SHODENSHA COMICS通信 2024夏号 ~それぞれの現場~
こんにちは。SHODENSHA COMICS編集部の山田です。
全国的に猛暑ですね。私は夏が苦手で、子供の頃は大好きだったので加齢による体調の変化だろうか、と考えていたのですが、よくよく思い出すと幼少期から暑さには弱く、単純に夏休みが好きだったのだと気がつきました。
さて、夏といえばイベント、すなわち”現場”ですよね!
今回は編集部員が訪れた”現場”のお話をお届けします。
上代の”現場”
今年の春先はアイドルやアーティストのライブ、音楽フェス、芸人さんのトークライブ、朗読劇など…様々な現場に行ってきました。
中でも特に印象に残っている現場がボディビルの大会です。
私自身は根っからのインドア派で筋肉とは無縁の人生を送ってきましたが、幼馴染の女友達が初めて大会に出場するということで、これは応援しに行くしかない!と未知の世界へ飛び込んできました。
会場は想像以上の盛り上がりで、特に応援席側の声量が凄まじく…!
応援する時は選手のゼッケン番号を叫んで審査員にアピールするのですが、周りの声にかき消されながら叫び続けた結果、早々に声が枯れました。
(ちなみに隣に座っている人との会話がかき消されるレベルの声量でした)
家族そろって出場する部門や応援席側の賞などもあって、来場者みんなが楽しめる大会になっていることに感動しました…。
そして友人は2部門で入賞していました!すごい!
きっと自分からは足を踏み入れることのなかった世界だと思うのですが、会場だからこそ伝わってくる熱気や一体感があって楽しかったです。下半期もいろんな現場に行ってみたいと思います!
山田の”現場”
年明けから色々と立て込んでいて、また元々予定を立てるのが苦手なこともあり、余暇は近所をうろうろするくらいでどこにも出かけていませんでした。そんな中、5月末に青山ブックセンターさんで開催された、『先生とひととせの青』2巻刊行記念トークイベント&サイン会は実に久しぶりの現場でした。
夏奈ほの先生にとっても、担当編集・上代にとっても初めてのトークイベントで、電話で相談する様子を傍らで聞きながら、緊張と意気込みをひしひしと感じました。綿密に作られたパワポの資料は前日までブラッシュアップを重ね、来場してくださる皆さんにどうしたら喜んでもらえるだろうか、ということをお二人で考え抜いていました。
当日は、連載前の設定資料や先生の仕事場のご様子、読者さんから寄せられた質問に答えたり、初公開情報も満載で大充実の時間となりました。
こういったイベントは思いのほか時間が余ったり、足りなくなったりするものですが、万全な準備をしただけあって終了予定時刻にすべての内容を語り終え、速やかにサイン会に移行する様子に勝手に感動していました。
このイベントによるものか、自分の中で何か勢いがついたようで、最近は色々な現場に行っています。会期を終えてしまいましたが、三島喜美代さんの展示が素晴らしかったです。新聞・雑誌や空き缶をモチーフにした陶芸作品が有名な方ですが、今回の展示を見るまで存じ上げませんでした。漫画雑誌を題材に扱ったものがあったり、<ゴミ>と<情報>という作品テーマが、自分にとって強く関心を持つものだったこともあり、大きな刺激をもらいました。
来月と再来月は台風クラブと折坂悠太さんのライブへ行ってきます。
それではまた。
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