2020明治安田生命J1リーグ第14節 横浜F・マリノスVS川崎フロンターレ
はじめに
今季好調の川崎との対戦。
お互い水曜日にカップ戦と過密日程の両チーム。
直接対戦を制し勝ち点を縮められるでしょうか。
また、リーグ戦の連勝をどこまで伸ばせるか。
スタメン
◆横浜F・マリノス
・4-3-3を採用
・前節から4人入れ替え
◆川崎フロンターレ
・4-3-3を採用
・前節から7人入れ替え
突き放せず追いつかれた前半
立ち上がりは川崎のプレスがハマらず、
右サイドからのグラウンダーのクロスを受けた
マルコスがフリーでシュートを放ち早々に先制しました。
やはり先制点が大事で、先制すれば楽に試合を進められる
普通の対戦相手ならそう思うところですが、
今の川崎は違いました。
はやいところ追加点を取らないとひっくり返される、
そう思いました。
ですが、飲水タイムで川崎が守りのやり方を変えたため
攻撃がうまくいかなくなりました。
・4-3-3→4-4-2
これにより前進を阻止してきました。
そして、ラインを下げることで裏抜けさせない、
自分たちの前で受けさせ1対1に持ち込ませたように
見受けられました。
川崎の攻撃は他のチームと同じで裏のスペース、
対角を意識して狙ってきました。
対角で言えばCBや中盤から左WGに多く出ていました。
エリキがCBにプレスをかければSBが空き、
SB保持時には軽いプレスで交わされ、
そこから三笘へと出され1対1を強いられました。
SBへのコースを切りながらかつサントスと連動して
プレスをかけなければならなかったのかなと思います。
また、この三笘がとても厄介な選手で
ここのケアをやらなければならなかったと思います。
同点に追いつかれたシーンも三笘との1対1でしたが、
個人的にその前に着目してみました。
この日、畠中のインターセプトが光ってました。
しかし、失点シーンはそれが仇となったと見ました。
・脇坂へのパスを畠中がインターセプトしに出ていく
・扇原がポジションをカバー
・畠中は奪えず交わされる
・扇原がいたスペースで大島が受ける
・見方を使い三笘へ展開
勝ち点3を献上した後半の立ち上がり
ハーフタイムで川崎が先に動いてきました。
・脇坂→旗手
・レアンドロ→小林
・旗手が右WG
・家長がIH
加えてマリノスは後半試合に入りきれておらず、
簡単なトラップミスや目の前の相手にパスを連発。
2失点目は
・左SBから裏を狙ったスルーパス
・左WGはオフサイドのためスルー
・サイドに張っていた左IHが裏抜け
・折り返しを右IHが決める
このシーンゴール前に戻ったのも最終ラインのみで、
中盤は歩いていました。
ここだけ観ても試合に入れていない、気が抜けている
危機感がないのかなと感じました。
数的同数でしたが、マリノスは戻りながら、
相手に背を向けた状態での帰陣を強いられ
とても不利な状況ではあったかなと思います。
その上あのクロスは相手を誉めるべきだと感じました。
3失点目もゴール前で相手選手が横切ったのに無反応、
さすがに試合り入れてなさすぎでした。
こうなってしまえば試合は難しくなってしまいます。
川崎相手にこんなお粗末な試合、入りかたでは
勝てないなどうしようもないなと痛感しました。
おわりに
ここからどう立て直すのか、試合に入れていなかった
選手を含めどう入れ替えてくるのかどうするのか見ものです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?