鮮やかな色ってやっぱり可愛い!「染めの花」を集めてみた
言われなければ気づかないくらいナチュラルなものから、鮮やかでインパクト大なものまで国産、輸入の染めの花が大集合!
ブルーの染めの花
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ピンクの染めの花
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イエローの染めの花
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オレンジ・ブラウンの染めの花
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パープルの染めの花
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ナチュラルカラーの染めの花
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レインボーの染めの花
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あの染めの花の名前は何?
スイートピー
真っ白なホワイト、黄みがかった白のステラに染色液を吸わせて色をつけています。
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プロのお花屋さんに聞いてみた!
月刊フローリストによるお花屋さんへのアンケートによると、こんな意見がありました。
「瑠璃の群青色という感じの花色がいいですね。大人っぽい雰囲気で使えそう」
「吸わせて染色している花は水に色が出るので花瓶を選ぶのが難しい。最初から色が出るのを考えてカラーウォーターに入れるという手も」
「繊細でかわいい印象のスイートピーは若い女性に似合いそう。和装のヘアピースとして使ってみたい」
ガーベラ
神秘的な黒いガーベラは、白ではなく赤いガーベラを染色したものです。
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プロのお花屋さんに聞いてみた!
月刊フローリストによるお花屋さんへのアンケートによると、こんな意見がありました。
「セピアは染めているという感じの違和感がないですね。既存の茶色の品種よりも透明感があってかわいい」
「ノワール(黒)くらい濃い色であればアレンジの陰影をつけるのに使ったり、派手なリボンをつけて1輪だけプレゼントするのもおもしろいと思う」
「ブルー系の花の中でも特に濃い色が出せるのでほかの花材とのコントラストがはっきりし、アレンジに使いやすいです。黄色やピンクなどの色と合わせると鮮やかですね」
ダリア
ダリア‘かまくら’を染色したもの。淡い色が幻想的です。
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プロのお花屋さんに聞いてみた!
月刊フローリストによるお花屋さんへのアンケートによると、こんな意見がありました。
「パステルカラーのダリアはないので使ってみたい。いろいろな花と合わせやすそう」
カーネーション
花弁の縁まで染色される白いカーネーション‘イヌイット’を染色。
レインボー染めは4色を使用していますが、2色が混じり合った部分を含めて7色に仕上がっています。
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プロのお花屋さんに聞いてみた!
月刊フローリストによるお花屋さんへのアンケートによると、こんな意見がありました。
「イヌイットブルー染は色がかわいいので使ってみたい。前に仕入れたときのお客様からも反応がよかった」
「イヌイットレインボー染は花というより珍しいモノという印象が強いので、ちょっとしたギフトとしてよさそう。一輪のみ、ラッピングしてギフト商品にしたいです」
アスチルベ
ナチュラル感を出すために、ピンクのアスチルベを染色。
10月下旬から6月までと出荷期間が長いのも嬉しい点です。
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プロのお花屋さんに聞いてみた!
月刊フローリストによるお花屋さんへのアンケートによると、こんな意見がありました。
「ライトパープルを普段から仕入れています。ドライフラワーにしてスワッグにして使いました」
「グレーをブルニアと白い花材を組み合わせて、冬の幻想的なアレンジを作るときに使いたい」
「ブーケのフォルムをフワッとさせたいときにぴったり。青のほうが化学的な色合いではないので使いやすい」
カラー
‘アンナ’という白い品種の苞の部分のみにスプレーで着色しています。
やや水に落ちやすいので、そこは考慮するべきポイントです。
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プロのお花屋さんに聞いてみた!
月刊フローリストによるお花屋さんへのアンケートによると、こんな意見がありました。
「染めは初めて見ました。色が豊富でおもしろいですね。染めのカラーだけで作品を制作しても楽しそうです」
スターリンジア
オーストラリア原産で晩秋から年内の出回り。
染色液に浸して染めています。
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プロのお花屋さんに聞いてみた!
月刊フローリストによるお花屋さんへのアンケートによると、こんな意見がありました。
「冬には毎年仕入れています。特に昨年はスワッグ作りによく使いました」
「黒はなかなか生花ではない色なのでショッキングピンクや真っ赤などと合わせて民族衣装のような色合いのアレンジを作るときに使いたい」
「黒、茶のスターリンジアはクリスマスシーズンにカスミソウと同じように使える」
スティファ
イネ科の植物で、オランダからの輸入品。
ふわふわとした質感と多様な色がユニークです。
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プロのお花屋さんに聞いてみた!
月刊フローリストによるお花屋さんへのアンケートによると、こんな意見がありました。
「ピンクはコサージュのポイントとして羽などと合わせて使いたい」
「アスチルベのようにブーケのアクセントとして使えそう。黒もあればおもしろいと思う」
チューリップ
フリンジのチューリップにパウダーを振りかけて着色したもの。
花弁の先と葉の先だけが着色されているユニークなタイプです。
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プロのお花屋さんに聞いてみた!
月刊フローリストによるお花屋さんへのアンケートによると、こんな意見がありました。
「単純にかわいい!青い花が好きなお客様は多いので、店頭で販売したら喜ばれると思う」
マトリカリア
‘たまごぴんく’の誕生は、なんと17年前。
ナチュラルでいて、キュートな存在です。
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プロのお花屋さんに聞いてみた!
月刊フローリストによるお花屋さんへのアンケートによると、こんな意見がありました。
「ナチュラル感を求めるオーダーが多いのでグレイッシュな色合いのユーカリ、アカシアと合わせると、ナチュラル、シャビーな雰囲気を出せる」
アリウム・コワニー
球根類は草花に比べて、花の一部だけ染色されるので、ユニークな仕上がりになります。
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プロのお花屋さんに聞いてみた!
月刊フローリストによるお花屋さんへのアンケートによると、こんな意見がありました。
「色が線で入っていてとても繊細。これだけ一輪挿しに生けて主役にして使いたい」
エニシダ
オランダから輸入されたものでナチュラル感のある淡い色が特徴的。
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プロのお花屋さんに聞いてみた!
月刊フローリストによるお花屋さんへのアンケートによると、こんな意見がありました。
「使ったことはないのですが、枝物の染めは珍しいので大きな装飾などに使ってみたいです」
カスミソウ
オランダからの輸入の染めのカスミソウ。
液体に花を漬け込んで染色しています。
花の大きさが国産で主流のものより小さめ。
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プロのお花屋さんに聞いてみた!
月刊フローリストによるお花屋さんへのアンケートによると、こんな意見がありました。
「ブルーのかなり濃い色が印象的なのでウェディングやパーティーなどに使える。ヘッドピースなどを作るときに使いたい」
「白とブルーのカスミソウでウェディング装飾をした際は幻想的になってよかった」
「普段は脇役に使われがちですが、ボリュームと存在感があるので複数の染めのカスミソウのみを組み合わせておもしろい空間が作れそう」
バラ
青いバラは‘アヴァランチェ+’に染色。
やや濃い色をしたレインボーローズはオランダ産。
‘ベンデラ’を染色しています。
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プロのお花屋さんに聞いてみた!
月刊フローリストによるお花屋さんへのアンケートによると、こんな意見がありました。
「チョコレートはアンティークカラーのみの花束に使いたい。緑とベージュが合わさった不思議な色が魅力的」
「メロンは色がかなりハイトーンに見える。これをそのまま吊るしてドライフラワーにしたらどんな色になるか試したい」
バンクシア
秋冬を中心に流通しています。
ドライフラワーにしても色がきれいなのも嬉しい。
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プロのお花屋さんに聞いてみた!
月刊フローリストによるお花屋さんへのアンケートによると、こんな意見がありました。
「大きなオーナメント制作するときやインパクトを出したいときに使いたい」
「異素材との相性がよさそう。何色か組み合わせてデニムや麻、キャンバス生地などでラッピングした花束を作ってみたい」
ペッパーベリー
ナチュラルでもキュートなピンクのペッパーベリー。
クリスマスシーズンを中心に個性的な色が流通しています。
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プロのお花屋さんに聞いてみた!
月刊フローリストによるお花屋さんへのアンケートによると、こんな意見がありました。
「染めのペッパーベリーをリース作りに使ったことがあります。ポイントカラーとして素敵でした。色移りが激しいのがなくなればもっといいな」
出展/月刊フローリスト2018年4月号
撮影/西田香織、徳田 悟
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