モ_サ__

モップライブ!サンシャイン!!~7月度月間MVM表彰~

どうもどうも。
世間は夏の甲子園で盛り上がっています。毎週末、観戦やその他の外出をしてる筆者は、なかなか落ち着いて執筆の時間をが取ることができず、しかも今月は月頭に甲子園注目選手紹介の記事を書いたので、そこで力尽きてしまいました。忙しい気はしていたのでモップの草稿は作っていたのですが、結局月の半ばになってしまい、下書き段階では「8月」と書いてしまう始末。これからはスピーディーな更新を心掛けます。

また、観戦レポートもかなり滞っています。もはや6月末の試合の内容など忘却の彼方なので、観に行った試合のナンバリングだけしておきます。

㉛6月29日 06BULLS×堺シュライクス @花園
㉜7月6日 兵庫ブルーサンダーズ×堺シュライクス @アメニスキッピー
㉝7月6日 オリックス×ソフトバンク @ほっともっとフィールド神戸
㉞7月13日 オールスターゲーム @阪神甲子園球場
㉟7月20日 郡山高校×奈良朱雀高校 @佐藤薬品スタジアム
㊱7月20日 天理高校×五條高校 @佐藤薬品スタジアム
㊲8月4日 中日×広島 @ナゴヤ球場

関西独立デビューしたり、大雨の中近本のサイクルヒットを見届けたり、高校生に向かって「下手くそ」と罵声を浴びせるお婆さんがいたりと濃ゆい観戦内容でした。

チームモップ成績

セ・リーグでは広島が調子を取り戻しています。Bイニングも最多ですが、それでいてリーグ2位のB防御率を記録しており、粘り強さを生んでいると言えるでしょう。広島は不思議とチームの浮沈とモップ成績の浮沈がリンクしていますが、打線は良いだけに、負けている場面での粘り強さ如何でチーム成績が変わってくるということでしょうか。巨人中日は相変わらずモップ成績が良いですね。しかし、巨人は後半戦から不調に陥っていますし、中日はなぜこのモップ成績でこの順位なのでしょうか。広島とは異なって、良くも悪くもモップ成績とチーム成績がリンクしません。ヤクルトはほんとにいい加減にしろ。
次にパ・リーグ。ロッテはどうしてしまったのでしょう。急激に悪化しています。やはり力の無い選手をやりくりしてその場を凌ぐのにも限界があるのでしょうか。それ以外の球団はオリックスを除けば好調でした。楽天は先月から約4点、西武にいたっては先月から約6点も良くなっています。当然、先月が酷すぎてその揺り戻しがあっただけですが。

個人モップ成績

セ・リーグでは遠藤淳志が引き続き好成績を残しています。防御率こそ悪化していますが、登板数・イニング・Mop-up pointでリーグトップは立派です。徐々にリード時の登板も増えてきています。同じ広島では菊池保則が軒並み良い数字。勝ちパターンに入ってきています。
登板数でトップタイの祖父江大輔は防御率が0点でTightenではリーグ1位。敗戦処理をさせるのは勿体ない選手ですし、中日草野球団は今すぐ祖父江さんに年俸2億払え。同じ中日からは三ツ間卓也も上位にランクイン。先発のアレが1/3回でKOされた試合にスクランブル登板して4失点を喫したことで防御率が破壊されましたが、それを除けば安定した投球をしています。肩幅の人が怒りに任せた抹消をしなくてよかった。ちなみに同じ試合で祖父江さんが4イニング投げています。
前月からの伸びという点では、まず大下佑馬が挙がります。5月にはつづい5試合登板しましたが6月は登板無し。ところがヤクルトお得意のリリーフ炎上によって一軍に帰ってきました。制球が良く、球数も少ないテンポの良い投球で非常に敗戦処理向きの投手です。誉め言葉ではないかもしれませんが。というか敗戦処理投手を2位で指名するな。藤嶋健人も復活を果たした一人です。昨年はモップアップで結果を残して先発ローテーションにも入りましたが、オフに血行障害の手術を受け、今年は出遅れていました。選手生命にも関わる手術でしたが見事に一軍のマウンドに戻ってきてくれました。これからの活躍に期待です。また、DeNAの櫻井周斗、齋藤俊輔がモップで結果を残し始めています。

続いてパ・リーグ。登板数・イニング数の1位は山田修義でした。勝ちパターンというわけではありませんが、敗戦処理でこんなに登板していたというのは少し意外でした。まあ昨年は月間18登板の日本タイ記録をマークしたような投手、させた球団なので不思議というほどでもありません。ワンポイント的に起用されることもありますが、カットボールを覚えて右打者対策が出来るようになってからは1イニングを任せていい投手になったと思います。
Tightenで山田と共に1位だったのがチェン。開幕から一貫してロングリリーフ要員です。適任だとは思いますが。ここまで毎月、悪いながらもイニングを稼いでいるという印象でしたが、7月は比較的内容も伴っていました。同じような立ち位置の佐野泰雄のほうがモップアップ感あるんですがね。
Mop-up pointの1位はなんと(失礼)斎藤佑樹。3登板しかしていませんが、それぞれ3.1回、3回、2回とロングリリーフをこなしたことでランクインしました。ショートスターターのような作戦をとるチームだからこそ、彼がこの道で復活する可能性も残されているのかもしれません。ロドリゲスも活躍していることですし。
前月から伸びた選手として挙げたいのは田浦文丸です。Twitter芸人faridyuさんが「俺が投げたら肩抜ける」と称賛したチェンジアップを武器に、5試合8イニングを投げて防御率0に抑えました。一軍戦力と言ってしまうには身体的にも技術的にも早い気がするので大事に使ってほしいですね。同じく高卒2年目の平良海馬もモップアップとして出番を得ています。お試し昇格なのかと思ったら普通に戦力として見られているっぽいんですが…
前月MVMの高橋純平は登板が減りました。抹消はされていませんし、詳しい理由は分かりません。ブランドンマンもすっかりいなくなりましたがどこに消えたのでしょうか。田中靖洋は打ち込まれてしまいました。既に自己最多の登板数を更新しており、疲れが出てきたのでしょう。

おわりに

され、いよいよ月間MVMの発表です。
栄えある受賞者は…

セ・リーグは遠藤淳志 投手、パ・リーグは山田修義 投手です!

どちらも非常に悩んだ末の選出でした。セ・リーグでは表中で言うと上から菊池ぐらいまでが今回の候補でした。内容で言えば祖父江と菊池が抜群でしたが、イニング数・回跨ぎを大事にしたいという意識があるのでこの二人は後退、大下・三ツ間・遠藤あたりは似たような数字が並びますがそのいずれでも上位の遠藤をという選考過程です。先月の記事では島内とか山口とかが取れればと言っていましたが、結局は遠藤が連続で受賞ということになりました。
パ・リーグでは斎藤のMop-up point5を評価したいところですが登板数3が引っ掛かります。チェンや佐野は回跨ぎという点で優れていますし、他の月ならMVMだったでしょう。しかし今月は山田です。山田は回跨ぎという点での上積みはありませんでしたが、今季ここまで1人しか記録していない月間10登板を達成しました。その1人は3・4月度のレグナルトで、7月はオールスターブレイクがあったことも考えると、山田の貢献度と言うか頑張りが分かるでしょう。Tightenが1位という点でも悪くない選出だと勝手に思っています。

いかがでしょうか。いつもは読みごたえを求めて文章をたくさん考えてしまうのですが、あんまり文字が多いと読む気を削ぎかねませんし、何より自分の時間が足りません。ので今回は軽めを意識しました。今後もこの方針でいきます。覚えている限りは。
ちなみに、某大学の会誌に今年もモップライブ!を寄稿予定、と言うかお願いしようと思っているので、関係者の方はご承知おきください()もしかしたら別のネタも書くかも。

それでは次回の投稿でお会いしましょう!

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