【謎の黄色いアザ】親知らず抜歯レポート~後編~
先日、と言ってもかなり前ですが最後の親知らずを抜きました。
あまりに腫れがひどく呼吸困難になった前編はこちら。
4日たっても発熱・痛み・出血などの症状が良くなるでもなく、救急歯科医院の先生からは「化膿してる」と言われ、かかりつけ歯科医院の先生からは様子もよく見ずに「化膿してない」と言われ、どっちなんだ!?と混乱状態。
後編では新たな困難に立ち向かいながらも無事に回復していく様子をレポートします。
もし私と同じ症状が出ている方がいても安心してもらえる内容になっていたらうれしいです。
5日目:あごと首全体を覆う黄色いアザ
あごと首の腫れがフェーズ2を迎えました。
首がまっ黄色!笑(宇宙人?)
左の腫れはマシになり、代わりに広範囲にわたりアザができました。
そしてなぜか抜いていない右の首(リンパ節)のほうが左よりも痛みはじめる…やっぱ化膿じゃない?これ…
救急歯科で診てもらった時と見解が違うことなども含め不安がたくさんあったので、夕方ごろ再びかかりつけの歯科医院(別の先生)に診てもらうことにしました。
この日の先生がめっちゃテキパキしてていい先生でした…
まず私の症状を聞き、口が開かない(指1本分くらい)のを見てすぐに「レントゲン撮ろう」と。
撮影された写真を見てまたすぐにいろんなグッズを持ってきて血中酸素濃度と血圧を測り始める先生。
曰く、
口が開かない(手術箇所を見られない)ので目視で化膿しているかどうかを確認することができない。
そのため、まずは「歯の抜き残しによる炎症、細菌感染」を疑いレントゲンを撮影。歯はきれいに抜けていたのでこの線はナシ。
次に「抜き残し以外による重篤な感染」を疑い血中酸素濃度を測定。指先までほぼ酸素が行き渡っているので「何かしら感染していたとしても重篤ではなく改善に向かっている」と結論づけ、
さらにダメ押しで血圧を測り、万が一具合が悪くなった時に急に倒れたりしない(血圧が正常である)ことを確認したとのこと。
お医者さんってすごい。明快。
命にかかわる症状じゃなくて改善に向かっている、ということが納得できてとても安心しました。念のため、10日分追加の抗生剤を出してもらいました。
ちなみにこの日まで食事はずっとゼリー飲料だけでしたが、5日目の夜、何かの糸がプツンと切れたたように「口が治ったら食べたいもの」をコンビニで買い漁り、口が開かないにもかかわらず果敢にハンバーグとオムそばにチャレンジしました。
4日ぶりのまともな食事でした。消しカスぐらい小さく切って食べました。
6日目:息苦しさが改善
おとなしく寝てたら一日が過ぎる、そんな日々です。
腫れの具合はというと
ピーク時(前編参照)に比べると格段に小さくなりましたが、それでもまだ腫れてます…。首とあごのアザも相変わらずです。
一方でいい変化も!
まだ全身のだるさはありますが、すこしずつ息苦しさがなくなり話せるようになってきました。
7日目:抜糸チャレンジ
歯を抜いてから1週間経ち、本来であれば抜糸の日です。
意気揚々と…いや、「ほんとに糸を抜いてもらえるのか?」と半分不安な気持ちで歯医者さんに行きました。
自分ではかなり口が開くようになってきたつもりだったのですが、
なんという悲しい判断…
その日は消毒だけして帰りました。
1週間ほぼゼリー飲料しか口にしていなかったので、長期戦になることを覚悟した私は帰り道のスーパーでカップスープと蒸しパンを大量購入し、少しでも通常の食事に近づけるようにしました。
11日目:体調の回復と迫り来る口臭
7日目から特に症状も体調も変わらずでしたが、11日目になると「なんか元気かも!動けるかも!」と思う心と体の余裕が出てきました。
1週間寝込んで一切しなかった家事、勉強、PC作業など家の中の軽めの活動をようやく再開することができました。やったー!
また喉に違和感はあるものの息苦しさはゼロになり、普通に話せるようになりました。
口の開きはまだ指1本分ほど…
どうしても食べたくなりチョコパイにチャレンジしてみたのですが、この時の私にとってチョコパイはビッグマック(?)
すべての層を一度に口に入れることがどうしてもできず、周りのチョコのコーティングをぽろぽろ落としながらちみちみ食べることしかできませんでした。無念。
それからこの日あたりから気になりだしたのが口臭…
糸が熟成されてめちゃくちゃ臭い…
こればっかりは、きっと糸を抜いてもらえるまで我慢するしかないんですよね。
外に出るときはマスク必須!
ちなみに夫には「しょこの口臭でとあるものを連想しておなか痛くなるw」って言われました。
だれがう●こや。笑
13日目:抜糸チャレンジ②
まだ口やあごに違和感は残るものの、2度目の抜歯チャレンジの日です。
指1.5本分しか口が開くようになっていなかったのですが、それでもOKとのこと。
やった!ついに念願の抜糸!!ここまで長かったよ!
ありがとう、ありがとう!!
抜糸の処置自体は、以前の右親知らずの時に比べて抜糸に時間がかかってるなぁ~という印象でした。
右の時は「ぷちんっおわり~」と一瞬でしたが、今回は5分くらいかかりました。
おそらく口が大きく開けられず通常より難しかったのかなと思います。
糸を抜いた後は、刺激されたのか少し痛みが増してしまいました。
心配になるほどではなかったので放っておきましたが、この日のうちに痛みは治まりました。
ともあれ何の問題もなく糸を抜いてもらうことができよかったです。
あとは最後にもう一度経過を診てもらうのみ!
ちなみにこの日も口の開きが足りず、チョコパイは食べられませんでした。
16日目:長めの外出が可能に
抜歯から2週間以上経ってようやく(歯医者さん以外に)外出したいと思えるほど体調が復活しましたが、体力の衰えがすごく心配…
引きこもり生活で失った体力を取り戻すため、歩いて30分ほどかかる図書館に行き、その後電車に乗り買い物にも行きました。
リハビリにしては思い切った距離の外出でしたが、特に体調を崩すこともありませんでした。
この日から、食事も刺激物を避けなるべく通常通りにしました。順調に改善に向かっています。
18日目:チョコパイが食べられる!
口が指2本分開くようになり、チョコパイにかぶりつけるようになりました!
いったん、完
こうして無事に日常生活を送れるようになりました!万歳!
が、完全に元通りかというと、実際には抜歯後21日目の今もまだ口やあごの違和感が残っています。
ただ、おそらくイレギュラーケースだったのは抜糸をするまでの腫れやアザの部分かなと思うので、これらの症状が出てきて不安になっている方にこの記事を見つけて安心してもらえたら、私の苦しみも浄化されるものと思います。
追記:2か月で完治しました。
このnoteを書いてから1か月、抜歯をしてから2か月してようやく口やあご全体の違和感がなくなりました。
最後の経過観察も無事に終え、ここから化膿する可能性はまずないだろうということでした。
想定よりかなり長い戦いになりましたが、元通りの健康を手に入れることができてよかったです。
最後に5日目以降の症状をまとめておきます。(4日まではこちら)
ここまでご覧いただいたみなさん、ありがとうございました!
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