10/15(火) 大田区議会総務財政委員会 「入新井第一小学校及び大森北四丁目複合施設漏水事故調査報告書」について事務報告
10月15日(火)、大田区議会は令和6年第3回定例会が11日(金)に閉会したばかりですが、月例の常任委員会の日。所属の #総務財政委員会 に出席しました。
6月に発生した、#入新井第一小学校 と #大森北四丁目複合施設 (#スマイル大森)の竣工直前の #漏水事故 3件の報告書がまとまったことの事務報告がありました。
▶︎事故①は、給水管内の空気を抜くためのバルブを閉めたままポンプを稼働させたため、給水管内に衝撃が発生して配管接続部が外れたもので、機械設備工事受注者JVが手直し工事を行うため、バルブを閉めていたことが原因。
▶︎事故②は、排水管の配管接続部の接着が未施工にもかかわらず、ポンプを稼働させたため漏水したもので、機械設備工事受注者JVが当該配管の水圧試験の結果を「○」と報告していたことが原因。
▶︎事故③は、雨水利用貯水槽から雑用水槽に水を移送するためのポンプを稼働する際に必要となるフロートスイッチが未施工のまま、ポンプの起動スイッチが「自動」となっていたため、雑用水槽が満水となり漏水したもので、フロートスイッチの施工担当が電気設備工事と機械設備工事の受注者JVの間であいまいになってしまったことが原因の一端。ただし、誰がスイッチを入れたのかは不明。
①と②については、機械設備工事受注者JVが施工またはその過程に不備があったことを認めていますが、③については、明確な責任の所在の特定には至っていない、とのことです。
大田区が発注する工事においては、一つの建物について建築工事、電気設備工事、機械設備工事などが分離発注されていて、各受注者間での連携と情報共有が重要であるにもかかわらず、できていなかったということです。その結果、建物は漏水事故によるダメージを受けたうえ、スマイル大森のオープンは9月1日から12月1日に延期となりました(入新井第一小学校は、2学期スタートから供用開始済み)。
損害賠償については、内容と金額等を精査し、対応を進めるとのことです。
報告書は下記よりご覧になれます(↓)
https://www.city.ota.tokyo.jp/shisetsu/hall/smile_omori/smile-omori.files/oomori4tyoumefukugou.pdf
他に、大田区と #城南信用金庫 の包括連携協定の締結について、#羽田イノベーションシティ 内の #よい仕事おこしプラザ をはじめ、これまでの両者の連携を考えると協定締結が遅いと言ってよいくらいとの感想を述べつつ、協定を結婚に例えながら、プロポーズの経緯などを質問しました(これまでの連携を踏まえ、城南信金から申し出があったとのこと)。
また、#大田区立男女平等推進センター「#エセナおおた」の指定管理者のモニタリング結果については、スマイル大森内に移転することによる業務量の変化について質問しつつ(特に変化はないとのこと)、指定管理者であるNPO法人 #ジェンダー平等Labota が理事メンバーの世代交代も行いつつ、持続可能な法人となるよう努めているとの感想を述べました。
#チクメン #一所懸命 #とことん現場主義
#あなたと共に政策実現
#大田区議会議員 #庄嶋たかひろ #庄嶋孝広
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