『むき出し』

2年間待っていた兼近大樹の本の発売日が決定した。

2年前のあの日から、彼は私には到底わからないくらい悩み苦しんでいたのかもしれない。
底抜けに明るいキャラクターな彼だけに、凹んだ姿は見せず、常に強がる姿を見せてくれていた。

執筆の為の取材、と言って札幌に帰ってきた彼はどんな気持ちでいたんだろう…

死んだ事にして捨てた故郷

本当に捨てたならきっと本名での活動はしなかったと思っている。そして札幌での話は一切しなかったと思う。だけど彼は良くも悪くも自分の全てを受け入れている。
自分が過ごした幼少期、自分のしてきた言動の全て、大切な家族、全てがココにある。

本当はココはいつでも兼近大樹を暖かく迎え入れてる、私はそう感じている。それじゃなかったらEXIT channelでの再会の偶然があんなにも重ならなかったんじゃないかな?

相方に処女作を捧げてくれるコンビなんて、そうそう無いと思う。

りんたろー。さんが全て受け入れ、兼近大樹をずっと守ってくれ、大切にしてきてくれたからこそ、実現出来たとも思っている。

彼が紡ぐ言葉を全て噛み締め、全て受け止められる人間でありたい…
そして彼の言葉の通り優しい人間になりたい…

彼の本が出版されるにあたり、私が絶対に叶えたい夢…
本屋さんで自分の手に取り、レジを通して買いたい!!
その夢が叶えられるまであと3週間…

兼近大樹の夢を叶えてくれた関係者各位の皆様、本当にありがとうございます。
りんたろー。さん、かねちーのお仕事セーブにご理解頂きありがとうございます。
そして…
兼近大樹様、書いてくれてありがとう…
忙しい毎日の中の執筆活動お疲れ様でした…

(※ピース又吉さんコメント)
優しい眼差しが
純粋な言葉が
誠実な覚悟が
重要な小説を生んだ。

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