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情報の選択と信憑性について

この記事では、正しい情報の選択の仕方や信憑性が低い情報に巻き込まれたりした事例などを交えて書いていきます。

正しい情報の選択の仕方

正しい情報を選択するためには、取捨選択をする力が大事になります。自分が知りたい情報を全て信じるのではなく、信憑性が高い記事を見極めることが必要になります。

NIEという学習法

先程説明した情報を取捨選択をする力を鍛える方法にNIE(newspaper in education)という学習法があります。近年、正しい情報を見極めるために小中学校や高校でも取り入れられているものです。NIEでは複数の新聞社の新聞を用意し、あらかじめ記事を読んでおき、グループで新聞社による内容の違いを話し合います。新聞には、主要な情報である動かない真実と記者の主観であるコメントなどがあり、それらの違いは他と見比べて初めて分かるものです。NIEは情報を取捨選択する技術を身につける点において、非常に有効であると言えます。

フェイクニュースの事例と対策法

まず、フェイクニュースとは事実ではない、虚偽・デタラメな内容の情報・報道の総称である。読み手が真に受けて、ソーシャルメディアなどを通じて広く拡散され、時には世論を動かしたり社会的な混乱を招いたりすること(weblio辞書引用)

まさに今、猛威を奮っている新型コロナウイルスのフェイクニュースもあります。 

1つ目は「花こう岩がコロナウイルスに効く」というものです。この真偽不明なフェイクニュースにより、フリマアプリなどで花こう岩が高値で買い取りされるなどの問題が発生しました。

2つ目は「トイレットペーパーの生産地が打撃を受けているため、近いうちに品切れになる」というものです。このフェイクニュースを信じた多くの人がトイレットペーパーを買い占める事態が発生し、品不足に陥る店が多発しました。

政治にまで影響を及ぼしたフェイクニュースの事例もありました。2016年のアメリカ大統領選挙では、特定の候補に有利なフェイクニュースが流れたことにより、投票数に影響が出たと言われています。2017年のイギリスEU離脱に関する投票もフェイクニュースの影響があったと言われています。

次に、フェイクニュースに騙されないようにするための対策について説明します。

1つ目は、気になる情報を記事の見出しだけで判断しないことです。記事の見出しには読者の関心を引くために、大袈裟に誇張されて書いてあることが多いです。なので、冷静に内容を理解することが大切になるでしょう。

2つ目は、情報を不用意に拡散しないことです。真偽不明の情報を拡散することによって、その情報がフェイクニュースであった場合に被害が拡大するので、不用意な情報の拡散はやめましょう。

まとめ

今回は情報の選択と信憑性についてまとめました。情報の選択を間違え、フェイクニュースに巻き込まれると、本当にろくなことがありません。皆さんもこの記事を参考に、正しい情報を見極められるようになりましょう!ここまで読んでいただきありがとうございました!

参考文献

https://ampmedia.jp/2020/04/09/fake-news-2/

https://www.weblio.jp/content/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9

https://leverage-share.com/study/post-2328/

https://studyhacker.net/columns/joho-shushasentaku

閲覧日 8月6日

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