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My Emptinesse / 私の空虚

空虚は誰のものでもない。
そもそも何もないのだから「私」の空虚などない。

何もないものについて考える必要もない。
考えることは苦だ。

私の中にあった燃えたぎるような魂は一体どこにいったのだろう。
気づかないほど簡単にするりとどこかに落としたのだろう。

知らないうちにするりといろいろなものを落としてしまったようだ。
そのうち心は空っぽになって、虚しさを感じることもなくなるのかな。

そのほうが楽だけど、描く私が私の空虚の周りをがんじがらめにとり巻いて私を私の空虚から守っている。

私が空虚になる前に、もう少しの間どうかほどけないで私に描かせてほしい。

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サポートありがとうございます。あなたを思い、描き続けます。