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Kongo Saga参加への経緯と思い

Kongo Saga、改めてお疲れ様でした。

あんまり表では言ってなかったんですが、この大会は自分にとって多くの意味で重要であり、初めてのことが多かった大会でした。

今まで話せてなかった、僕がどういった経緯でこの大会に参加することにしたのか、どんな思いで臨んでいたのかを、せっかく全部終わったことだし話そうと思います。

ウメブラSP7終了後に、PGRを意識し参加を決意

一応説明しておくと、PGR=Panda Global Ranking=スマブラSPの世界ランキングです。

PGRの今期集計期間が12/15までということで、実質的には大きな大会で言うと期間最後の大会でした。

しかし、これだけでは参加を決める理由にはなりませんでした。なぜなら僕は11月に入るまでEvo2019の17位以外にほとんど結果を残せておらず、PGRのTop50に入る可能性が少しもなかったからです。

そんな中迎えた11月の3週間連続での大会。
カリスマ 2位
スマバト7位
ウメブラ9位

というそれなりの好成績を残すことができました。特に大きかったのがウメブラの9位で、この段階で自分がPGR認定の大会で残したポイントの高い大会が以下の通りになりました。

Evo2019 Stier※ 17位
ウメブラSP7 Atier 9位
ウメブラSP4 Atier 13位
スマバトSP9 Btier 7位
カリスマSP5 Ctier 2位

※PGRが認定する各大会の格付けのようなもの。S-Cまである

ウメブラが終わったその日の深夜に、「もしかしたらこれはKongo sagaで結果を出せばPGRに入るのでは...?」と思い、国内外問わず有力プレイヤーのポイントを粗く計算し、その次の日にAbadango、ライト、PGの中の人の3人に自分の今のPGRポイント獲得状況と、Kongo sagaで何位程度を獲得すれば入れそうかを聞きました。

結果は、3人ともほぼ同じ答えでした。「今のままだと入らなさそうだけど、Kongo sagaでTop16に入ればPGR入りする可能性が高そう」

この回答を受け、すぐに動き出しました。航空券の取得と、職場の上司への説明。特に直前に休みを取得するのは難しい仕事であるにも関わらず、受け入れてくれた上司には感謝します(その分、Saga直前の一週間がまじで忙しかったんですが...)。

そんなこともあり、行くことを本格的に考えました。

プレッシャーとか高揚感とか

Kongo sagaは多くの日本人が参加しましたが、ほとんどの人が主催からの招待かチームからの支援によって行っていました。

一方、自分は急の決定であったため、自費で行かざるを得ませんでした。

これに対して、いざ行くことを決めたものの「仕事もお金も調整して犠牲にして、何の結果も出せずに帰ってくるとなったらまじでヤバイ」というプレッシャーがかなりありました。

まだこの段階では航空券を取っていなかったため、もう少し頭を冷やして考えることにしました。

ただ、何回か考え直すうちに「初めてのPGR入りをギリギリで賭けたこの大会に、自費でリスク背負って行って結果出せるか出せないかの勝負できるのって多分今しかない」と思った瞬間に、自分が置かれている状況の面白さを感じてもう行くしかないと思いました(ギャンブル思考)。

これは行く途中も何度も頭をよぎったんですが、こうしたワクワク感とかって僕は人生で一番大事にしなきゃいけないことだと思っていて、損得勘定を超えてやった方が良いなと思う勝負とか挑戦が久しぶりにやってきたなーという感覚でした。

余談ですが、似たような大きな挑戦で言うと大学を辞めて3年経った時にふともう一度受験したら面白そうだなと思ったあの時と一緒です。こう思ったら止められないなと思った感覚も一緒でした。

そんなことで、航空券の取得とKongo sagaへのエントリーを済ませ、正式に参加することにしました。

Kongo sagaの結果と今の思い

結果としては、Top16には僅かに及ばない17位タイ。自分はTop16に入れなければもう無理だろうという気持ちでやってたので、今は可能性はなくもないけど一旦ないものとして考えています。

皮肉にも、今回は今までのどの大会よりも数字、結果だけを意識して出た大会でしたが、そんな大会で数字や結果以外のものが周りで評価されることになりました。

どちらも負けたもののSamsora、Maisterとの試合でした。世界トップクラスプレイヤー相手に良い試合ができたのは間違いありません。自分は負けた時点で何も価値を感じてないんですが、良く言ってくれる人もいて、もちろんそういう声も大事なのでありがたいと思っています。

特に、ツイートでも言いましたが発売直後からアメリカでスネークが猛威を奮い、日本のスネーク使いの筆頭だった自分が低迷していたこともあり、日本のスネークが国内外で酷く言われていました。

そんな中、今回のあの試合を見てその評価が少しでも変わったのであれば、まぁ行って良かったのかもしれないと思いました。何より一年の〆としては悪くない大会だったと思います。

また、今日アメリカのプレイヤーの知り合いを介して、「Allyが『Shogunが現状は世界最強のスネークということで間違いない』と言っていた」と聞きました。

多分ウメブラまで目を通してないんだろうから、DIOのことはあまり知らないんだろうけど、それでも嬉しかったです。やっぱり行って良かったなと思いました。

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