必至編

こんにちは、タロウです。

今日のテーマは、必至編です。

3日前に上げたものの細分化となりますので、まだの方は3つ前の

「将棋の勉強(短期間で成果を出すには)」をご覧ください。

それでは、みていきましょう。

必至とは

まずは、基本的な必至とは、について解説していきます。

また、詰めろと必至の違いなども解説します。

まず、必至というのは、相手が何を受けようと、相手玉が必ず詰む状態の

ことを言います。つまり、相手に受けがない、ということです。

この場合は大体、二つ以上の詰み筋があり、同時に受けられない場合に

よく起こります。なので、攻める側としては、同時に攻めていくとよい

かと思います。

詰めろとは、相手が何もしなかった場合、次に相手玉が詰む状態のことを

言います。つまり、相手にはまだ受ける猶予がある、ということです。

詰めろと必至はここが大きく違います。なので、次に受けがないように

追い込むのがコツです。

必至

必至は、ただ解くだけではなく、玉の効率の良い追い方を覚えるために

利用します。こう追えば効率よく王様を詰ますことが可能である、

のようにです。詰将棋とセットでやるとよりイメージがつきやすい

と思います。詰将棋で詰みの形を覚え、必至でそれに近づける、といった

イメージです。これだけでかなり強くなれますよ。今日はこれで終わっても

いいレベルなんですが、さすがに中身がないので、もう少し付け足します。

必至に関しては、そんなに長い手数は行う必要はありません。1,3手で十分

でしょう。それでむしろイメージをつかむ。格言も生きるわけです。

「王様は包むように寄せよ」「玉は下段へ落とせ」などの意味がわかる

ことだと思います。

これもまた、逆から解く練習も忘れないでください。玉方から解くことで

自玉の状態に敏感となれるため、非常に推奨します。

詰将棋よりは難易度が高い必至問題ですが、言い換えればそれができると

あなたはかなり強くなっている、ということです。さらに言えば、

序盤でちょっと悪くしても、終盤で逆転する可能性が上がります。

自玉は詰まないように受けながら、相手玉は必至や詰めろをかけられる

ようにしておく、ということです。これを相手玉が「みえる」と

いうのですが、相手玉が見えるとそれだけで相手は自玉&敵玉のことを

考えるので、その分間違えやすかったりします。なので、相手玉に

プレッシャーをかけておくためにも、必至や詰将棋というのはやっておく

必要があります。必至や詰将棋は敵玉の急所を巧みについていくものでも

ありますので、欠かさずやりましょうね。ということで、今日はこちらで

終わりとさせていただきます。たまにはボリュームは少ない方がいいと

思いますので、ここまでとします。

また、わたしはYoutubeにて終盤力向上のための動画を配信、解説して

いますので、よろしければご視聴どうぞ!

タロウの終盤力向上委員会

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