留学一ヶ月ハイライトその一

久しぶりに日本語書いた。
パソコンを開き書き始めようとしたのだが、とにかく出国以来の情報量が多すぎて到底まとめられそうもない。あらゆる体験のなかから厳選して記そうと思う。

University College London

留学生が半数以上を占める国際色豊かな大学。特に自分が所属するarts and scienceの学科はほとんどがaffiliateの留学生といっても過言ではない。
授業のセミナーにせよ、休み時間にご飯行くにせよ、寮のフラットメイトと料理するにせよ、偏りなく文字通り世界中からの学生が揃う。イギリスに住んでいるという感覚すら失うほどである。

大学生活

寮生活

寮での共同生活は初めてだったので、最初はとても緊張した。フラットメイトはとにかくtalkativeでfriendlyなメンツ揃いで、とても仲良くなった。授業もディスカッションが多いけれど、今の所フラットで料理したり食べたりしている時間が、日常会話を一番鍛えられる場面かもしれない。フラットメイトはUK出身が3人に、キプロス人が1人、シンガポール人が2人、日本人が1人(自分)といった顔ぶれ。自分は耳があまり良くないのもあって最初いろいろなアクセントを聞き取るのに結構苦労したのだけど、とにかく話しまくってゴリ押しで鍛えてたらようやくだいぶ聞き取れるようになった。

料理にそんなに自信はないのだけど、日本の調味料がとにかく天才すぎるのでそれを使って料理しとけば、だいたい美味しいって言ってもらえる笑。ロンドンはとにかく外食が恐ろしく高くてま○いので、自炊モチベが爆上がり。

課外活動

サークル(こちらではsocietyと呼ばれる)の新歓がそろそろ始まっているのだけれど、マンモス校なのもあって、とにかく規模が大きい。運動系に、学生団体に、ラインナップは東大と良く似ている印象。合気道や柔道など、武道もとても人気。自分はInternational SocietyとDebate Societyに入ろうかなと今のところ考えてる。

授業

ディスカッション(セミナー)がとにかく面白い。前述したが世界中の国から学生が集っているので、特に国際関係論を議論すると、各国のあらゆる視点からの意見が出る。新たな視点や価値観、問題の所在に気づき刺激や学びが得られるという教育的効果の観点からは、ものすごく優れた環境だと感じた。他方、教育、勉学というよりかは研究に主眼を置くのであれば、UCLのこの環境よりも、もしかすると駒場でのほうがより深く没頭できるのかもしれない。多様性があると刺激も多いが、とにかく議論が発散して同じ論点についてひたすらロジカルに深ぼっていくという議論は難しい気がなんとなくしている。駒場の国関での議論はそれはそれでそこでしか味わえないものだったのかもしれない、と感じたり。議論の中身は別の記事でも詳述したいと思う。

社交

この一ヶ月間、ひたすらパーティーが開催されてた。それも大学や大学附属の学生団体主催のものが非常に多く、そのうちの一つ(というかメイン)がナイトクラブというところに結構カルチャーショックを受けた笑

ロンドンには世界的に有名なクラブがいくつもあるらしく、毎日のようにfreshman向けのナイトクラブが開催されている。ナイトクラブ、といってもだいたいは夜中の23時、24時ごろから朝にかけての時間帯に行われることが多い。ただし、クラブ遊びの全体のプロセスはもっとずっと長い。クラブに行くとなったときの流れは以下のような感じである。

predrink(前飲み)という概念があって、だいたい寮のコモンルームorコモンキッチンで夜の20時、21時くらいから飲みパーティーが始まる。そうして22時、23時ごろになってみんなが温まってきたくらいに大学経営のバーに行き、ここでまたまたがっつり飲んで出来上がってようやく本番に向かう準備が完了するわけである。あとはクラブに千鳥足でたどり着き、ひたすら爆音の音楽の中で飲み踊り叫び狂い、、、注意すべきことがあるとすれば、シラフの状態で行ってはならないということ。

自分もpredrinkでジンをだいぶ飲んでからクラブに一度行ったことがあるのだけれど、そのとき緊張していたのもあってか、十分に酔い切れていないまま半ば冷静な頭でこのカオスなるつぼに放り込まれ、いろいろな修羅場も経験することになった。人口密度も恐ろしく高く、窒息するんじゃないかというくらい空気も悪い。たぶんもう行かない気がする笑

誕生日パーティー

先週末、友達のアメリカ人とキプロス人のbirthday partyがあった。キプロスでは、誕生日の人自身がパーティーを準備してその費用も負担するという文化があるらしい。コモンルームで開催されたその大規模なパーティーに自分も参加してきた。他方、アメリカ人の誕生日パーティーはお好み焼きレストランで5人集まって和やかにお祝いするスタイル。国の文化の問題というよりも、個人差のほうが大きいのかもしれない。sakeおいしいねっていいながら日本酒をみんなで飲んだ。とても良い思い出。

と行った感じで今日は筆を置こうと思います。正直100分の1くらいしか書ききれていないので、おいおい更新していきます。みんな元気っぽくてうれしみ



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