Kodak J.LEAGUE PLAYERS PHOTO

 Jリーグ黎明期は実に様々な企業、製品がJリーグとコラボをしました。特にCMでインパクトを残したJリーグカレーが印象に残っています。その中でもKodak社はオフィシャルフィルムサプライヤーとしてJの記録を残すだけではなく、オールスターゲームを開催するなど多大な貢献をされました。

 そんな中、Kodak社より販売されたのがJリーグインスタントカメラとフィルム2個セットです。

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図1.当時の広告

 このカメラとフィルムにはトレカ型式でランダムで1枚選手の写真カードがオマケでついていました。

 当時のJリーグ加盟12チーム×15選手の全180種と前回記事のオフィシャルトレーディングカードに匹敵するボリューム構成です。しかしながらインスタントカメラの値段は1900円(税抜)、フィルムは約1095円(税抜)とコンプリートをするにはかなりの鬼畜設定、運よくダブらなくても(実質不可能)最低で1095×180+消費税3%=203,013円!!

 キャンペーンに応募するとコンプセットやアルバムが貰えたようですが果たしてすべてを入手できたコレクターはいるのでしょうか???
 シャッフルは当時人気があったヴェルディ、マリノスの選手カードが出やすくなっており、販売地域によってはその地域のチームのカードを出やすくするなどそれなりサポーターに対する工夫があったようです。

 ミランジーニャはベルマーレのユニフォーム姿を収録したカードは本シリーズのみです。また、カップ戦用のKAPPAユニフォームも本シリーズのみでしか見れないので歴史を振り返る上でも非常にユニークなシリーズです。

ベルマーレ関連カードリスト

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□BL-1 古島清人

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□BL-2 名良橋晃

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□BL-3 渡辺卓

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□BL-4 岩本輝雄

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□BL-5 アウミール

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□BL-6 名塚善寛

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□BL-7 エジソン

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□BL-8 ミランジーニャ

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□BL-9 公文裕明

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□BL-10 野口幸司

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□BL-11 ベッチーニョ

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□BL-12 信藤健仁

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□BL-13 田坂和昭

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□BL-14 岩元洋成

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□BL-15 反町康治


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