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3/2(土) 区民活動団体レベルアップ講座「団体の継承と活動の活性化」 NPO法人フュージョン長池の事例、大田区内の事例に学ぶ

3月2日(土)午前、#こらぼ大森 情報交流室主催の大田区 #区民活動団体レベルアップ講座 「#団体の継承と活動の活性化」を受講しました。講師は、NPO法人 #フュージョン長池 理事長の #田所喬 さん。25名が会場に集いました。

フュージョン長池は、#富永一夫 さんを理事長として1999年に立ち上げたNPO。八王子市立長池公園の指定管理など、『#平成狸合戦ぽんぽこ』の多摩ニュータウンを舞台に、多くの市民が就労やボランティアを通じて地域コミュニティに関わる事業を展開してきました。
区民活動団体レベルアップ講座でも富永さんには何度もお世話になっています。NPO界のカリスマといってよい存在です。

その富永さんから2016年、二代目として理事長を引き継いだのが田所さん。2013年にそれまでの仕事を退職したばかりの田所さんが、地域の会合で富永さんと出会い、翌年からフュージョン長池に参画。そのわずか2年後に理事長に就任したとのこと。
NPOを立ち上げたときから理事長の交代時期を考えていた、という富永さんが60代になったタイミングで、これから40代になる田所さんにバトンタッチしたわけです。

田所さんの経歴を伺うと、PTA会長、青少対副会長、パパ会の立ち上げなど、私と重なる部分が多くあり、共感できました。
そのバックボーンを活かして、子育て関連の事業も増やしたり、八王子市地球温暖化防止活動推進センター(クールセンター八王子)の受託、八王子市北野環境学習センター(あったかホール)の指定管理など、二代目になって事業拡大を図っています。

田所さんが「エンジンむき出しのスポーツカー」と例える富永さんから引き継いだ経験などをもとにした、引き継ぎの“肝”というお話の中で興味深かったのは、「自分の分身を探さない」「在り方は引き継いでも、やり方は引き継がない」ということです。
富永さんも、理事長を引き継いでからは、フュージョン長池の運営からは完全に身を引かれています。このあたりが、団体の継承の最大のポイントなのだろうと思いました。

大田区でも、ここ数年で、理事長が交代した2つの団体、NPO法人 #あかしろきいろ 、NPO法人 #ジェンダー平等Labota (旧・ #男女共同参画おおた )から事例紹介がありました。いずれも、理事長や理事メンバーの交代にあたっては、私も若干の関わりを持たせていただいているので、感慨深いものがありました。

質疑応答の中でも述べさせていただきましたが、後継者を確保し、事業を引き継ぐのが、団体トップの最大の役割といってもよいと思います。そのことを常に考えられるよう、今回のような講座だけでなく、役所が行う研修などでも意識づけをしていく必要があると思います。

#チクメン #一所懸命 #とことん現場主義
#あなたと共に政策実現
#大田区議会議員 #庄嶋たかひろ #庄嶋孝広

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