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key note #1

2024年 始まりましたね。


noteお久しぶりです。
このnoteを開設した当初はライブハウスは"夜の街"と白い目を向けられ厳しい規制が敷かれており、その抑圧された中で少しずつ失ったものを取り戻そうと活動を再開している時期でした。

そこから約3年が経過して世の中は変わり、あの頃取り戻そうとしていた"当たり前"もある程度帰ってきました。
まだ爪痕は消えたわけではないし新しい当たり前にすり替えられたものさえある状況ですが、ライブを行う上での不自由さはほとんど解消されていますね。


おかげさまでサポートドラマーという活動ものびのびとやらせてもらえています。
雇われの身なので依頼してくださるアーティストへ感謝するのはもちろんですが、そもそもエンタメ自体が滅びなかったのはお客さんの応援おかげ。
みなさま、いつもありがとうございます。


今このnoteを見てくださっているということは、そこのあなたも波乱の世の中を生き延びたということになります。
いつ何が起こるかわからない世界ですが、お互い生き延びてリアルでもネットでもこうして交流できている事実に、ひとまず束の間の祝杯を上げましょう。乾杯。(もちろん僕はソフトドリンク)




さて、現場主義の思想を持ち続けている僕は世の"当たり前"の回復とともにライブ動画やnote更新を減らすことになったわけですが、どうして今回久しぶりに筆をとったはなぜかというと、
今年2024年に新しい活動を始めようと思っているから。
なのです。


現在個人名義で好き勝手やっているYouTubeではすでに告知されていますが、年内に個人名義で作品のリリースをすることを決めています。
作曲、演奏、レコーディング、ミックスなど全て自分の手で作り上げる作品を目指しています。

自分はまだまだ未熟者。だからこそ学びの連続でとても楽しい制作になっています。


そして、このnoteでそのプロジェクトの進行状況を発信できたらと思ってるわけで。
先ほど現場主義と書きましたが今回のプロジェクトはライブ現場とはかけ離れたものなので、リリースまでの情報の露出はネットでの発信に限られるわけで。
制限なく伸び伸びと書き綴ることのできるnoteの復活です。

しばらくこのnoteはプロジェクトについての情報発信の場として運用していきます。



#1


YouTubeの動画を視聴してからだとより一層理解を深めることができるでしょう。


作品の制作は他の活動の合間を縫って進められます。
ライブやそれに伴う準備には今まで通り時間を割きつつ、時間が多く確保できた時に一気に制作作業をするスタンスです。

1月はサポートドラムとして参加したアーティスト4組、計13本のライブを行いました。
初めての現場、初めて取り組む曲も(そして恐ろしく短い納期の場合も。。)ありましたが、準備の隙を見つけて#1の完成と次の曲のアイディアスケッチまで制作を進めました。


#1はクリーンギターのアルペジオをループさせ展開していく曲。
ループするアルペジオの上でリードギターのタッピングトリルと深い歪みのロングトーンが表情をつけます。
簡単な音の並びも複雑な運指にしてオクターブ飛ばしたり弾く順番を入れ替えるだけで複雑に聞こえる。
そこにギターならではの面白さを感じています。
自分なりのシューゲイズ音で奏でるプログレ感のある運指フレーズ。


ギターを全面に押し出したアンビエント、シューゲイザー、ミニマルミュージック。

着手し始めた当初はそのような構想を練っていました。
ただ、"こうでなければダメ"とは考えず当初の構想とかけ離れたとしても、その変化を楽しんで最終的に面白い作品が作れればいいなと思っています。
なので最終的なジャンルにはこだわりません。


#1と#2には共通する技法が盛り込まれています。
逆再生の音声からフレーズを作ること。

逆再生の音声を作るには、まず逆にする前のフレーズを作ります。
それを逆再生するとただ手順が逆になって聴こえるのではなく、また違ったフレーズに聴こえる。発音や余韻の仕組みでね。
逆再生の面白いところです。
そうして新しいフレーズとして聴こえてきた逆再生にユニゾンできるようなリフを考え演奏する。

#1では隠し味程度に使っている技法ですが、#2ではそれをメインリフとして成立させています。
#2の音源は次回の更新で聴くことができるでしょう。




記録
現段階での使用機材

ギター
・Burny RLC-80S RolandGK トレモロアーム付きサスティナー機
・Fender JAPAN JAGUAR
・ARIA CUSTOM SHOP SPG-MID

ギターアンプ・エフェクター類
・Positive Grid BIAS AMP 2
・Line6 Helix Native
・FISHMAN AURA SPECTRUM DI

シンセサイザー
・Spectrasonics Omnisphere 2
・Synth1

ボーカルエンジン
・CRYPTON FUTURE MEDIA 鏡音リン・レン

オーディオインターフェイス
・Solid State Logic SSL2

GK MIDIインターフェイス
・Roland GI-20

DAW
・PreSonus Studio One




ライブ活動、制作活動の合間にカバー動画もアップロードすることができました。
そちらもぜひ。

ドラムの音を程よく録れる機材導入したので今後カバー動画でのドラム出現頻度が上がるかもしれません。

ただ、作品のレコーディングにはあまり使えないかも。。。
カバー曲のクオリティならいいんだけどもね。



以上、今回の更新はここまで。
お読みいただきありがとうございました。

このノートは作品の理解をより一層深める「鍵」になるでしょう。


冬本番、かなり寒い日も増えました。
みなさま体調崩さぬよう暖かくしてお過ごしください。



それでは。
また次回。

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