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僕があなたの夢を聞きたい理由

 おはようございます。朝のひととき、いかがお過ごしですか?福井県で地域をまるごと体感できる宿「玉村屋」をやっています、ナカタニ ショーです。最近は、朝5時45分に目覚めます。そこからコーヒーを入れて、6時過ぎにはパソコンの前へ。そこでnoteを書いたり、twitterを書いたり、企画書を書いたり。コーヒーを飲みながらパソコンを打つ自分の姿に酔ってるだけかもしれませんが、こういう時間は余白を感じられて幸せなのです。

 過去に、「夢」という言葉の違和感を書いておきながら、「他者の夢を聞きたい」って、言ってることむちゃくちゃかよ。と、自分でも思います。けど、今の自分にどうしようもないのが、「夢」という言葉の適切なしっくりくる言葉への置き換えができてないこと。だから便宜上「夢」という言葉を使わざるを得ません。代わりになる素敵な言葉があったら、教えてもらえませんか?あと、他者、他人、人というのもなんか味気がないので、良い表現があったら知りたいものです。

【 夢を聞きたい理由 】

  最近、「夢を集めたい」と思って、いろんな方に話を聞かせてもらっています。なんかちょっとライターになった気分。

 夢を聞き始めたのは、もともと「夢を応援する場所」としてつくった「玉り場~夢を語る語り場~」に人を集めることができなくなったからですが、そもそもなぜ「夢」を集めたいと思ったかと言うと

☑ 将来の方向性がある方がポジティブに生きられる
 →他者に聞いてもらうことで、整理ができる。アウトプットすることで、自分の頭の中でぐるぐるしてたのが、「そっか」という気づきに変わる
☑ ポジティブな人が多い社会って満足度が高い
☑ 満足度が高いということは幸せな人が多く、正のスパイラルが回せるのではないかと思った

しかし、社会を変えるほどの大きなことはできない。だったら、自分の見える範囲の人が幸せになってくれると嬉しい。だから、その人の想っていることを応援したいと思ったのです。

子供の頃、読んだ漫画に出てきた「無限の樹形図」
「最上の名医」という漫画に出てきた言葉です。
主人公が小児科で患者の命を救おうと奮闘する物語なのですが、その中で出てくるのは「この目の前の子供の命を救ったら、この子が大きくなり、結婚し、子どもが生まれる。そうなったらその先に命が広がっていく」

今、自分の手の届く範囲の人たちに幸せが広がり、それが子どもや周りに広がれば幸せの根や、幹、枝葉が広がっていくと考えています。
そして、幸せそうな樹木には果実ができ、鳥たちや動物たちが集まる。想像しただけでもワクワクして、ほんのりと明るい場所が広がっていると思います。

【 夢が持てない社会に将来はあるのか 】

 今の時代を生きていて、社会の変化、この先が見えないことで不安になる人が多い。少し前の平成25年の調査*ですが、日本の若者(満 13 歳から満 29 歳まで)のうち、「将来に希望がある」「どちらかというと希望がある」と答えた若者は61.6%だそうです。その次に低かったのはドイツで82.4%です。そのあと80%台はフランス、韓国、イギリスと続き、スウェーデン、アメリカは90%以上の若者が将来に希望があると答えたと言うこと。
*「我が国と諸外国の若者の意識に対する調査」(平成25年度)/内閣府
 人間は、生まれた時点で「死」に向かって歩む運命を負っているので、「生きる」という道を歩かないといけない。そもそも将来なんてわからないのに希望もない道だと、足取りも重く、うつむき加減になる。そして、小さなくぼみでもつまづくかもしれない。つまづいたら、膝に怪我が出来る。ちょっとしたきっかけから負のスパイラルは始まるわけです。
 そんな人が多い社会って持続可能かな、、、もし仮に持続可能だとしても、持続したいものではなく、持続させられているということ。
 社会は、誰か1人のものではなく、そこにいる人たちでつくるもの。だからこそ、幸せな人たちがいる社会をつくりたいものです。

【 大きな夢でなくてもいい 】

 人間はひとそれぞれ。海が好きな人もいれば、山が好きな人もいる。遠くを見て歩きたい人もいれば、近くを見て歩きたい人もいる。
 「夢」っていうと崇高なイメージを持ってしまって、「そんなのない!」ってなるかもしれません。言葉を変えると「やりたいこと・すきなことはなんですか?」これなら答えられる人も増えるのではないでしょうか。
 だから夢は大きくなくていいんです。やりたいことの積み重ねが、幸せな人生をつくる。遠くに大きな目標を持ち、その手前の小さな目標を積み重ねていく人もいれば、手前の小さな目標を積み重ね、遠くの大きな目標にたどり着く人もいる。そして、振り返ったら「こういう道だったんだ」と思うかもしれません。

だから、夢は大きくなくていい。ちょっとしたことでも、あなたにとっては「大切なもの」なのだから。それを聞かせてほしいなって思っています。

そうすれば、すごく素敵な空気がある場所ができると思うから



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