強くなるコツは対局数を減らす事

こんにちは。

将棋アドバイザーのかずやです。


『将棋で強くなるためには、実践力が必要です。

そのためには、沢山対局をする必要があります。

なので、対局数をどんどん増やしましょう!!』



・・・この考え方は実は間違っています。

単純に対局数を増やすだけでは将棋は上達しません。


僕は反対に、対局数を減らす事が上達の近道だと思っています。


当然ですが、将棋が強い人は将棋に沢山時間をかけていますし、対局数もとても多いことでしょう。


しかし、対局数と強さが比例するとは思わないで下さい。


経験の浅いちびっ子に負けた経験は皆さんありますよね?(筆者も数え切れないくらいあります)


経験が浅くても、将棋で勝つことは出来ます。

さらに言うと、対局数が少なくても、強くなることは可能です。


皆さんは将棋ウォーズというアプリをご存知でしょうか?


将棋ウォーズは、短い持ち時間で将棋を簡単に楽しむ事ができるアプリです。


3分切れ負け

10分切れ負け

初めから1手10秒の秒読み

と3種類の選択肢があります。



この時、将棋ウォーズを100局やるのと、

持ち時間が30分切れたら30秒の将棋10局やるのではどちらが強くなるでしょうか??


僕は後者だと思います。

理由は簡単です。前者は思考が煮詰まっていかないからです。

まだ考えたい局面で最後までしっかりと考えられないようになると、どうしても読みが雑になってしまいます。


マラソンで言うと、体力が残っているのにゴール(将棋でいう終局)してしまうようなものです。


その状態で沢山対局をしても、強くなることは難しいと考えられます。


重要なポイントは、自分の力で考えることです。


自分がこれ以上考えられないギリギリのところまで読み進めて、

「もうここまでしか自分の実力では読めない」

まで考えられればかなり上達が早くなると思います。


将棋を始めたばかりのちびっ子は、考える時間がとても短く、将棋が終わるのが早いです。


しかし、だんだんと年月を重ねると手つきが落ち着き、一手ごとに慎重に考え、沢山の時間を使うようになります。


小学校低学年から高学年になる際に、考える時間を多く使うようになります。


将棋で強くなるためには、対局数を増やしてはいけません。


逆に対局数を減らして下さい。

その代わりに持ち時間を増やして対局を増やして集中して指すと良いと思います。

短い持ち時間の対局を多くやっても力は付きません.それだけでも分かっていただけたら嬉しいです.


今回は以上になります。


P.S 勝てる時に勝たなければ将棋では強くなれない


P.S.S ブログを最後まで見て頂いてありがとうございました。


勝てなくて当たり前、級位者から5年抜け出せなかった僕が出来た将棋上達方法をこちらからどうぞ

⥤☗将棋大局観ノートはこちら


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