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「死なない防災」という言葉の重み

京都で大学に行っている息子のためと思って始めた防災関連の情報収集だが、いつの間にか防災のことにはまるようになりました。

情報源

情報源は主に高荷智也先生のユーチューブとVoicyです。二年間でこれほど膨大な量のコンテンツを制作しているとは驚きでした。最初の番組に遡って1.5~2倍速で視聴して2ヶ月経つのだが、まだまだ終りません(Voicyは移動中か雑用する時のみ)。まさに防災情報の宝の山と言えます。

「死なない防災」という言葉の重み

さて、防災についていろいろ学んだ結果、あることを決心しました。それは息子の住んでいるアパートの引っ越しです。

多くの人と同じように、防災について真っ先に取り組んだのが非常用持出袋と非常食の準備で、防災グッズと非常食の選定に時間を割いていました。
しかしある時、高荷先生の番組を見て心を動かされました。「モノを買ったり保険に入ることは、自分と家族の命を守る死なないための環境づくりができた次に行う」という話で、はじめて「死」と息子のことをセットで考え、「死なない防災」という言葉の重みを感じました。

そなえるTV紹介・防災対策は「死なない環境作り」から|そなえるTV(高荷智也)

引っ越しを決定した経緯

引っ越しを決定した経緯をもうすこし説明すると、まず、建物の状況について管理会社に確認し、建築確認日が1978年で、耐震改修工事もなされていないことが分かりました。鉄筋コンクリートだから大丈夫だろうとか、京都は地震が少ないとかいう意見はあったが、「そなえるラジオ」で聞いた話で本当のところを説明しました。結局、払った礼金がもったいないことや、引っ越しに余分な費用や手間がかかるという問題はあるものの、命が最優先ということで家族の合意を得て引っ越しを決めました。

当面、来年3月にアパートの契約が切れるタイミングで引っ越しすることにしています(気持ち的には早くしたいが、2年後、卒業の半年も前に契約が切れ、次の引越し先が決められるかという問題が生じる)。ハザードマップの研究と場所選びはこれからです。それまでに大地震が京都に来ないことを祈ります。

感想

5月から防災に関する情報収集を始めたが、高荷先生の番組にもっと早く出逢えばよかったというのは今の心境です。視聴には時間がかかるが、日本で生活する以上無駄にはならないと思います。タイトルイメージに無断で番組のスクリーンショットを使っています。重要なメッセージをより多くの人に知ってほしい気持ちを込めています。「防災情報を配信して、若い世代が災害で死なない世界を作る。日本人の防災リテラシーを高めて、備えと防災は日本のライフスタイルだと当たり前のように言われる世界を作っていく」ことが夢だという高荷先生にきっとお許しいただけるものと信じます。