アンダルシア最高!

イベリア半島周遊旅行。2週間という長く、果てしない旅行をともにすることになったのは、UCLで出会った中国出身の修士一年の友人だった(彼をYと呼ぶ)。Yとは非常に話が合う。Yと旅行中語り合った話については、別の記事でゆっくりといつか書きたい。

昨日スタンステッド空港に降りたったときに、おかえりと言わんばかりにいつもどおりの寒さで迎えてくれたロンドン。それがまた、スペインとポルトガルの暖かさを印象づけた。バルセロナ空港に到着したときに汗が止まらなかったから気温確認してみたら21度あったのが信じられなかった。スペインてもはや南国なんじゃないか。特にアンダルシア地方はヤシの木や柑橘系の植物がたくさん植わっていて、自分が行ったシーズンなんかはまさにみかんやぶどうの円熟時期のようだった。アンダルシアの天然みかんジュースがたまらなくうまかったな。やすいし、Zumo de naranja(オレンジジュース)って何回頼んだか覚えてない。

てかスペイン語かわいすぎな。セビージャの広場でスペイン語のジングルベル流れてたけど、まじでかわいかった。そばにいたおじさんもテンション上がって踊りだしてたの良かったな。道端のバーでみんなすごい踊り始めるし、遠目に見てたらfriendlyに招き入れてくれるし、最高に感じの良い人たちだったな。スペインのイビサ島出身の友達が、イギリスのパーティーは本物のパーティーを知ってる人たちのパーティーじゃないって言ってたけど、いやなるほど、本物の陽キャバイブってこれか、みたいなのを漠然と感じた。

そういえば、道端でサッカーしてた子どもたちに混じって一緒にボールも蹴ってきた。トラムの駅も近くにあるし車も通るし人通りも多いし、一見結構危ないところでサッカーしてるんだけど、彼らはあまり気にせずにめいっぱいスペース使ってサッカーしてるし、大人も自分の方にボール飛んできたり、ぶつけられたりしたら、怒るとかじゃなくてむしろ一緒にミニゲームに少しだけ参加したり、おどけたように蹴り返したりする感じだった。そこになんというか、地域の大人と子供の関わり方の違いみたいなものを感じた。日本だと、公園を作って、それ以外の場所では危ないからサッカーやるな、通行人にとにかく気をつけろってなると思うんだけど、どうやらこの国は違っているような気が。あと、そばに止まってる車にもボコボコボールぶつけまくってたけど、特に気にしてなさそうだったな。スペイン人のこういうところは結構好き。いわゆる「常識」からの気持ちの良い開放をもたらしてくたりする。

あと特筆すべきは、スペインは食べ物がうまい。ポルトガルも魚介類がたまらなくうまかった。ロンドンの食べ物がいかに良くないかについて、Yとは三日三晩語り合った。

ポルトガルは言語の面でときにハードルを感じた。ホテルや空港のスタッフは英語が通じるのだが、店や観光地のスタッフは通じないことが多かった。ポルトガルの書き言葉はスペイン語から連想してだいたい理解できるものの(「出口」とか)、話し言葉(発音?)は全く違ったように聞こえ、理解が困難だった。

アルブフェイラに入った一日目のレストランで思わずGraciasといったところ、「それはSpanishじゃねえか。Obrigadoやで。Obrigado」と言われてナショナリズムを感じた。まあたしかに逆にヨーロッパから観光客が日本に来て「謝謝」って言ってたら訂正するわな。

時間になったのでではまた。続きも気が向いたら書きます。3週間の旅はまじで情報量多すぎ。そういえば今日新しくフラットメイトが一人来た。26歳でだいぶ年上だけど、めちゃ感じ良かったな〜。自分は3週間もフラットに現れなかったしインスタでいろいろ上げてたから、フラットメイトに質問攻めされる日だった笑。フラットも月日を経て酸いも甘いも共にして家族みたいな感じになってきた。これからまたロンドンの日常が始まる。Term2も頑張ろう。


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