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転職します

はじめに

これは転職エントリーです。7月末をもって、新卒として入社してから約2年間在籍したエイチームを退職します。
自分にとって大きな節目になったのと、人生のイベントを要所要所でまとめておきたいと思いこの記事を書くことにしました。
誰?という方はGitHubQiitaに自分の活動がまとまっているので、そちらを見てから本エントリーをお読みください。

TL;DR

2022年7月末をもって株式会社エイチームライフデザインを退職し、8月より株式会社カンムにお世話になります!わいわい🙌。
エイチームには2020年4月に新卒入社したため、ざっくり2年ほどの在籍期間となりました。

何をしてきたか

入社する前は、コードも全く書いてこなかった人生を歩んでおり、人差し指でタイピングをしているような状態でした。入社前も入社後も、「ポテンシャルだけはあります!!」状態で実力が皆無な自分に挑戦の機会を与え、見守ってくださったメンバーには感謝しかありません。

入社してからは、社内向け管理ツールの開発に始まり、旧エイチーム引越し侍の主力事業である引越し比較サイトの開発を1年ほど担当しました。
2021年からは新規サービスの立ち上げに関わることとなり、アーキテクチャや技術の選定・設計・開発・運用などさまざまな経験をさせていただきました。

社外での活動では、自分が触っているGoやGraphQLの技術記事を書いたり、ちょっとしたOSS活動をしたりしていました。直近の大きな活動として、GraphQLサーバのHasuraのユーザーカンファレンスに唯一の日本人として登壇しました。

未熟な英語での発表になってしまいましたが、海外カンファレンス登壇なんて滅多にない機会なので、とても良い経験になっています。

また、家庭の事情もあり、勤務はほとんど富山からのフルリモートでした。

どうしてやめるのか

  • もっとソフトウェアエンジニアとしてステップアップしたい

  • ユーザーと長く接点のあるサービスを開発したい

このようなことを考えたためです。
誤解があるといけないので補足しますが、これは在籍していたチームにいると達成ができないというわけではありません技術的にチャレンジングな環境で他と比較してもモダンな環境での開発ができましたし、本当に優秀なチームメンバーと働くことができて、日々の開発はとても、とっても楽しかったです。

それでも今回の決断をした理由は、未知のドメイン領域・技術領域で自分の実力を試したいと思ったためです。子会社間の移動も考えましたが、長くユーザーと接点のあるサービスに自分が携わることが短期的には見込めなかったことや、移動しても'比較Webメディアの開発'という枠組みは変わらず、技術的にも似たような延長線に留まりそうだという実感がもやとしてのしかかっていました。

日々の開発を楽しんでいるものの、ここ半年ほどはどこか「ユーザーと長く接点のあるサービスを開発したい」「もっとゴリゴリに、ギークに、ソフトウェアエンジニアリングしたい…!」という思いが徐々に強くなっていきました。

転職の契機

自分は積極的に転職活動をするのが苦手なので、もやがあったものの能動的に転職活動はしていませんでした。そんな折に、TwitterのDMやメール等々でオファーのお誘いをちらほらいただけるようになりました。

大体、10数社にカジュアル面談や面接をしていただきました。待遇的にも仕事内容的にもかなり良い条件を提示してくださったのですが、その中でも特に印象に残ったのがカンムでした。

カジュアル面談のお誘いをいただいた時には明確な転職意思はなかったので、「話だけでも聞いてみよう」という状態でした。そんな状態から強く興味を持つに至るきっかけになったのは、面談前にたまたま参加したGoの技術カンファレンス「Go Conference」でした。

このGo Conferenceにカンムはスポンサーとして参加しており、企業ブースで決済処理に使われている ISO 8583 のバイナリを解析していることなど、日々の開発についてざっくばらんに聞くことができました。


その後のカジュアル面談(結果的にGo Conと合わせると、2回カジュアル面談している…笑)で事業的にも技術的にもかなり面白そうなことをしているという印象を持ちました。そして、決済システム、ひいては金融ドメインに興味を持った自分は、そのまま面接へと進みます。


面接・オファー

選考は、以下の様なフローで進みました。

  • カジュアル面談(Go Con含む):2回

  • 1次〜3次面接

  • 最終面接

  • オファー

これらの情報は公開情報です

終始、「とても丁寧なオファーだ….!」という印象を受けながら選考が進みました。面接では、ほぼ全てのチームメンバーとお話しし、自分が携わったサービスのアーキテクチャや設計についてゴリゴリに議論しました。正直、ここまで深く掘り下げるのか…!と面食らったのですが、決済という複雑なシステムを一緒に作る仲間を集めているんだから、これくらいの議論ができないとダメか、そりゃそうかと納得しました。
単なる採用文脈での面接にとどまらず、自分が携わったサービスの設計について改めて深く考える機会となったことは、とても良い体験でした。

最終的に全て選考が通過し、待遇面なども確定したオファーをいただきました。その時にいただいた、一緒に働きたい理由に心がとても動かされたことが印象的です。

これから何をするのか

先日リリースした、Poolという決済×投資の新サービスの開発に携わります。

「カードを使いながら資産形成していける」というめっちゃ面白いサービスで、投資市場の多様化を目指していくという挑戦をしていきます。

技術的な面では、主にバックエンドをGoで書いたり、アプリ側をTypeScriptで書いたりしていきます。自分の経験を活かしていきたいところです。

さいごに

エンジニアとしての実力が欠片もなかった自分を拾っていただき、育ててくださったエイチームには感謝しかないです。最初は会社に還元できることが少なかったのですが、新サービスの立ち上げに携わったことなど、最終的にはちょっとでも寄与できたのかな、と思っています。

また、辞める人がこんなことを言うのはどうなんだという感じなのですが、少なくとも自分の所属していたエンジニアチームは、自信を持って他の人に入社をお薦めできる良いチームです。

エイチームのみなさま、2年間と短い間でしたが、本当にお世話になりました!!!!!!!🙏

オフィスのトイレから。お気に入りの眺め

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