見出し画像

【呼吸困難!?】親知らず抜歯レポート~前編~

こんにちは。しょこです。

先日、と言ってもかなり前ですが最後の親知らずを抜きました。
これまで両上あごと右下あごの親知らずを抜き、親知らず界では既にベテランと言っても過言ではない私ですが、

今 回 の は ま じ で や ば か っ た !

ネットで検索しても過去に例を見ない症状の数々、ヒットしたかと思えば重症確定な情報ばかり、ベテランの私でもさすがに不安で泣いちゃいました。ぴえん

ということで、無事に治っていくサマをレポートしたいと思います。
ものすごーく稀に私と同じ症状が出ても安心してください、きっと治りますから。

四天王最後にして最強の親知らず

最後の親知らずは歯医者さんいわく「とても難しい形」だったそうです。
事前にレントゲンで詳しく形を見てもらったところ、こんな感じで歯の根元がつながってしまいドーナツ型?になっていました。

画像1

先端がかぎ針のようにクイッと曲がっているので引っかかってしまい素直には抜けてくれないという説明を受けました。

この時は「はぁそうですか」とあまりピンと来ていなかったのですが…

当日:すぐに腫れる

手術は麻酔をしてすぐに始まり、たぶん20分くらいで終わったと思います。
手術の間は、
ゴガガガガガッ バキッ キュイーン メリメリッ バキッ
など不穏な音を立て続けていましたが、正直これまでの親知らず抜歯のときもそうだったのでそれほど怖くありませんでした。

先生が5分おきに「順調に進んでますよ~」と声をかけてくれたのでむしろリラックスして安心してたぐらい。

異変を感じたのは、すべて終わって起き上がろうとしたとき。
あごに激痛が走り起き上がることができませんでした。

「先生、起き上がるときすごく痛いんですけど大丈夫ですか…?」
先生「そうですか、痛み止め出しておくので飲んでくださいね」
「はひ…(喋れない)」

麻酔がまだ切れておらず舌や唇はしびれて感覚がほぼないのにあごだけはずーんと痛い…なぜ…

とても怖かったので、もらった鎮痛剤をそのまま病院で飲んで帰りました。

帰り道、なぜだかすごく情けない気持ちになって、(カラーつけられてる犬猫ってこんな気持ちなのかな)と思いながら5分の道のりを15分かけてトボトボ帰宅しました。

画像2

帰宅してすぐのあごの様子がこちらです。

親知らず0111

すでに腫れてます…
この日は痛みと口が開かないせいでゼリーしか食べられませんでした。
朝シャンしたので、血行が良くなりそうなことは何もせずベッドに直行。
前回右の親知らずを抜いた日は夜寝るときになっても血が止まらず朝起きたら枕が血まみれ!だったので今回は枕にタオルを敷いて寝ました。

翌日:発熱と笑えるくらいの腫れ

朝起きたらめっちゃ体がだるい…
というか何度も痛みで起きて寝られなかった…

前までこんなに辛かったっけ?と思いながら念のため熱を測ると37.8度。ばっちり発熱してました。

朝のあごがこちら。

親知らず0112_1

前日よりもかなり腫れています。
口は相変わらず開けられない(5mmくらい)し、ほっぺたの内側も腫れすぎて咀嚼もできません。
よってこの日も水とゼリーのみでした。

(抜歯しただけでなんで…ひどいっ!)と思いながらこの日から薬を飲んで寝ることしかできない日々が続きました。

夜になるとさらに腫れはひどくなり…

親知らず0112_2

外側にぼこっと腫れてますが、同じくらい内側にも腫れてます。
そして写真ではわかりませんが首も腫れて太くなりはじめました。
リンパ節のあたりが明らかにぷっくりしていて触ると痛くて…

(首まで腫れるなんてさすがにおかしくない!?)とネットでいろいろ調べたところ「化膿」してるんじゃないか…という不安がよぎりました。

腫れのピークは2,3日目とのことだったのでとりあえず翌日の様子を見て心配であれば救急歯科医院にいくことに。
(翌日は祝日でかかりつけの歯科医院はお休み)

出血は止まったみたいでしたが、念のためこの日もシャワーはお休みしました。

3日目:輪郭消滅、そして呼吸困難

朝起きたらこれ。笑

親知らず0113_2

ほっぺたの腫れと首の腫れがつながって輪郭が消滅している。笑
抜いたのは左の歯ですが、左のリンパ節だけでなくなぜか右のリンパ節まで首全体が大きく腫れてしまいました。
右はおかしいだろう…右は…
ネットで調べたら「噛み合わせの問題で筋肉が張っているのでしょう」と書いてありましたが、いやいや確実にこれはリンパだ。

首にかなりキツめにマフラーを巻いているような圧迫感があり、話すことはおろか呼吸すらしづらい、できるけどしづらい、という状況でした。
発熱もまだ続いていました。

(さすがにこれは病院に行かなきゃ!)と思いシャワーを浴びたら止まっていたはずの血がまた…出てきた…。

私死ぬの?と思いながらなんとか救急歯科医院にたどり着き診察してもらったところ、「呼吸が苦しいのは危ない」ということで点滴をしてもらうことに。
とくに点滴をしたからって楽になるわけではなかったですが、(とりあえず生きられるなら万歳や…ハハハッ…)と力なく笑い、帰宅後、泥のように眠りました。

4日目:改善しない症状たち

血が止まらない、まだ呼吸も苦しい、痛みも増した気がする、熱もまだある。

とりあえずもらった薬を飲み続けてはいるものの、あごと首の腫れは全然引きません。

救急の先生から「かかりつけの先生に診てもらって」と言われていたのでこの日も重い体を引きずり歯医者さんに。

ところがこの日の先生には口が開かないのでちゃんと見てもらえず、「化膿してるって(救急の先生からの手紙に)書いてあるけどまあ大丈夫だから」とアッサリ(ほんとかよ!?)と思っちゃうような不安が残る対応でした。
何も見てないのに何を基準に大丈夫とおっしゃるの!?泣

しかたなく(声もあまり出ないので)帰りました。

帰り道で、ちょっと買い物をしました。
3日目までは傷口を傷つけないようにと歯ブラシが届く範囲だけ歯磨きをしていましたが、もっと傷口ぎりぎりまで磨いて細菌の増殖を防がないと
治りが遅くなるのでは…!?とこんなものを買いました。

実際に買ったのはこれとは違います(もっと安かった)が、赤ちゃん用の360度歯ブラシというやつです。

なにせ口が開かないので、大人用の歯ブラシは奥まで届きません。
届いたとしてもちゃんとした向きじゃないと磨けません。

その点赤ちゃん用の歯ブラシはブラシ部分がとても小さくあごに負担をかけずに磨くことができました。
あと360度なので上の奥歯と下の奥歯を一気に磨ける。

なかなかにいい買い物でした。相変わらず血は出るけど。

続く…

この翌日、かかりつけの歯医者さんに再び行って、別の先生からとても心強い診察と説明をしてもらえました!
果たしてしょこは健康な口腔を取り戻すことができるのでしょうか。

最後に、4日目までの症状をまとめます。

画像7
画像8
画像9
画像10

後編に続きます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?