単体精査と状況精査と盤面精査

はじめに

最近、新規で始められたプレイヤーさんがつおい。
んで、何見て始めたとかあるんですか?と聞くと
「おさかなじんろうみました。視点はうめけんさんでよく見てます」
って聞くので
うめけんさんはすげーな!ってなってます。

定義

単体精査

単体、つまり誰かひとりを精査して、人間っぽいか、人狼っぽいかを精査すること。
私が一切しないことかつ、苦手。
んで、いっつも引っかかられる部分。
だって、僕、主観情報出さないんで…
あたりさわりのないことしか言えないんで…

状況精査

現時点で確定している情報から推測される状況に対して、精査すること。
盤面精査と異なる部分は、いわゆる個人にスポットライトを当てて、その人がこの状況で取るであろうことを推測していく部分。
単体精査と異なる部分は、発言から白黒を取るのではなく、単体が行っていることが、状況において、どのような意味合いがあるのかを見る部分。

盤面精査

人によって見え方が異なっているが、いわゆるライン精査もここに含まれる。

誰それが人狼の時、つながるのは誰。
誰それが人狼の時、つながらないのは誰。

といったような、矢印の精査。
グルーピングとかけ合わせたりしてやること。

みんなやってるけど、できてるかわからない。

何をこの記事で言いたいか

問題提起だったりするわけじゃないんだけど
うまく自分にも取り入れられるよう、全てを言語化して
読者には、他の人の精査方法を学んでもらい
自分には、やり方を考えるという自戒の意味合いも込めている。
だから、何が悪くて何が良いみたいな話ではない。
長所・短所を正確に定義してみることが、目的

単体精査

長所

・一個人に対して、白、黒をつけるため、身内切りと無縁に考えやすい。
・違和感のある発言等を拾いやすい。
・最終日に強い。
・説得を聞き入れやすい。
・挙動・表情の要素を取り入れ、無意識部分の行動まで精査しやすい
・経験を積めば積むほど、精度が上がる

短所

一度拾ってしまうと、考え直しにくい部分はある。
他の人に響きやすい要素で怪しむのが難しい。
強烈な身内切りには弱い。
なぜ?とほかの人がなりやすい部分はあるので、訝しまれる。

精査方法

・質問を個人に投げかけ、人狼っぽいかどうかを判断する。
・考えをしっかり聞いて、その考えかたの是々非々を問う
・挙動、行動、雰囲気をよく見て、ひるんだか?とかを見る。

・我流でやるなら
 想定される未来を聞いてみて、3白残しに聞こえるか
 自分なりのフローチャートを考えておいて、YES/NOで分岐する
 ただし、相手のパーソナリティをある程度把握しにかかるところから入る。

状況精査

長所

・確定情報から起点になるので、根本がぶれない。
・経験を積めば積むほど、精度が向上する。
・まっすぐな推理からスタートできる。
・白も黒も状況からつけれるので、説得、共有はしやすい。
・自身の立ち位置まで見えちゃう

短所

・単体精査の人とはなかなか合いにくい。
・経験が無いうちは、精度が低い
・逆張り狼にやられやすい。
・自身の立ち位置が悪いことを自覚すると、なかなか抵抗がしにくい。
・自分でこの状況作ったんだろとか言われると困っちゃう
・状況を把握してない人には響かない。というか、人狼視される。

精査方法

人狼が状況を作り出すものという前提なので、状況をよく見る。
手順
・起きた事象を整理する。
・起きた事象に対する灰の状況を整理する。
・そこから想定される、通常の吊位置を考える。
・それが人狼によってもたらされたものの可能性を考える。

・我流でやってるのは
 1.想定吊位置を初日に見つけておく。
 2.そこがのちのCO数によってどう変わったかを考える。
 3.吊位置のままなら、たぶん村。

って感じです。

盤面精査

盤面は正義。嘘つかない。

長所

・不変の事実をもとに組み立てるので、根本がわかりやすい。
・説明がしやすい。
・処刑位置の提示がしやすい。
・襲撃の考察がしやすい。
・比較対象が少数なので、比較による白置き等がしやすい。
・吊位置・噛み位置の操作すらある程度可能。
・縄の使い方がほぼ人狼を巻き込む手順になる。
・議論の焦点の当て方が正しそう

短所

・他人と共有できるかが実力による
・無下に吊られる人たちからヘイトを買いやすい
・単体精査とすこぶる相性が悪い
・心がない。
・外した時は大きく外す
・村のスタイルと不一致だとすごい勢いで殺される。っていうか、何言ってるかわからないって言われる。
・盤面の説明に意外と時間を取られる。

精査方法

今までの記事にしこたま書いてあるのですが
グルーピング、椅子取りゲームの容量です。

ハイブリッドを目指して

個人的理想の図

見る人物の対象の数から言って
盤面精査→状況精査→単体精査
が一番理想ですね。
大まかに見て盤面を見て、そこから状況で精査対象を細かく分けて
そこからその対象人物の単体を精査する。

これを理想としたいですが
まぁ、不要に崩れる事象が多く発生するので、そういかないでしょう。
って話ですね。

単体精査は強い

究極な話、単体精査で人狼とそれ以外を区別できる人がいるなら
2陣営戦では最強です。
ただ、我も強くなりますので、折れるところは折れてください。

状況精査は響きにくい

状況の飲み込み方が人によってそれぞれですって部分もあるし
そもそも何する日ぞ、何が良いぞをしっかり把握してくれないと、諸々理解されないことが多い。

また、経験の浅い人からしたら、何でそれが読み取れるのかがわかりにくい部分なので、難しいですね。

盤面精査は嘘つかない

盤面は嘘つかない。
この状況のこの襲撃はこういうグルーピングで…となる
ここのあたりは、ぶれない。
嘘つかない。噛み考察万歳!白置き黒置き万歳!

最後に

以上!3種の精査方法でした。
書籍とかだったら、こう、図示できるんですけどね。需要ないですし。

ま、そんな感じ!


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