「風が通り抜けるスモークツリーのスワッグの作り方」はないろあそび7月号

花がある生活。すぐそばに、いつも花がある。
帰り道に花を買って、暮らしを彩る。
そんな毎日をおくりたいけれど、
忙しくてなかなかお花を買いにいけない。

そんな人には、
毎月1回、おうちに花が届く「はないろあそび・お花の定期便」をご紹介します。

近くにお花屋さんがない人。毎月、作家のセンスのある花で部屋を飾りたい人。
どんなお花が届くのかな?というサプライズが好きな方は是非ご覧ください。

月に一回の自分へのご褒美、
だれに贈るにも、「作家もの」なのでほかとは違う空間が演出できます。


届く花束やアレンジの作り方は、植物生活、オンラインでご紹介します。

花の定期便はたくさんありますが、植物生活は、デザイナーやアーティストの「人」にスポットをあてています。

植物生活の「花の定期便」の作家は書籍『小さな花束の本』の著者の小野木彩香さん。
小野木さんの作風や花のチョイス、雰囲気が好きな人や、レッスンに通いたいけれど通えない、という方にもおすすめです。


今月の花:スモークツリー

もふもふな質感が可愛らしいスモークツリー。
人気急上昇の花材の一つです。花の質感に対して枝がしっかりとしていて不思議な植物です。
ホワイトや赤っぽいピンク、グリーンがかったものなど意外にもカラーが豊富。
6月から8月ごろが開花期です。

生花の時と印象があまり変わらないので、ドライフラワーの素材にも使われます。

今月お届けした花材

1.ナズナ
2.エリンジューム
3.スモークツリー
4.ティナス
5.リューカデンドロン
6.エリンジューム
7.カンガルーポー

スワッグの作り方 How to make

1.花材の下葉取り除き、切り分けます。スモークツリーは枝葉を切り、使いやすいようにします。

2.スワッグなので、後ろに入るものから束ねていきます。今回の場合はスターチス、ナズナ、リューカデンドロンを後ろに。

3.スモークツリーを入れます。最終的に美しいひし形になるように想像しながら束ねていきます。

4.中心にカンガルーポーやエリンジュームをいれて華やかさをだします。

5.スターチスの短いものを足してボリュームをだします。

6.花を持っているすぐ上にティナスでボリュームをつけます。

7.輪ゴムで縛ります。
>>これなら、かんたんにできる!花束のまとめ方。

8.麻ヒモで縛ります。
このとき、先ほど縛った輪ゴムが見えないように縛ります。

9.完成

10.風通しのよい直射日光をさけた場所を見つけて吊るしてください。

今月のPOINT

今回のはないろあそびは初の「スワッグ」でした。
生花からドライになる経過も楽しめます。
ポイントはひし形を意識して作る事。
エリンジュームとカンガルーポーを中心にすると華やかになりますよ。


花束をデザインした人
北中植物商店 小野木彩香

東京都内を中心にレストラン装飾、ウェディングなどをおもとした活動をしているフリースタイルのフローリスト。店主の出身地である会津を基点に、東北の産地に赴き生産者との交流を図ったり、産地にて講演会やデモンストレーションも開催。東京の三鷹では、小さな平屋の庭と花の植物店「北中植物商店」を構えている。著書に『小さな花束の本』(誠文堂新光社刊)など。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?