ACアダプターに翻弄される

この1週間、ノートパソコンが充電できたりできなかったりする状態が続いていました。
実は、いま学生をしており、zoomで諸々審査を受けるためパソコンは必須でして、とにかく充電がいつでも問題なくできる状況を作り出さなければならないのです。

ということで、パソコンなど電子機器に詳しくない私なりに、この状況を解決するためにPDCAサイクルを回しまくりました。その記録を書き留めておきたいと思います。

家電量販店に駆け込む

問題発生の12月12日日曜日、自宅近くの家電量販店に行きました。「私の使っているパソコン、ACアダプターの接触不良かな、充電ができないことがあるんです」とパソコンを持ち込み相談したところ、「お使いの製品のアダプターはうちでは取り扱いがないんです。ネットで調べて購入できますよ」と店員さんに教えてもらいました。


ネットでお届け日を見誤る

そうなんだ、さっそく調べてみよう!と思ってネット検索し、「火曜日に届きます」というACアダプターを購入してみました。「今日が12月12日で日曜日。火曜日に届くから、これで来週の月曜日の面接に間に合うー」と思っていました。しかし、12月14日火曜日になってもアダプターは届きません。ネットの注文履歴を見直すと、「12月21日火曜日までにお届けします」と書かれているではないか。

曜日だけ見ていて、日にちを見ていなかったというミス!

それにしても注文してから1週間以上配送に時間がかかるとは、なぜそんなに遅いのだろう?と思ってさらに注文履歴を見直すと、海外の店舗に取り寄せを依頼していた事実が判明しました。。。


再度別の家電量販店に駆け込む

もっとちゃんと調べてから注文すれば良かった。。。と後悔しましたが、高校生の息子に相談して、12月16日、仕事帰りに再度別の家電量販店に相談に行きました。その家電量販店はかなり親切に相談に乗ってくれ、パソコンメーカーに電話して、アダプターの取り扱いについて調べて折り返し電話をいただけることになりました。

12月17日、家電量販店の店員さんから「○○センターに電話するとACアダプターを購入できます」と電話をもらいました。昼休憩時間に○○センターなるところに電話をかけてみました。電話の対応がとても親切で、感じが良かったのですが、アダプターの不具合なのかパソコン本体の不具合なのか確かめてみる必要があるだろうというアドバイスをもらいました。

「確かにそうだ、アダプターではなく、パソコン本体が不調ということもありうる。しかし、今パソコンが壊れたなんてことになったら面接はどうなるのか、、、かなり精神的にもダメージがあるぞ。。。」

くじけないでPDCAを回し続ける

そこからは必死に粘り、くじけずに1つ1つ問題解決をしていくよりほかはありません。職場のパソコンがちょうど私の使っているものと同じメーカーの製品でしたので、職場でアダプターを借りて確かめよう!と思い、上司に相談。職場のアダプターを使って自分のパソコンが充電できるのか確かめたいと伝えたところOKをもらい、仕事が終わってから自宅に戻り、私物のノートパソコンを持って再び職場へ。職場のACアダプターに接続してみたところ、パソコンは無事充電ができることが判明しました。

「これはパソコン本体の不具合ではないらしい。やはりアダプターの不具合だったんだ!」と分かり、○○センターで教えてもらった機器購入窓口らしい△△センターに電話してみました。しかし△△センターでは取り扱いがないとのことで再度○○センターに電話。「これはよくある“たらい回し”ですよね」と思いつつ、アダプターの在庫を確認してもらいました。しかし、待っていたのは「取り寄せるまでに1週間かかる」という悲しい情報でした。

ってことは、メーカーを通しても、ネットでも、面接までに新しいアダプターを手に入れることはできないってこと。。。

よく考えれば、メーカーを通したら時間がかかるって普通は思いますよね。。。そういうことにも気づかず、視野狭窄になっていたわけです。

でも、ここでくじけません。ネット通販会社に電話して、配送状況の詳細を聞いてみようと思いました。ネット通販会社のコールセンターのスタッフは、かなり訓練されている方のようで、対応は親切でしたし、ネットだけでは分からない配送状況を教えてくれました。17日木曜日の時点で日本に到着し配送準備に取り掛かっているとのことでした。

「マジか!これはもしかしてそろそろ来るのではないか。でもなんとも分からない。。。」

気分が乗らないまま、充電できたりできなかったりする手持ちのアダプターを試行錯誤しながら使って、なんとか面接の資料を作成したところ、

「テュルルル、テュルルル」というインターホンの音が本日19日日曜日午後3時に鳴り響きました。

「宅配便です」というなにげない声がこんなに軽やかに聞こえたことはありません。

荷物を丁重に受け取り、中を開けてみる。間違いない。アダプターだ。
果たして充電できるのか?
よく海外からここまで来てくれた、、、なんて思いながらパソコンにアダプターを差し込んでみると

「充電できたー!!!」

なんの苦も無くパソコンを充電できるってなんて幸せなんだ。。。当たり前と思って享受していたパソコンの充電は決して当たり前ではないのだ。

ということで、今はパソコンの充電ができています。

新たな発見

あきらめない、くじけない。ひたすら試行錯誤を繰り返し、PDCAサイクルを回し続け、少しずつでも問題解決を進めていくことが大切である、と今回改めて実感しました。
また、今回の出来事を通して、電話で5人の方とお話をしましたが、5名中4名がとても親切で分かりやすい説明をしてくれたなーと思いました。私の中での電話対応のイメージは、ぶっきらぼうだったり不親切で分かりにくい話をしてくる印象がありました。大体5,6年前の電話対応がそんな感じだったのです。
しかし、今の時代は電話対応のマニュアルがしっかりあって(以前もあったと思いますが)、親切に丁寧に対応するトレーニングを受けているんだろうなと感じました。相手の顔が見えない状況で、相手の状況を的確に把握し、必要は情報を分かりやすく提供するスキルってスゴイ!という新たな発見をしました。
今は、チャットやメールでの連絡や問い合わせがほとんどという時代になっていますが、電話でリアルタイムに話すというシステムは皆無にはならないだろうと思います。だからこそ、電話対応のスキルは構造化され蓄積されていくだろうと思いますし、顧客満足度を左右するのだろうと思いました。

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