見出し画像

11/2(木) 第3回大田区基本構想審議会 基本理念、将来像、基本目標、実現するための方策など、全体にわたる検討 動画もご覧になれます

11月2日(木)18時~20時30分、大田区役所5階会議室にて、新たな #大田区基本構想 について話し合う、第3回 #大田区基本構想審議会 が開催されました。
 
開催の翌営業日には、YouTube「#大田区公式チャンネル」に動画がアップされています。動画をご覧になった区民の方から、説明資料が見られないとの声があることを事務局に伝えたところ、今回から2種類の動画がアップされるようになりました。事務局の努力に感謝します。ぜひご覧ください(↓)
▶動画1(会場の様子を中心にご覧になりたい方向け)
https://www.youtube.com/watch?v=NsKMfhm-HlE
▶動画2(資料を中心にご覧になりたい方向け)
https://www.youtube.com/watch?v=iN9raGtTUfE
 
また、会議資料は、下記ページでご覧になれます。
https://www.city.ota.tokyo.jp/kuseijoho/ota_plan/kihonkousou/shin_kihonkousou/shingikai/2023kihonkousou_shingikai_gaiyou.html
 
議題は大きく2つでした。
(1)基本目標及び将来像について
(2)基本理念及び実現するための方策等について
 
[基本目標について]
前回(第2回で)の検討を踏まえて修正された、下記の4つの基本目標(案)が示されました。
①未来を創り出すこどもたちが夢と希望をもって健やかに育つまち
②文化と触れあい誰もが笑顔でいきいき暮らすまち
③案1:豊かな環境が守られ、活力ある産業で発展を続けるまち
 案2:豊かな環境と産業の活力で発展を続けるまち
④安全・安心でにぎわいあふれる快適なまち
基本目標(案)に対し、私は、次のような発言をしました。
◎基本目標①の説明文に、「こどもの権利」の記述があるが、さらに、こどもの意見を尊重することを入れたい。
⇒他の委員から賛否両論があったが、賛同の声が多かった。
◎基本目標②の「触れあい」は、ひらがなの「ふれあい」の方が、含みが出る。
⇒他の委員から「触れあい」より「育み」ではないかとの意見があり、賛同。
◎基本目標③は、案1は説明的に過ぎ、案2の方が、含みがあってよい。ただし、「環境」と「産業」の両方を受けるなら、「発展」ではなく「持続可能な発展」がよい。
⇒会長、副会長から、「持続的に発展」との表現が考えられるとの整理あり。
◎基本目標④の説明文にある「水やみどりがあり、安らぎを感じられるまち」を受けて、「安全・安心」「にぎわい」「快適」に「安らぎ」を加える。
⇒会長から、「安心・安全」「安らぎ」と「安」が続くことになるとの指摘あり。
 
[将来像について]
将来像の例(案ではなく例)として、下記が示されました。
・あふれる笑顔 かがやく未来 はばたくおおた
・世界へはばたく 夢と希望にあふれたまち おおた
・笑顔でつながり みらいに羽ばたくまち おおた
・文化かおり 笑顔かがやく 希望に満ちたまち おおた
・安らぎと新たな価値を生む 笑顔あふれたまち おおた
将来像の例に対し、私は、次のような発言をしました。
◎現行の基本構想の将来像である「地域力が区民の暮らしを支え、未来へ躍動する国際都市 おおた」は、全文を諳んじることができなくても、「地域力」「国際都市」というキーワードを取り上げることで、めざすものがわかり、その実現について議論もしやすかった。「笑顔」「かがやく」「はばたく」では、めざすものがはっきりしない。もう少し意味が限定できる方がよいのではないか。
⇒将来像については、第4回審議会で具体的に検討する。
 
[基本理念について]
前回(第2回で)の検討を踏まえ、下記の3つの基本理念(案)が示されました。
①地域の輪を広げる
②多様な個性が輝く
③未来へつなげる
私は、次のような発言をしました。
◎現行の基本構想で、「地域力」とともにもう一つの柱であった「国際都市」はどのように吸収するのか。平成29(2017)年の『国際都市おおた宣言』の内容をみると、まちづくりを扱う基本目標④の分野に収まらない内容なので、全体に係るところで扱うという意味で、基本理念で触れることも必要ではないか。
 
[基本構想を実現するための方策について]
前回(第2回で)の検討を踏まえ、下記の5つの「基本構想を実現するための方策」(案)が示されました。
①基本計画の策定
②持続可能な自治体経営
③区民や地域団体、企業との連携・協働
④シティプロモーションの強化
⑤職員一人ひとりの意識・能力の向上
「基本構想を実現するための方策」という表現を、「基本構想を実現するために」「基本構想の実現に向けた自治体経営方針」に変えてはどうかとの事務局からの提案について、私は、次のような発言をしました。
◎「自治体経営方針」という、それ自体で単独の文書になりそうな大きな表現ではなく、「基本構想を実現するために」とするか、名詞で終わるなら「基本構想の実現に向けた方針」くらいでよいのではないか。
また、現行の基本構想の定義には「事業者」とあるが、「企業」と使われているとの意見について、私は、次のような発言をしました。
◎平成17(2005)年の『大田区区民協働推進条例』で「事業者」と定義したため、平成20(2008)年の現行の基本構想でも「事業者」を使ったが、平成31(2019)年の『大田区公民連携基本指針』で「企業」と使うようになっている。
 
次回、第4回審議会が11月24日(金)13時30分〜16時30分、大田区役所5階会議室にて開催されます。12月に第5回(最終回)がありますが、実質的な議論は第4回が最後になると思われます。ぜひ傍聴にお越しください。
 
#新たな大田区基本構想の策定
#チクメン #一所懸命 #とことん現場主義
#あなたと共に政策実現
#大田区議会議員 #庄嶋たかひろ #庄嶋孝広

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?