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新宿高島屋で神のお告げを聞いたときの話

先日、仕事用のパンプスを買ったときの新宿高島屋の店員さん、神がかってるなぁと感動したのだけど、今回もすてきだったのでちょっと興奮してます!

●1人目:神託系店員さん
外回り営業という仕事柄、歩きやすさはマスト!なんだけど足にあう靴型に出会えず、辛い日々の連続。

ペタンコ買えばいいのかもしれないけど、お客様の信頼が欲しいので決めていたいんですよね、スタイルも気持ちも。だから5cmぐらいまではヒール履こうって買うんだけど、足にあってないとすぐ履き潰しちゃうし、安いの買っては結局お直しして・・え、高くない??みたいな負のループが続くわけです。

こうなったらとことん試着するしか・・と思って高島屋で何足か履いてたら、急に、

「あなたはかかとが細いからこの靴だったらあいますよ。左より右のほうがサイズが小さいから右には薄いソールを入れてはいてくださいね、それはすぐ入れお渡しできるんで」

という神託とともにベテラン店員さんがパンプスを持ってきました。

え?私の足ってそうだったの?たしかにおすすめパンプスだと足が前に落ちなくて安定する・・それ一瞬でわかるの??私27年間、迷走してたんですけど。

「じゃあ、本日中であれば取っておくんで」という強気の接客も印象的w
正直、デザインは可もなく不可もなく、、むしろ仕事用じゃなければ絶対選ばないかなぁ。でも神のお告げを信じてお買い上げしました。

●2人目:庶民派店員さん
また、履き潰しました。今回はローファーです。どうせ履き潰すし、と思って後悔しないお手頃価格で選んだんだけど、本当に1年ぐらいでダメになると情けなくなりますね。修理にだす価格でもないし・・・

ローファーはパンプスより履きやすいし、デザインも大きな差がないから、試着するのも絞りきれずウロウロしてたところ、「この際、気になるの全部履いちゃいましょ★」と声をかけていただきました。

で、いくつかに絞って最後迷っていたら、「仕事用だったらこちらのお安いほうでいいと思いますよ。履き潰してしまうものだし、わたしだったらあまりに高いのは選ばないですね〜」とフォローしてくれて。

店員さんやお店によっては意見の分かれる点かと思いますが、買う側の心の中では絶対に価格も天秤に載っているわけで(店員さんの前であからさまにタグ見れないとかあるし)、そうしたところを察してフォローしてくれるのってありがたいです。

大人になればなるほど「察してほしい」のコミュニケーションは成立せず、自分で相手にわかりやすく伝える義務が発生すると感じるため、こうやって先回りして声をかけてもらえるありがたさが身に染みます。


結局、最後にあれも履かせてください!と滑り込みで選んだローファーに決めました。ぶっちゃけ最終候補より高かったです。

最近読んだ『ザッポスの奇跡』に“顧客は「ものを買いに」ではなく、「そこでしか得られない体験」を求めている”という一説があったのですが、まさにその通りだなぁ、という体験でした。
普段より良い靴を買ったのですぐ履き潰すこともないだろうけど、新しい靴が必要になったらまた高島屋行きたいと思うし!そして、パンプスはかかとの細いものを探すこと!

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