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成人したみなさんへ  残酷だけどこれが現実です。






成人のみなさん、成人おめでとう。


からはじまる文章はもう聞き飽きただろう。



それに実際僕は、見ず知らずの君たちに
対して本当に「おめでとう」という感情を持っているわけではないので、言うつもりはない。

その代わりにひとつ、僕からは
成人のみなさんが知っておくとよいであろう情報をプレゼントします。



それは

「これから先の人生、君が主役になれる機会はあと2回しかない」

ということだ。





これはどういうことか。

それを説明する前に、ふたつ質問をする。


まず、
「あなたは成人式をするにあたって何か式の準備をしたか?」

そして、
「祝ってもらえるような結果や行動をしたか?」

この二つだ。



どちらもNOと答える人がほとんどだろう。

キツい言い方になってしまうが、現実を受け止めてほしいので書きます。

成人式は何かあなたが特別努力をし、結果を残していなくても
20歳になりさえすれば勝手にどこかの誰かが準備をしてくれて、さも何かを成し遂げたかのように祝ってもらえるイベントです。




しかし、現実的な話をすると

これから先の人生、成人式のような
何の努力もせずに主役になれる人生のイベントは
多くても3つしかありません。



ますひとつめは
大学や専門学校の卒業式。
(通っている人はですが)

卒業式は4年間大学に行き続けて、規定の単位をとるという一定のノルマをこなしてはいるので、
何も努力していないというわけではないですが、
その努力の実態は、ほぼ誰でもできるノルマをこなすだけ。
しかし、誰でもできるノルマをこなすだけで
これから先褒められたり、主役になれたりすることは無くなります。

だってみんな誰でもできることなんでしょ?
となります。



そしてふたつめは結婚式です。

おそらくこれが人生の一番大きな
"努力しないでも主役になれる"イベントとなります。
これは文句なく主役になれます。

招待状さえ送れば、一定の数の人があなたのことを祝ってくれます。
さらにお金まで持ってきてくれます。

ドレスを決めるとか、会場を決めるとかいった、
"忙しいフリをする"
という世界一お金のかかる趣味まですることができます。

(誰かに価値を与えてるわけではなくて、自分のためにやってるわけだから、趣味という扱いになります。 式に関わる業者にお金払っていることが"趣味"である事の証拠)



3つめは葬式です。

これは最も簡単で、
死ねば誰か来てくれます。たぶん。
よっぽど悪い行いをしていなければ。

(僕はまだ経験してないのでよくわかりませんが)

でも実際、死んで主役になったところで本人にはなんの記憶には残らないので、これはカウントしていません。





つまり、整理すると

あなたがこの先の人生でなんの努力もせずに
主役になれるチャンスは
多くてもあと2回しかありません。

これは現実です。



だから、これから先の人生
もし、あなたが主役になって祝われたいのであれば

それ相応の"何か"を成し遂げなくてはならない。



事業を立ち上げて成功させるとか、
スペシャリストとして技術を極めるとか、
今どきなやり方でいえばYouTuberとか、

やり方は無限にある。

そして、どれくらいのレベルの主役になりたいかによって難易度も変わってくる。

例えば、世界レベルで認められて主役になるためにはそれ相応の結果が必要だし、
数十人、数百人レベルでの主役であれば
難易度はだいぶ異なってくる。


だけどどんなレベルであっても
主役になるために必要なことは

自分からなにかアクションを起こさなければいけない

ということだ。




みなと同じことをなんとなくやるだけではもう主役にはなれない。祝ってももらえない。

だから主役になりたいのであれば
主役になるにふさわしいアクションを起こせ。



君たちはまだ若い。だからやればなんだってできる。

これは事実だ。しかし、みんなきれいごとだけで肝心なことを言わない。

やればできるという言葉のウラの意味は

やらなければ何もできないまま

だということだ。



これは超あたりまえだけど、みんな理解していない。
まだ若いんだしまだ大丈夫。俺はやればできる。
そう思って行動しない人はたくさんいる。


自分がアクションを起こさないせいで主役になれないにも関わらず、
アクションを起こさない自分の現実から目を背け、
それでも主役になりたいという気持ちをこじらせ続けた結果


誰かの記憶に残りたいと人を巻き込んだ自殺をしたり、
自分の存在を間違った方向に証明すべく事件を起こしたり、

主役たちを妬んで、
ネットでぐちぐちと誰かの足を引っ張ることだけを楽しみに生きるような人間にはなってほしくない。



だから、

主役になりたいなら行動しろ。


これが、僕から成人したみなさんに送る言葉です。

悔いのない人生を。
君たちはまだ何でもできる。

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