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メルカリの本人確認(eKYC)とビットコイン購入に至るまでのフローを並べてみた

※2023年10月31日更新

こんにちは、都丸(@shoheitomaru)です。

メルコインでは、2023年3月9日よりメルカリアプリ内でビットコインを売買できるサービス提供をはじめました。

このサービスを使うためには、事前にメルカリでの本人確認を完了しておく必要があります。

そこでこの記事では、メルカリのかんたん本人確認画面とビットコイン初回売買までの流れを、スクリーンショットして一枚ずつ貼ってみました。

メルカリの本人確認導線やUIUXはお手本になると思うので、本人確認完了率や初回売買率などの転換率をKPIにしているアナリストさんやグロースハッカーさんの参考になれば幸いです。


メルカリのかんたん本人確認(eKYC)


メルカリアプリダウンロード後、アプリを開き右下の「マイページ」をタップ → ユーザーネームの下にある「本人確認する」をタップ

「同意して撮影を開始する」をタップ

"自撮り方式"で「運転免許証」を選択

参考:


「同意して次へ」をタップ

免許証の表面を撮影

免許証の裏面を撮影

撮影した画像が鮮明に写っているかを確認

免許証の厚みの撮影

厚みが写るように動かして撮影

続いて顔写真を撮影

指示に従って顔を動かす(これが結構難しい..)

撮影後、撮影した本人確認書類の記載と同じ本人情報を入力

入力後、「決定する」をタップ

「この内容で決定する」をタップ

「撮影した本人確認書類」の住所と「入力した住所」が一致していれば「一致している」を選択 → 「FATCA」と「利用目的」を確認して「上記利用目的で提出する」をタップ

ここでパスコードを作成

Face IDの設定

本人確認申請の完了

約、14時間後にPUSH通知で本人確認完了通知が届く
※なお、メールでは完了通知は届きませんでした。


メルカリでビットコインを買う方法


本人確認完了後、アプリの「マイページ」を開くと「ビットコインを買う」が追加されていたので「買う」をタップ

オンボーディング①

オンボーディング②

オンボーディング③

オンボーディング④

オンボーディング⑤

オンボーディング⑥

オンボーディング⑦

オンボーディング⑧

オンボーディング⑨

よくある質問①

よくある質問②

よくある質問③

「本サービスの申し込みへ進む」をタップ

「エラー」となってしまい、この先へ進みません

進捗報告

3月20日時点では、事前準備である「本人確認の確認」「生体認証の確認」は完了しているが、ビットコインの購入画面までは進めませんでした。


生体認証の登録完了の通知メール


本日より「メルカリ」アプリを利用のお客さまは段階的に申込み・利用が可能になります(ご利用には審査がございます)。

https://about.mercoin.com/news/20230309_bitcoin/

おそらく、私のアカウントはまだ審査を通っていないのでしょう。


Twitterで同様のエラーが発生しているケースがないか調べてみました。

メルカリさん、メルコインさん、早期解決を期待しています。

また、進展があり次第、記事を更新します。




2023年10月31日更新:本サービスの申し込み

※ここからは10月31日に撮影したスクリーンショットです。

メルカリへお問い合わせしたところ、2つのアカウントを所持していたためビットコイン取引が使えなかったようです。

片方のアカウントを削除してくれたので、これでビットコイン取引ができるようになりました。


重要事項の確認

申し込み情報の入力①

申し込み情報の入力②

初回チャート画面

300円分のBTCがもらえるキャンペーンを開催していました

キャンペーン300円分のBTCはスプレッドが引かれた金額が入金されてました。スプレッドは4円(1.3%)

BTC売却画面

売却額の確認画面

売却手続き画面

JPYの移動先選択画面

メルペイへJPYを移す画面

BTC購入画面

BTC初購入完了画面

感想と考察

  • おそらくマイナンバーカードを使った本人確認はかなり早かった。マイナンバーカードは、なりすまし対策、利便性の向上、転換率改善にも繋がるはず。マイナンバー普及率は75%を超えている。

    • 私が体験したサービスの中で最もeKYCが早かったところは「みんなの銀行」で、夜中にもかかわらず30分ほどで本人確認が承認された。

  • ビットコイン含む暗号資産の出金機能はまだないので暗号資産投資家は使わなそう。あとは、サービス維持コストが高いイメージ。

  • スプレッドをTwitterで調べたところ1%~2%との噂。

  • 一般的な暗号資産取引サービスのオンボーディングファネルはまず「日本円を入金」して、そのあとに「暗号資産の売買」に至る。この場合、入金率は相場に左右されやすい傾向にある。

    • ただ、メルカリの場合は既にウォレットに売上金が入っているかメルカリポイントが貯まっているユーザーがターゲットになると思うので、「入金率」ファネルはあまり意識せず、購入までの導線がショート。

  • 確定申告はどうするのだろう。確定申告SaaSをインテグレートできれば解決できそう。

Appendix


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