絵描きの視点から感じた”艦これ”
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それまでのソーシャルゲーム・ブラウザゲームのイラストテイストは
「彩度高め・クリアな色彩・装飾華美・差分いっぱい」といったものが主流でした。
しかしヒットした艦これのイラストは「マットで控えめ」といった印象でした。
旧日本軍の艦船の擬人化ということで、サイバーでハイライトピカピカな感じではイメージがあまり合わなかったのかもしれません。
パズドラが流行った際には「低い頭身・アニメタッチ」といった依頼が増えました。
この業界、内容はもとより流行ったゲームのビジュアルを真似るというのが非常に多く
ヒットしたゲームのスクリーンショットから「色」だけスポイトで吸って
同じ色にしてください、なんて方針もありました。グラフィッカー時代に。
なので艦これのヒットを見て
「これは差分も少なく色も抑え目、装飾品地獄から解放される依頼が増えるはず!」
と仲間内で期待を膨らませたものです。
では実際にどんな依頼が増えたかというと
今までのテイストに「艦これみたいな装備破壊差分を加えて下さい」でした。
OH…
世の中そんなに甘くないですね!
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