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アクション映画グランドチャンピオン大会

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私1人が独断で選ぶアクション映画の頂点を決めるお祭り
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#映画レビュー

私だけが選ぶ アクション映画 グランドチャンピオン大会 予選 1990~99年

1990年代のアクション映画界、それは、アーノルド・シュワルツェネッガー黄金期であり、シルヴェスター・スタローン暗黒時代でございましたね。 スタローンの失策が続くなか頭角を表したのが、巻き込まれ型を得意とする『泣き眉のケイジ』ことニコラス・ケイジ。『リービング・ラスベガス』で最優秀主演男優賞を受賞した彼は、演技が上手な悲哀系アクションスターとして90年代に入って人気を確立。 王道ゴリ骨格アーノルド・シュワルツェネッガーと口元哀愁系ニコラス・ケイジ。この2人を中心に90年代

私だけが選ぶ アクション映画グランドチャンピオン大会 予選 2000~2009年

2000年代、つい最近でございます。 これまで、1970~1999年までの作品を審査してきて感じた事が1つあります。それは、私の審査基準で最も重要視される部分は、激しいアクションや斬新なアクションではなく、いかに格好よくアクションシーンをこなしているか、そこが一番のポイントでございます。 ひっちゃかめっちゃかなアクションも良いですが、速やかに黙々とこなす、といったこなし系アクションの方が、どちらかといえば、時と場合にもよったりしますが、どっちが好みか、と聞かれたらこなし系

私だけが選ぶ アクション映画グランドチャンピオン大会 予選 2010~2019年

2010年代です。 今までにない猛者どもが集まってしまい、この中から選ばれた作品が歴代で一番おもしろかったアクション映画と言っても過言ではない状況に陥っています。 それじゃこれまでの予選は何だったのか、無駄だったのか、という疑問が沸いてくるのも事実。 しかし、勝負はわたくしが下駄を履くまでわからないですし、私の気分次第でどうにでもなる映画祭ですから、ハラハラドキドキが止まりませんよね。自らの興奮が自らに伝わっています。 ザ・レイドストーリーいらぬから戦いだけを存分に見せえ