山いて出す場所がなくなるとすぐに作り直すことに切り替えて後ろに下げます。ここで福島は米本が上がったスペースを使ったんですよ。普通に後ろにいたら山下にプレスをかけられるのをしっかり見極めて高く内側に入ったポジションで選択肢を増やした。まずここが素晴らしい動きでした。そして空いているスペースを認識したことで次のプレーもスムーズに行います。

画像6

中央まで運んだ福島はFC東京の2人の選手を引き連れることに成功します。タリクが少し落ちて間にサポートに入ることで福島が作った時間とスペースが生まれました。高橋諒はそれを見て深くサイドに位置を取ります。福島、タリク、高橋諒が次のプレーのイメージを持ち、自分たちの判断で相手の嫌な立ち位置を取り、相手を後手に回らせた。あとはゴールを誰が取るかです。

画像7

最後の仕上げをしたのは池田でした!池田は特別なことは何もしていません。しっかりとゴールを見て決められる位置に自分を持っていっただけです。空いたスペースを見てゴールに繋がる位置に自分がいることができる。だからこそ池田にはチャンスが生まれるんだと思います。この一連の流れは素晴らしかった。湘南は攻撃の パターンなどはなく今回のように個人の判断や全員の 意図を尊重してサッカーをしていると思います。故に難しい。同じパターンを繰り返す方がやりやすい。だからこそこのゴールは今後の希望が見えるゴールでした。 全員の意図が合い、判断が上手くいき、次のプレーのイメージを持ってゴールを取れるスペースに入る。彼らのチャレンジが実った。このような成功体験を繰り返していけばゴールが量産できるはず!

画像8

まとめ

最後に良いチャレンジと結果が見れて負けはしたものの収穫のあるゲームでした。特に福島と池田の福島ユナイテッドコンビは判断、認識、チャレンジの部分で素晴らしいものを見せてくれた。もちろんミスもあるし技術の足りない部分もあるかもしれませんがリーグ戦でも使ってJ1の強度で取り組ませてほしいと思いました。湘南に今たりない部分を持っている選手たちなので。    そして鈴木章斗は初スタメン、松村晟怜、若月大和が 初出場を飾り徐々に層が厚くなっているのを感じます。コロナの影響で湘南の選手も被害を受けています。だからこそ全員の力で戦っていきたいですね。

ということで俺は日向坂のライブ行ってくるぜ!

画像9

公式サイト


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?