見出し画像

新東三国地域防災リーダー訓練

日時:2020年11月23日 9:00〜12:00
 場所:東三国東公園
 内容:初期消火訓練・救助救出訓練
 講習指導:淀川消防署

新東三国地域防災リーダーによる実技訓練を行いました。
例年は地域全域の訓練時に実施されるのですが、今年度は感染拡大防止の観点から各町会の防災リーダーのみの少人数の訓練になりました。

画像3

はじまりにあたり、仲川新東三国地域活動協議会会長から、大阪北部地震の時は各町会の動きが全く集まってこなかった。各町会の情報連絡は大変重要、その為にも地域防災リーダーが連携して、協力体制を作っていってもらいたいとのお話がありました。

画像5

訓練想定は、下記の通り、強い地震があり、火災現場や救出現場に消防車の到着までに時間がかかる場合を想定しました。

画像1

画像2

《防災ポンプ庫点検》
 まず、東三国東公園は消防ポンプ庫と防火水槽があり、地域の初期消火の拠点であることを確認しました。中には可搬式ポンプ、搬送リヤカー、連結ホース16本という消火の備えとバール、ジャッキ、簡易担架などの救出訓練、また、装備のためのヘルメットなども保管してありました。

画像4

《初期消火訓練》
 公園の中の可搬式ポンプを使用して、公園の中の防火水槽の水を使って訓練を行いました。毎年と同様、ホースの連結方法やしまい方なども復習しました。今年度は新たに防火水槽についても詳しく説明していただけたことは大変有意義でした。

画像12

画像12

《救出搬送訓練》
 地域住民で協力して救出や搬送を行う際の注意点を教えていただき、ジャッキ、バールなどの扱いを教えていただき、毛布だけを使った搬送訓練も行いました。

画像8

画像9

《ロープ 結索訓練》
 毎年繰り返していても、なかなか習得できないロープ 傑作も、今年度はほぼマンツーマンで丁寧に教えていただきました。

画像8

《講評》
 山本淀川区長からは今年度は小学校での大規模な訓練はできなかったけれど、このような少数で地域の消防ポンプ庫や防火水槽を使ったこのような訓練の有効性を評価していただきました。

画像10

 宮本消防司令からは、大規模災害の時には、住民同士の共助力が地域を助けることにつながる。そのためのポイントは、
①火は小さいうちに消す(初期消火)
②救出と搬送は、それに携わる人のいのちにも気をつけて行う(全体を見る)
という2点だということをお話くださいました。

画像11

 コロナ禍の中で、大勢での訓練ができなかった分、地域にある消防資源の消防ポンプ庫や防火水槽についてより理解を深めることができました。丁寧にご指導くださった淀川消防署の皆さまありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?