信田さよ子・上間陽子『言葉を失ったあとで』
(身体接触について)
(暴力をなくすための練習)
(『プリズン・サークル』の坂上香監督、女性の範疇から外すことで許容する)
(DV加害者プログラム)
ずっと読みたかった本をやっと読めた。
生っぽい感じがする対談本で、すごくおもしろかった。
先達の知恵を自分がいま行っている支援に生かそうと、ものすごい吸収力で話を聞く上間陽子と、このひとおもしろいわー!と思いながら惜しみなく技術を渡す信田さよ子。
そのやりとりに感動するような感じがあった。
『プリズン・サークル』、今度どこかで上映していたら観に行きたい。
坂爪真吾、森岡正博の本も読んでみたいと思った。
各章の終わりに本の紹介があったので、気になったものをメモ。
『戦争とトラウマ』(中村江里)
『ブルースだってただの唄』(藤本和子)
『物語としてのケア』(野口裕二)
『環状島=トラウマの地政学』(宮地尚子)
『心的外傷と回復』(ジュディス・L・ハーマン)
『トラウマインフォームドケア』(野坂祐子)「
『トラウマによる解離からの回復』(ジェニーナ・フィッシャー)
『「いろんな人がいる」が当たり前の教室に』(原田真知子)
『オープンダイアローグとは何か』(斎藤環)
『やってみたくなるオープンダイアローグ』(斎藤環・解説、水谷緑・まんが)
『愛の労働あるいは依存とケアの正義論』(エヴァ・F・キテイ)
『生き延びるためのアディクション』(大嶋栄子)
『ルポ虐待』(杉山春)