コナンのメインストーリーまとめてみた。その10

10.バーボン編3

正体がバレてしまった安室はもう現れないだろうとコナンは思っていた。しかし安室は普通に皆の前に現れ、コナンは動揺する。

事件が起き、コナンはいつものように眠りの小五郎で解決するつもりだったが、麻酔銃を構えた瞬間を安室に気付かれてしまう。なんとかごまかし、事件を解いたコナン。

実は水無の件で、当時盗聴器を仕掛けたであろう小五郎はシェリーと繋がりがあるのでは、と組織は疑っていて、だから安室は小五郎に近づいたのだ。今回の事件によって安室は『眠りの小五郎』という探偵に興味が湧いてきたようだ。言わずもがなコナンのことである。

ある日コナンたちは、交通部の由美たちと共に事件に遭遇。事情聴取しようと現場の隣人を訪ねると、男が出迎える。彼は羽田秀吉という人で、由美の元カレだった。

羽田は由美と付き合っていた時、由美に封筒を渡し、7つ揃うまで開けないでくださいとだけ言って、それ以降連絡がなかった。呆れた由美は羽田を一方的に振ったが、羽田は今でも由美と付き合っているつもりだった。

記憶力がかなり良く、頭脳に優れる羽田と共に事件を解決したコナン。実は羽田は今をときめく将棋棋士だが、由美は彼の職業を知らなかった。例の7つの意味は将棋の7タイトルのこと、羽田は七冠王を目指しているのだ。封筒の中身は、のちに婚姻届だと判明する。

この日、コナンはジョディと神社で待ち合わせた。ジョディにベルツリー急行で起きたことを伝えるために。火傷の男が赤井じゃないことを知り気を落とすジョディ。そんな2人に、以前の銀行強盗事件の時一緒に巻き込まれたという男が話しかけてくる。数日前に火傷の男を見たと言って。

事件が起き、その男は警察の事情聴取を受けることに。コナンとジョディも捜査し、その最中ジョディは水無の事件の時に組織の一員だった楠田がコナンの携帯電話を触っていたことを思い出す。それを口に出すと、コナンに話をそらされた。

事件解決、さっきの男は犯人ではなかった。その男と話していると、男の妻である妊婦がやってくる。突然妊婦はつわりを催し、ジョディに寄りかかる。夫婦はジョディに謝り、その場を去った。

実は夫婦は安室とベルモットの変装だった。安室はジョディを見かけたのでこっそり盗聴器を仕掛け、ベルモットは妊婦のふりをして盗聴器を回収した。盗聴器のおかげで安室は意外な裏話を聞けたらしい。その後コナンも夫婦が偽物だったと分かり焦り出す。

この頃から、コナンと蘭は世良とは昔どこかで会ったことがある気がするが、思い出せずにいた。

ある日世良の話から、2人の兄がいて兄妹3人とも苗字が違う、世良は母の旧姓、上の兄は亡くなっていて、世良は彼からジークンドーを教わった、真ん中の兄はパパ似で頭キレキレ、そしてパパには金持ちの友人がいて助けて貰っている、などのことを知る。

その後、コナンは世良にわざとらしく、世良とある女の子が一緒に写った写真を見せられる。世良に妹などいないはず。コナンは不審に思い始める。

この日、世良が暮らしているホテルにコナンたちが遊びに行く。事件が起き、それを調査するコナンは、人混みの中に例の写真に写った女の子を見つけるが、すぐに見失う。

コナンは世良の部屋に盗聴器を仕掛けたが、事件解決後、盗聴器は世良とその女の子に見つかり壊されてしまう。女の子は大人びた口調で、世良に命令した。もしも彼が私のことを尋ねたらこう答えなさい、領域外の妹、だとな。後日、世良に領域外の妹と答えられたコナンはその意味が分からなかった。

ある日杯戸中央病院にやってきたコナンと小五郎は、安室と出会う。例の盗聴で楠田の存在を知った彼は、楠田のことを調べに来たのだ。

直後、近くの遊んでいる子供がゼロ！と叫び、それを聞いた安室は動揺する。自分のあだ名はゼロだったからと説明したが、コナンは何かに気付く。

そして安室はある記憶を思い出す。幼い安室は、白衣の女性にこう言われていた。もう喧嘩しちゃダメって言ったでしょう、次に怪我して来てももう手当できないよ、先生、遠くに行っちゃうから、バイバイだね、零くん。のちにその女性は灰原の母エレーナだと判明する。青山先生曰く安室の初恋がエレーナ。

最後に安室は高木刑事から、楠田の車が見つかったが、車内に大量の血が飛び散っていることを知る。拳銃によるものだと安室は理解した。