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乙武さん×落合陽一さん NewsPicks『WEEKLY OCHIAI』"身体をアップデートせよ!"を見た感想

今週の『WEEKLY OCHIAI 』では作家の乙武さんを招いて『身体をアップデートせよ!』をテーマに議論🔥

今回はTwitterでも生配信していて、それについて外出先からリツイートしたところ、なんと乙武さんからリプを頂きましたw
なので、急いで帰って番組を見ることにしましたwww

乙武さん、やさしいなぁ。。。
惚れてまうやろー!

さて本題です。

僕は、人間はそのうちサイボーグ化すると思っています。

手の中にICチップを埋め込む人が世界には既にたくさんいるし、これからは頭の中にハードディスクドライブを置くかもしれないし、眼球にカメラのズームみたいな機能を埋め込んで遠くのものを見れるかもしれないし、脳がネットに繋がり、意識だけでググることもできるかもしれない。

高城剛さんは先日の基調講演で、そういったサイボーグ化は30年以内にくると言っている未来学者を紹介していていました。

そんなこと考えながら今回の『WEEKLY OCHIAI』を見たわけだけど、番組では僕が知らない障がい者の方の話が多く紹介され、新しい発見の連続でした。

乙武さんの話で『片足を失って義足を使ってる競技者の中に、より速く走るために、もう片方の足を切断して両足とも義足にしたいと思ってる人もいる』というのがありました。

これはアスリートとして合理的な考えではあるけれど、健常者ではなかなか想像できないことですね。
僕たちは障がい者が何を考え、何を思っているのか理解しないとダメだなとも思いました。

そして健常者よりも障がい者の方が身体拡張について精神的なハードルが低いのではないかとも思いましたね。

走り幅跳びでは義足ジャンパーが健常者記録を上回ってるそうです。
シューズの開発は進んでるのに義足ジャンパーを認めないのは落合さんが言うように「眼鏡をつけて競技に出るな」と言っているのと同じことだと思いました。

んで、パラリンピックがよりスリリングで、よりエンタメ性の高いものになれば、オリンピックよりも人気が出る可能性もあるんじゃないかな?

そして乙武さんの言うように身体拡張したアスリートが増えるとオリンピックとパラリンピックの違いが分からなくなるし、さらには健常者と障がい者の違いも分からなくなるとも思いました。

『【速報】分身ロボットカフェ「DAWN」ついにオープン!障がい者が遠隔操作で接客、新しい就労支援へ』

番組でも紹介された、重度障がい者が遠隔操作した「OriHime」や、ボディシェアリング「NIN_NIN」は非常に興味深い取り組みで驚いたし、全国で普及してほしいなと。
そもそも、障がい者が障がい者を助ける「NIN_NIN」という仕組みは、僕には考えもつかなかったので衝撃的でしたね。

健常者による車椅子バスケや、認知症の方がウエイターをする「注文を間違える料理店」も面白い取り組み。
このようなエンタメ性の企画が障がい者への理解に繋がると思う。

また、『注文を間違える料理店』のようなものを社会が受け入れることによって『間違っても良い社会作り』にもなり、チャレンジ精神の向上や他人に優しい社会になるかもね。
日本社会は間違えることに敏感に、そして批判的になりすぎてるよ。
落合さんは『固定化された観点から1回脱すれば優しくなる』とも言ってました。

(↑ブラインドサッカー)

個人的には健常者によるブラインドサッカーが流行らないかと期待してます。

サッカーは単純なスポーツで老若男女が楽しめるだし、人間の感覚の中で大きな影響力を持ってる視覚を取り除いた世界は健常者にとって新体験になり、そのエンタメ性は病みつきになる可能性もあるなと。
単純にレジャーとして成功するんじゃないかな?
そうなると健常者たちは自分たちができないプレーをする障がい者アスリートに憧れを持つようになるかも。

で、話は変わって、働きすぎと言われてる日本人が障がい者のことを考える心の余裕がないのではないかとも考えました。
ワークライフバランスは労働者の精神的なゆとりを助けることになり、同時に障がい者のことを考える手助けにもなるんじゃないかな?

さて最後に、番組の中で落合さんは『東京オリンピックまでに社会ルールどころか、障がい者を支える社会設計の構築は間に合わない』と言っていました。
残念ながら、僕もそうだと思います。

障がい者の方を本当に理解するためには、健常者がより身近になるキッカケ作りが必要で、それはエンタメ性にあるんじゃないかなってのが最終的な僕の感想ですね。

おわり。

【追記】
この記事を書いた後、乙武さんがリプをくれて、記事をシェアしてくれましたw
ありがとうございます😊

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