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散歩と旅行と手帳のチャンエルを始めた話〜後編

散歩と旅行と手帳のチャンネルを始めた私、「書房」がチャンネルを作る際に考えた事の後編です。
前編は↓こちら

サブテーマを決める

前回は散歩と旅行の中でメインテーマとフォーマットを決めした。メジャーなテーマの「散歩」に大きなチャンネルが少ないようだったので、メインを「散歩」に決定しました。
これは今現在の私の生活では旅行の回数を増やせない=動画本数を安定的に供給できないというとこも関係しています。
Youtubeチャンネルで登録者を1,000人にするには幾つか押さえておかなければならないことがあります。その一つが「定期的に動画を公開する」です。週1回でも週2回でもいいのですが、毎週同じ曜日に同じ時間に公開するということが大切です。

話は逸れますが、慣れないうちは毎日投稿より週2回投稿がいい選択だと思います。方向の定まっていない低品質の動画を量産するより改善を盛り込んで丁寧で且つ熱量の高い動画を作ってことの方が視聴者さんに評価されると感じています。
私が思う登録者1,000人に向けて押さえておくべき点については今回の最後に書きます。

話を戻しまして
安定して素材を用意するために散歩をメインに据えるとして、次に決めることは「どこに撮りに行くか?」です。これもチャンネルの方向性ではありますが、全体のテーマより少し流動的で手応えなかったらすぐに変えていいので細かく調べたり分析するのではなくザックリ人気出そうだなぁ〜ぐらいで問題ないと考えました。
私が考えたサブテーマは

  • 地形(坂や階段、見晴らしのいいところなど)

  • カフェや食事

  • 名建築や変な建物

このほかにも幾つか考えましたが、あまり歴史の方向に行きたくなくのと、文房具チャンネルがすでにあってそのイメージからあまり離れたくないのもあって上記の3つとなりました。
これはもちろん、私の趣味です。チャンネルの人気を得るために好きでもないことをやっていたのでは続きません。
自分の中の好きというのは広がりがあってグラデーションになっていますよね。今回でいえば、散歩が好き、旅行が好きという中でどのあたりが自分の守備範囲で〜例えば国内旅行なのか海外旅行なのか、その中でもどこが好きか、そして持ちネタとしてどこが強いのか。さらにその中からどんな角度だったら視聴者に刺さるのかを考えたほうが楽しく続けられるのだと思います。
よく数字に取り憑かれてしまうといいますが、動画を制作しているのだから多くの人に観てもらいたいというのは当然のことで再生数の多かったネタに寄っていくのは当たり前といいますか、そうするべきです。ただ、そのネタというのは自分の好きの中から出てきていないと、熱量が少ないことが視聴者に伝わって評価は上がらないと思っています。(この辺は人によるのでしょうけどね。)

最初のネタを考える

方針が決まったので具体的なネタを決めていきます。
散歩は好きで都内をぐるぐると徘徊してはいたものの、途中で目にとまるものを楽しんでいたわけで、動画でキャッチーな感じではありませんでしたから、今までの経験がまったく役に立ちません。(土地勘だけは養われていましたけども)そこで、もうネタ本を用意して元ネタがあるということを前提に話していけばいいのではと考えました。
これは私の大好きなYoutubeチャンネル「ゆる言語学ラジオ」が採用している手法です。学術的な話を一般向けにゆるく解説するチャンネルなので参考書籍が出てくるのは当然なので「手法」と言ってしまうのは違うかもしれませんけどね。
とにかく今回の散歩チャンネルでも同じことができるのではと思いました。
ネタとしても手法としてもオリジナリティの欠片もありません。毎回自分でネタを考え出すことはとてもパワーが必要な上に実はそんなにオリジナリティがあるネタにはなっていないことが多いです。文房具チャンネルを3年更新し続けて学んだことです。
例えば同じYoutubeの旅行チャンネルの企画をそのままパクるのはいろいろな意味でダメでしょう。パクリでしょって低評価もつきやすいですし、駆け出しで本家のクオリティになるわけもありません。
しかし、オリジナルの旅行先って言われても視聴者の興味を引ける誰も動画にだしてない場所なんて無いに等しいのです。何をやってももう誰かがやっているネタなのです。
で、あるならば場所のネタかぶりは仕方ないとして切り口を変えて撮るしかないわけでして。むしろオリジナルですみたいな顔してパクるよりも本家をリスペクトしつつ自分目線で作ることがベターな選択だと思っています。

前振り長くなりましたが、今回のネタ本として用意したのは「歩いて、食べる 東京のおいしい名建築さんぽ」と「東京23区凸凹地図」でした。
「〜名建築さんぽ」はドラマにもなっていてお存じの方も多い本です。地図のほうはこの本よりスリバチ状地の本が有名ですね。
この2冊に出てくる散歩先の中で撮影可能でキャッチーなところを探します。具体的にどう決めていったかという話はさまざまな条件をすり合わせていったらということなのでここでは書きません。がスケジュールやらなんやらで決まりました。

こうしてチャンネルは進んでいきました。

こうしてスタートした散歩動画を3回撮り終えました。撮影許可の部分でだいぶ苦しくてかなりの方向修正を強いられる状況になっているのはまだまだ企画が甘かったというところでしょうか。まあ、でもこうして走り始められただけでもヨシとしましょう。

これを書いている時点での登録者は316人です。最初のショートを除いて動画5本。メインチャンネル等で宣伝しているので、よい数字になっています。ゼロからの人の参考にはならないものですが、スタート時にどう考えたかが少しでも誰かのお役に立てれば嬉しいです。

おまけ:登録者1,000人を超えるために必要なこと

1,000人を超えるために必要なことは下記とおりです。

  1. 定期的に更新する(最初は週2回ぐらいが望ましい)

  2. 明るく楽しそうにハキハキと話す。画面も明るく

  3. 毎回、改善をする

  4. 動画尺は編集して20分前後にする

この4つができれば1,000人は時間がかかったとしても超えます。
1つずつ説明しますと、
1つ目の定期更新は視聴者に信頼してもらうということです。このチャンネルは続けていく気があるのだという意思表示をして信じてもらえるようにします。次を待ってもらえる=登録してもらえるです。

2つ目、ネタよりなにより聴きやすい観やすいが大切です。できれば、マイクを用意したいし、室内であれば照明もある程度は用意したほうがいいと思います。そして、楽しさを共有すること。なんだか分からないけど楽しそうに話しているってことが重要なのだと思います。テンポよく話せれば最高で無理なら編集で間を切ってしまいましょう。ちなみに画面から目が離せないテロップオンリーは今のYoutubeでは伸びにくいなと感じています。

3つ目、毎回なんらかしら改善しましょう。サムネでも言い回しでもネタの見せ方でも。なんでもいいです。変え続けましょう。微妙に再生回数が伸びた動画があったらその動画と同じようでちょっと改善版をだしてまた伸びるか確認します。少しずつでも変えていきましょう。改善だと思って変更して改悪になっていても大丈夫。それは違うとわかることが重要なので。

4つ目、これは尺が長い方が観てもらる可能性が高いです(経験則ですけども)。ただ、20分以上話続けるのはなかなか難しいので出来る限り長めにしましょう。編集にも時間がかかるのであまり長いのも考え物ですが。それと必ず編集すること。よっぽどの実力がないとあっという間に離脱されます。

以上です。
これができていれば時間がかかったとしてもどうにかなるでしょう。
ちなみに私は1年3ヶ月で登録者1,000人になりました。遅いほうだと思います。それでも1,000人到達はできます。週2日更新で1年。100本出せれば間違いないと思います。

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