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8/23(火) 北海道森町で地熱発電や太陽光発電など再生可能エネルギーを学ぶ視察

8月23日(火)。#大田区議会 #まちづくり環境委員会 の国内視察2日目。

函館から特急で約45分の北海道 #森町 へ。渡島半島の東の付け根、#駒ケ岳 がM字に望めるところ。

ここは、1982年に運転を開始した、北海道で唯一の地熱発電所のある場所(北海道電力 #森地熱発電所)。蒸気を送るパイプ(蒸気輸送管)がある風景が印象的です。

また、#地熱発電 は、井戸(生産井)を掘って取り出した蒸気でタービンを回して発電しますが、合わせて取り出す地熱水を使って、1983年よりトマトやキュウリなどのハウス栽培に利用しています。
地熱水そのものは硫黄分などを含む鉱水であり、スケール(湯の花)がハウスを温める管を詰まらせてしまうため、地熱水で河川からの真水を温めて利用します。そのための町有の #地熱水熱交換器 も見学しました。
厳冬期でもハウス内を15℃に保つことで、年間を通じて、農業ができるようになり、農業収入が安定し、冬場の出稼ぎに行く必要もなくなったとのことです。

日本は世界3位の地熱資源を持ちますが、地熱発電は総発電量の0.3%に過ぎません。適地の多くが国立公園内にあり、また、発電に必要な地熱を取り出すことのできる場所を掘り当てるのが難しいとされます(森地熱発電所も発電開始までに15年かかったそうです)。
大きなプロジェクトが進む #浮体式洋上風力発電 に比べると、時間やコストのかかる地熱発電が今後どのくらい進むのかは未知数のように感じました。

再生可能エネルギーつながりで、#太陽光発電 も見学しました(株式会社岩島商店 #ハピネスひまわり太陽光発電所)。#固定価格買取制度(#FIT)が始まってすぐに事業申請し、2013年に発電を開始しています。
森林になっていた8.8haの土地を切り拓き、4,512枚のパネルを設置して、想定年間発電量138万kWh、一般家庭383世帯分を供給できるとのことです(実際は、その1.3倍の発電量があり、500世帯分を供給できるそう)。
森町は、北海道の中でも日照時間の長さとパネルの冷却に適した気温のため、全国的に見ても、太陽光発電の適地とのことでした。

視察先のコーディネートとアテンドをしてくださった森町役場の皆さんに感謝です。再生可能エネルギーをテーマとする視察受入はよくあるとのことです。

最後は、森町の農産物・海産物を使ったハヤシライス「#森ライス」のお弁当と元祖 #いかめし を食べて、お腹でも視察しました😋

#チクメン  #一所懸命 #とことん現場主義
#大田区議会議員  #庄嶋たかひろ #庄嶋孝広

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