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記事分類/蔵書紹介

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買ったけど読んでいない本について紹介します。本の概要、興味を持ったポイント、購入や積読の経緯など。
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#PMBOK

蔵書紹介:先制型プロジェクト・マネジメント/長尾清一

本の概要『先制型プロジェクト・マネジメント―なぜ、あなたのプロジェクトは失敗するのか』 プロジェクトマネジメントについて書かれている。PMBOKをベースにしているが、知識体系や資格取得よりも実践的な方法論について書かれているイメージがある。発行年が少し古く、クチコミの評判はまちまちのため、今から学ぶならもっと新しくて評判が堅い本を選ぶほうが良いかもしれない。 購入経緯と読書状況新卒3〜4年目の頃に仕事でプロジェクトマネジメントを学ぶために購入した。しかし会社の研修では別の教

蔵書紹介:世界一わかりやすいプロジェクト・マネジメント/G.マイケル キャンベル, サニー ベーカー

本の概要『世界一わかりやすいプロジェクト・マネジメント【第3版】』G.マイケル キャンベル (著), サニー ベーカー (著), G.Michael Campbell (原名), Sunny Baker (原名), 中嶋 秀隆 (翻訳) プロジェクトマネジメントの基本事項について入門向けに説明されている。先に紹介した『先制型プロジェクト・マネジメント』と比べると本書はPMBOKの知識エリアに準拠して丁寧に説明されており、そのぶんページ数が多くなっている。併せて読むと良いだろ

蔵書紹介:図解入門よくわかる 最新PMBOK第6版の基本/鈴木安而

本の概要『図解入門よくわかる 最新PMBOK第6版の基本』 PMBOKの翻訳者によってPMBOKについて解説されている。全体を網羅しており教科書的な使い方が想定されるが、図解入門と銘打つ割には文量がかなり多いので入門者には難しいかもしれない。PMBOKの書籍は意外と種類が少ないため、本書は貴重な存在と言える。PMP取得を目指す人が読むイメージだが、PMPを目指す人は絶対数が多くないと思うので、売れているのかは興味がある。 購入経緯と読書状況先に紹介した『先制型プロジェクト・

蔵書紹介:図解即戦力 PMBOK第6版の知識と手法がこれ1冊でしっかりわかる教科書/前田和哉

本の概要『図解即戦力 PMBOK第6版の知識と手法がこれ1冊でしっかりわかる教科書』 PMBOKの概要の解説が書かれている。章立てがプロジェクトマネジメント・プロセスの5つのプロセス群で分かれており、各テーマが見開き2ページ(たまに4ページ)に要約されているため、広く浅く理解できるようになっている。また、図表が多くて読みやすい。ただしその分、詳しい説明、具体的な活用例、試験問題が弱いので、別の教材で補う必要があると思う。 購入経緯と読書状況先に紹介した『図解入門よくわかる

蔵書紹介:プロジェクトマネジメント標準 PMBOK入門/広兼修

本の概要『プロジェクトマネジメント標準 PMBOK入門: PMBOK 第6版対応版』 プロジェクトマネジメントやPMBOKの概要が書かれている。本書はPMBOK自体の説明もあるが、どちらかと言えばPMBOKをどうやって使うかの話が多く見える。文字の量や図の使い方が自動車教習所の教本のテイストに似ている。 購入経緯と読書状況先に紹介した『図解入門よくわかる 最新PMBOK第6版の基本』『図解即戦力 PMBOK第6版の知識と手法がこれ1冊でしっかりわかる教科書』と同様に、担当プ

蔵書紹介:PMBOKはじめの一歩/飯田剛弘, 奥田智洋, 國枝善信

本の概要『PMBOKはじめの一歩 スッキリわかるプロジェクトマネジメントの基本』飯田 剛弘 (著), 奥田 智洋 (著), 國枝 善信 (著) プロジェクトマネジメントの大まかに知るための基礎知識が書かれている。半分がケーススタディで、残り半分がPMBOKの解説とQ&Aになっている。読み物の性質が強く、辞書引き的な使い方は想定しづらい。特にケーススタディは読みやすく書かれているので、プロジェクトマネジメントの入門書として使うのが良いだろう。 購入経緯と読書状況先に紹介した『

蔵書紹介:ずっと受けたかったソフトウェアエンジニアリングの授業1/鶴保征城, 駒谷昇一

本の概要『ずっと受けたかったソフトウェアエンジニアリングの授業1 増補改訂版』鶴保 征城 (著), 駒谷 昇一 (著) ソフトウェアエンジニアリングの基礎や全体像についてエンジニア向けに書かれている。本書では開発プロセス、設計手法、プロジェクトマネジメント、ITスキル標準などの説明があり、プログラミングなどの具体的な技術要素は説明していない。理想を言えばすべてのエンジニアリング関係者が読むべきではあるが、特に元請けのSIerのエンジニアが学ぶべき内容だと思う。 購入経緯と読